ゴムタイムス社 PA・POM各社が生産拡大 能力増強や新拠点開設相次ぐ 2022年3月25日 12時 ポリアミド(PA、ナイロン樹脂)やポリアセタール(POM)を手がけるエンジニアプラスチック(エンプラ)メーカー各社がPAやPOMの生産拡大に動いている。PA・POMの需要はコロナ影響で20年
ゴムタイムス社 BASF、印で生産能力拡大 ポリアミドの需要増大に対応 2022年3月25日 10時 BASFは3月24日、市場からの高まる需要に応えるため、ウルトラミッド・ポリアミドの生産能力を拡大すると発表した。インドのグジャラート州パノーリにある生産拠点で、2022年第4四半期から増産予定。 同社パフォーマンスマテリアルズ事業本部アジア太平洋地域のシニア・バイスプレジデント、アンディ・ポス……
ゴムタイムス社 新世代のバッテリーパック開発 エボニックの硬化剤使用 2022年3月25日 10時 エボニックインダストリーズは3月24日、自動車用複合材料設計の企業コンソーシアム・ベスタロを構成するメンバーの一員として、新世代のバッテリーパック「ピュア・パフォーマンス・バッテリー」(PPB)を開発したと発表した。同社の硬化剤を使用して製造された新しいコンセプトのバッテリーシステムは、金属やCF……
ゴムタイムス社 PEEK、医療分野に的 ポリプラエボニック拡大へ 2022年3月25日 10時 ダイセル・エボニック(22年4月1日より新社名ポリプラ・エボニック)が医療や3Dプリンタ市場でPEEK(ポリエーテルエーテルケトン樹脂)の採用活動に力を入れている。PEEKとは、耐熱性、機械的強度、耐薬品性、難燃性などで高い機能を発揮する熱可塑性樹脂で、スーパーエンジニアプラスチックの一つ。エボニ……
ゴムタイムス社 発泡性ポリスチレン樹脂値上げ カネカ、キロ当たり45円 2022年3月23日 10時 カネカは3月18日、発泡性ポリスチレン樹脂(商品名「カネパール」)の販売価格について、3月22日出荷分より現行価格に対しキログラム当たり45円の値上げを実施すると発表した。 石化燃料価格の上昇に加え、ウクライナ情勢の悪化に伴って、石油化学製品の基礎原料となるナフサの国際価格は急騰している。またこれら……
ゴムタイムス社 デンカ、プラス90円キロ デンカポバールを値上げ 2022年3月23日 10時 デンカは3月18日、ポリビニルアルコールについて4月1日出荷分より価格改定すると発表した。製品名はポリビニルアルコール(デンカポバール)で 値上げ幅はプラス90 円/kg。ポリビニルアルコールは需給バランスがさらにタイトな状況となっており、弊社製品の供給も一層逼迫する状況となっている。市場への安定供給……
ゴムタイムス社 塩ビ樹脂、4月1日から値上げ 信越化学工業、キロ35円以上 2022年3月23日 9時 信越化学工業は、4月1日納入分から塩化ビニル樹脂(塩ビ)の国内向け販売価格の改定を行うこと決定した。価格改定幅は1kg当たり35円以上の値上げとなっている。同社は、今年1月より塩ビの値上げを実施したが、その後も原油、ナフサ価格はコロナ禍からの景気回復により上昇が続いている。さらにロシアのウクライナ侵……
ゴムタイムス社 太平洋塩ビ、4月1日納入から 塩ビ製品、1キロ33円値上げ 2022年3月22日 16時 大洋塩ビは3月18日、塩化ビニル樹脂について、4月1日納入分から価格改定を実施すると発表した。対象製品は塩化ビニル樹脂で、価格改定幅は現行価格からプラス33円/kg以上となっている。同社はこれまで日本国内の顧客に安定的な供給を果たすべく、生産設備・人員の合理化等あらゆる施策を講じてきた。また、昨年よ……
ゴムタイムス社 ペースト塩ビを値上げ 東ソー、+50円キロ以上 2022年3月22日 16時 東ソーは3月18日、ペースト塩ビ樹脂について4月1日納入分より価格改定を実施すると発表した。対象製品はペースト塩ビ樹脂で、価格改定幅は現行価格からプラス50円/kg以上となっている。今回の価格改定について同社は「ウクライナ情勢の悪化に伴い、原油・ナフサおよび石炭価格は鋭角的な急騰が続いており、原燃料……
