沿革

 『ゴムタイムス』紙は、第二次大戦直後に発足した(株)総合通信社の産業別通信の一環として『護謨タイムス』として創刊されました。
本誌の創刊時のゴム業界は、戦後の動乱期で世情は混乱を極め、ゴム業界も物情騒然の状態でした。業界においても、ゴム産業界の動向を迅速、的確に報道する本格的ジャーナリズムの登場が渇望されており、本誌の創刊はまさに時宣を得たタイムリーなものでした。以来今日まで65年に亘り業界専門誌としてゴム産業界と共に歩んで来ました。

 昭和27年に総合通信社から分離独立して(株)護謨タイムス社としてスタート。(昭和39年ゴムタイムス社に商号変更)。引き続き『ゴムタイムス』の発行、『ゴム産業名鑑』ほか多数の刊行物、『世界ゴム事情調査団』など各種の付帯事業を実施して参りました。業界のニーズをとらえた企画は関心を呼び、業界の発展に寄与しております。

1946年(昭和21年)10月 株式会社総合通信社の産業別通信の一環として『護謨タイムス』(現在はゴムタイムス)を創刊。
1949年(昭和24年) 7月 『ゴム産業名鑑』を発刊。以後、融年で刊行。
1950年(昭和25年) 1月 神戸・三越百貨店でわが国で初めての「全国特選ゴム製品展示会」(通産省後援)を開催。引き続き大阪、名古屋、東京、仙台、札幌、京都、福岡など各地の有名デパートで「ゴム製品展示会」「ゴム・プラスチック展」を開催。
1952年(昭和27年)10月 総合通信社から独立し株式会社ゴムタイムス社を設立、『ゴムタイムス』および『ゴム産業名鑑』を引き継ぎ今日に至る。
1953年(昭和28年) 「全国優良ゴム履物コンクール」を主催、以降10数年にわたりゴム履物、ケミカルシューズの技術・品質向上と流通市場の適正化に寄与した。同コンクールは、その後、全日本ゴム履物卸商業組合連合会に実施権を委嘱、1970年まで行われた。
1956年(昭和31年)10月 ゴムタイムス創刊10周年を契機に、以降、5年ごとに業界懇親の集いとして「記念会」を開催。
1958年(昭和33年) 「'58世界貿易産業博覧会」(門司市)、にゴム・プラスチック館を建設し、ゴム・プラスチック産業界の業況を紹介。
1959年(昭和34年)10月 「世界ゴム事情調査団」を編成し、世界のゴム・プラスチック業界を視察。今日まで百数回におよぶ調査団を派遣。
1960年(昭和35年) 関東ゴム人ゴルフ大会を初めて開催。
1964年(昭和39年)1月5日 商号を「株式会社ゴムタイムス社」に変更。
同年4月 ゴム専門紙として初めて「社団法人日本専門新聞協会」に加盟。
1975年(昭和50年)10月 「週刊ゴムタイムス縮刷版」を創刊。「IRC75東京」開催に協賛して英文紙『The Rubber Times』を発刊。
1976年(昭和51年)10月 日本のゴム産業を海外へ紹介する目的で英文ゴム年鑑『Rubber Industry In Japan』を創刊。
1977年(昭和52年)11月 オールゴム人ゴルフ大会を主催。1987年11回大会まで開催。
1986年(昭和62年)10月 ゴムタイムス紙創刊40周年記念会を開催
1996年(平成 8年)10月 ゴムタイムス紙創刊50周年を迎える。
2006年(平成18年)10月 ゴムタイムス紙創刊60周年を迎える。
2013年(平成25年)11月 ホームページ制作事業を開始。
2015年(平成27年)10月 ゴムデータブック創刊。
2016年(平成28年)10月 ゴムタイムス紙創刊70周年を迎える。
2016年(平成28年)4月 技術セミナー事業を開始。
2017年(平成29年)10月 ゴムハンドブック創刊。
2018年(平成30年)9月 特化型求人事業を開始。
2019年(平成31年)1月 プラスチックガイドブック創刊。

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