東海ゴム工業は5月12日、長野県池田町の「東海ゴムの森」で植樹などの里山保全活動を実施したと発表した。
同社は2008年7月、長野県「森林(もり)の里親促進事業」の理念に賛同して池田町との間で里親契約を締結し、従業員有志らが中心となって毎年春・夏・秋の3回、「東海ゴムの森」(38ha)で植樹・間伐・枝打ち作業などに取り組んでいる。
18回目となる今回は、同社の従業員やその家族ら29名が5月10日から11日にかけて、1泊2日の日程で参加。池田町、地元自治会、森林組合などから手ほどきを受けながら、ヤマザクラの苗木を1株ずつ丁寧に植え付けた。昨年植えたヤマザクラは立派に葉をつけるなど少しずつ成長しており、活動の成果を実感することができた。また、山菜採りや田植え作業など山村ならではの生活を体験し、地元住民との交流を深めた。
同社は、美しい自然、そして限りある資源を次世代に引き継ぐ社会的使命を果たすため、継続的な活動を通じて人と自然が共存できる持続可能な社会づくりに貢献していくとしている。
2014年05月14日