ゴムタイムス社 樹脂改質剤を値上げ カネカ、4月1日出荷分より 2022年3月22日 14時 カネカは3月18日、耐衝撃性改良樹脂(カネエースB、カネエースM、カネエースFM)、加工性改良樹脂(カネエースPA)および耐熱性改良樹脂(カネカテルアロイ)の販売価格を、4月1日出荷分より値上げすると発表した。 改定する品目と改定金額は、耐衝撃性改良樹脂(カネエースB、カネエースM)が50円以上/……
ゴムタイムス社 クラレポバールなど値上げ クラレ、3月18日出荷分より 2022年3月22日 14時 クラレは3月17日、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂について、2022年3月18日出荷分より値上げすると発表した。 対象製品はポリビニルアルコール樹脂「クラレポバール」「エルバノール」、ポリビニルアルコール系樹脂「エクセバール」、ポリビニルアルコール系樹脂「モビフレックス」で、……
ゴムタイムス社 旭化成、米国企業と合意 バイオベースのPA66実用化へ 2022年3月21日 7時 旭化成は3月16日、米国のGenomaticaが現在開発中のバイオマス原料をベースにしたヘキサメチレンジアミン(HMD)(バイオHMD)に関する戦略的パートナーシップに合意したと発表した。同社は現在、化石燃料由来のHMDを原料とする耐熱性や強度・剛性に優れたエンジニアリングプラスチックであるポリア……
ゴムタイムス社 コンデンサ用OPP設備を新設 王子エフテックス、2・3倍に 2022年3月20日 10時 王子ホールディングスのグループ会社、王子エフテックスは滋賀工場(滋賀県湖南市)で電動車のモーター駆動制御用インバーターユニットのコンデンサに使用される、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)の生産設備を新設し、2024年から稼働を開始する。生産能力については、現行比2・3倍に拡大する。 電動車……
ゴムタイムス社 変成シリコーンポリマー値上げ カネカ、キロ50円以上 2022年3月18日 10時 カネカは3月17日、原料価格の高騰を受け、変成シリコーンポリマー(商品名「カネカMSポリマー」「サイリル」)の販売価格を改定すると発表した。4月1日出荷分より、現行価格に対しキログラム当たり50円以上の値上げを実施する。 同社は、昨年3度にわたり価格改定を実施したが、その後も続く石化燃料価格の上昇……
ゴムタイムス社 高機能不織布の共同開発開始 三井化学、フルステム社と 2022年3月18日 10時 三井化学は3月16日、フルステム社と幹細胞の高密度大量培養に向けた高機能不織布の共同開発を開始したと発表した。 フルステム社が開発した幹細胞高密度大量培養装置「Achieva―CS」は、幹細胞培養の足場材として不織布を用いることで幹細胞の大量培養を実現している。両社は、同社が培った高分子材料や不織……
ゴムタイムス社 カネカ、実用化技術加速 次世代型太陽電池開発で 2022年3月17日 15時 カネカは3月16日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発」の助成金交付決定を受け、高性能ペロブスカイト太陽電池の実用化技術開発を加速すると発表した。 ペロブスカイト太陽電池は、高変換効率と低製造コストとの両立が可能な次世代型太陽……
ゴムタイムス社 機能性化学品を値上げ ダウ・ケミカル 3月20日より 2022年3月17日 15時 ダウ・ケミカル日本は3月16日、アミン類、グリコールエーテル、酸、アルコール、エステル類など、機能性化学品について、3月20日納入分より値上げすると発表した。 対象製品と値上げ幅は、エタノールアミン類が50円/kg、エチレンアミン類が50円/kg、イソプロパノールアミン類が30円/kg、アルキルアルカノ……
ゴムタイムス社 三洋化成、健康経営評価 ホワイト500に4年連続 2022年3月16日 11時 三洋化成工業は3月14日、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2022(ホワイト500)」に、9日に認定されたと発表した。健康経営優良法人として、同社は4年連続での認定となる。 健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組……
ゴムタイムス社 コベストロ、35年の達成めざす 温室効果ガス排出実質ゼロ 2022年3月16日 11時 コベストロは3月15日、スコープ1およびスコープ2について、2035年までに温室効果ガス排出実質ゼロを達成することを目標としていると発表した。この目標達成に向け、同社は2030年までに自社生産(スコープ1)と外部エネルギー源(スコープ2)からの温室効果ガス排出量を60%削減し、220万tにする計画を……
ゴムタイムス社 日本触媒、AMEDへ参画 次世代核酸医薬開発を目指す 2022年3月15日 15時 日本触媒は3月14日、日本医療研究開発機構(AMED)の「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(RNA標的創薬技術開発)」の制度のもと実施される「革新的次世代核酸医薬(INGOT)」に係る研究開発について、研究開発代表者である東京医科歯科大学と再委託研究開発契約を締結したと発表した。 ……
ゴムタイムス社 塩化ビニル樹脂値上げ カネカ、1キロ30円以上 2022年3月15日 13時 カネカは3月14日、塩化ビニル樹脂の販売価格について、4月1日出荷分より現行価格に対しキログラム当たり30円以上の値上げを実施すると発表した。対象は汎用塩化ビニル樹脂のほか、塩化ビニルペースト樹脂を含む特殊塩化ビニル樹脂のすべての品種で実施する。同社は昨年3回にわたり塩化ビニル樹脂の価格改定を実施し……
ゴムタイムス社 PE・PPを追加値上げ プライムポリマーが実施 2022年3月15日 13時 プライムポリマーは3月10日、3月3日付で公表したポリエチレン・ポリプロピレンの価格改定ついて、3月22 日納入分より実施する価格改定幅を変更すると発表した。対象製品はポリエチレン(HDPE、LLDPE)、ポリプロピレン(PP)で価格改定幅は現行価格対比プラス60円/kg 以上(プラス25円/kg追加)。……
ゴムタイムス社 ポリエチレン製品値上げ 東ソー、プラス40円以上 2022年3月11日 14時 東ソーは3月10日、ポリエチレン樹脂について、4月1日納入分より価格改定を実施すると発表した。価格改定幅は現行価格から+40円/kg以上。対象製品は、ポリエチレン樹脂全製品で、低密度ポリエチレン(ペトロセン)、直鎖状低密度ポリエチレン(ニポロン―L、ニポロン―Z)、超低密度ポリエチレン(LUMITAC……
ゴムタイムス社 三洋化成ら東大で連携講座 生化学ラボシステム開発へ 2022年3月11日 9時 三洋化成工業や東京大学大学院工学系研究科、本田技術研究所、凸版印刷は「装身型生化学ラボシステム社会連携講座」を東京大学内に開設し、身体に装着し、汗などの生体試料から主にストレスや疲労などに関わる生化学情報を身体への負担が少なくかつ連続的にセンシングする「装身型生化学ラボシステム」の開発及びその実……
ゴムタイムス社 PA、PBTの生産能力拡大 BASF、マレーシアで増産 2022年3月9日 13時 BASFはマレーシア・パシルグダンの生産拠点でウルトラミッドPA(ポリアミド)とウルトラデュアーPBT(ポリブチレン・テレフタレート)の年間生産能力を5000トン拡大する。2023年第2四半期からの増産を計画している。 マレーシアジョホール州のパシルグダンにある同社の生産拠点は、1999年に建……
ゴムタイムス社 日本触媒のサステナブルSAP ISCC PLUS認証取得 2022年3月8日 10時 日本触媒は3月4日、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、ベルギー子会社NIPPON SHOKUBAI EUROPE(NSE社)で生産する高吸水性樹脂(SAP)について、国際持続可能性カーボン認証機関(ISCC)より再生可能電力を使用した苛性ソーダを原料とするサステナブルSAPの認証を取得……
ゴムタイムス社 スチレン系製品値上げ DIC、キロ17円以上 2022年3月4日 17時 DICは3月2日、ポリスチレン製品およびスチレン系製品の価格について4月1日納入分より改定すると発表した。価格改定幅はディックスチレンGPPSが17円/kg以上、ハイブランチが17円/kg以上、ディックスチレンHIPSが17円/kg以上、エラスチレンが17円/kg以上。同社は「原油価格の上昇に伴い、国産……
ゴムタイムス社 プライムポリマーが日本初 バイオマスPPを生産・出荷 2022年3月4日 10時 プライムポリマーは3月3日、三井化学の子会社である同社が、バイオマスポリプロピレンを日本で初めて商業生産・出荷したと発表した。 当該製品は、昨年12月に三井化学大阪工場(大阪府高石市)に到着したNESTE社のバイオマスナフサを利用した誘導品であり、ISCC PLUS認証に基づいたマスバランス方式……
ゴムタイムス社 再生可能アセトン原料で開発 エボニックのイソホロン製品群 2022年3月3日 11時 エボニックは3月1日、100%再生可能なアセトンを原料とする世界初の持続可能なイソホロン製品を開発したと発表した。 同社は、アセトンの新たな再利用方法を模索する中でイソホロン化学を発明して以来、世界中の工場でさまざまなイソホロンを出発原料とした製品を開発してきたが、発明から60年を経て、再び化学……
ゴムタイムス社 DIC、3月15日より値上げ フェノール、尿素メラニン樹脂 2022年3月2日 16時 DICの100%子会社であるDIC北日本ポリマは3月1日、フェノール樹脂および尿素メラミン樹脂製品の価格について、2022年3月15日納入より値上げを実施すると発表した。価格改定幅はフェノール樹脂(固形・溶液)が20~50円/kg、尿素メラミン樹脂(溶液)が15~30円/kg。 昨今、原油価格の再上昇が続……
ゴムタイムス社 PP製造設備1系列の停止決定 プライムポリマー姉崎工場 2022年3月1日 13時 プライムポリマーは2月28日、再構築の一環として、姉崎工場(千葉県市原市)のポリプロピレン製造設備1系列を2023年3月に停止すると発表した。同社は、昨年5月にポリプロピレン製造設備の新設を発表し、現在、生産体制再構築を進めている。 設備停止による同社のポリプロピレン生産能力の変動は、現状生産能……
ゴムタイムス社 GSIクレオス、連携強化 北國FHDと包括連携協定締結 2022年3月1日 13時 GSIクレオスは2月25日、北國フィナンシャルホールディングス(北國FHD)との包括的連携協定を同日に締結したと発表した。北國FHDは北國銀行のホールディングカンパニーで、2021年10月1日に持株会社体制に移行している。 これまで同社および北國FHDは、お互いを重要なパートナーと位置付け、北陸地……
ゴムタイムス社 BASF、新サービスを上市 添加剤顧客向けサポート 2022年3月1日 13時 BASFは2月28日、プラスチック添加剤を使用する顧客向けに、様々なグローバル規制への対応をサポートする新サービス「レグセレンス」を開始したと発表した。レグセレンスは、デジタルソリューションを提供しアドバイザリーサポートによって規制問題の管理を簡素化することにより、イノベーションを加速させることが……
ゴムタイムス社 東ソーら産官学協働で研究開発 NEDOの委託事業に採択 2022年3月1日 13時 東ソーは2月28日、東北大学、産業技術総合研究所、東ソー、凸版印刷、東西化学産業、恵和興業が、共同で複合プラスチックのケミカルリサイクル技術の実用化を目指した研究開発「複合プラスチックからのモノマー回収液相プロセスの開発」を2021年11月から開始したと発表した。同研究開発は、新エネルギー・産業技術……
ゴムタイムス社 帝人、富士加飾と業務提携 リサイクル炭素繊維商業化へ 2022年2月28日 13時 帝人は2月24日、リサイクル炭素繊維の商業化に向けて、富士加飾と業務提携することで合意したと発表した。 軽量で高強度の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、航空機用途や産業用途、スポーツ用途などで幅広く採用されており、燃費向上などを目的として今後も需要の高まりが予測されているが、使用済みのCF……
ゴムタイムス社 三菱ケミカル、設計に着手 バイオMMAモノマープラント 2022年2月28日 10時 三菱ケミカルと三菱ケミカルメタクリレーツは、このほど植物由来原料を使用するMMA(メチルメタクリレート)モノマーの製造技術を開発し、パイロットプラントの設計に着手したと発表した。 同社グループは、①使用済みのアクリル樹脂を回収、分解して再利用するケミカルリサイクル、②既存のMMAモノマー製造プロ……
ゴムタイムス社 住友化学、MMA事業部新設 戦略・グローバル展開一元化 2022年2月26日 8時 住友化学は2月25日、4月1日付でMMA(メチルメタクリレート)モノマーおよびアクリル樹脂(PMMA、ポリメチルメタクリレート)事業の強化に向け、戦略策定とグローバル展開を一元的に行うMMA事業部を新設すると発表した。 MMAモノマーは主にアクリル樹脂の原料として用いられるほか、塗料、コーティング……
ゴムタイムス社 デュラビオ 文房具で初採用 三菱ケミ、アクロボールに 2022年2月25日 23時 三菱ケミカルは2月25日、同社のバイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」がパイロットコーポレーションのボールペン「アクロボールTシリーズ バイオマスプラスチック」「フリクションボールノック05 バイオマスプラスチック」の本体部品(後軸)に採用されたと発表した。なお、同商品は2月3日より、パイロ……
ゴムタイムス社 小型コネクタに搭載 BASFのウルトラデュアー 2022年2月25日 17時 BASFはドイツのMDエレクトロニック社が、同社のポリブチレンテレフタレート(PBT)「ウルトラデュアー」を用いた高速データ転送が可能な小型のコネクターシステムを新開発したと発表した。 自動車は進化を続けており、パワートレインの代替や自動運転、持続可能性に対する要望が、自動車のデザインと運転方……
ゴムタイムス社 昭和電工が価格改定 不飽和ポリエステル樹脂など 2022年2月25日 9時 昭和電工は2月21日、不飽和ポリエステル樹脂「リゴラック」およびビニルエステル樹脂「リポキシ」の販売価格について、2022年3月11日出荷分より引き上げることを決定したと発表した。 対象製品と値上げ幅は、不飽和ポリエステル樹脂「リゴラック」が33円/kg以上、「リゴラックBMC」が25円/kg以上、「……
ゴムタイムス社 帝人、炭素繊維織物を新開発 産業用やスポーツ用に販売 2022年2月18日 11時 帝人は2月17日、優れた強度安定性と高いコスト効率を実現した炭素繊維織物を開発したと発表した。今後、産業用途やスポーツ用途に向けて販売を開始する。 軽量性と強度に優れる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、航空機用途、産業用途、スポーツ用途などにおいてパフォーマンスの向上を目的に幅広く採用され……
ゴムタイムス社 帝人、ラインナップ大幅拡充 炭素繊維熱可塑性プリプレグ 2022年2月18日 11時 帝人は2月16日、既存の炭素繊維中間材料製品に、新たに3種類の熱可塑性樹脂を使用した新製品を開発したと発表した。これにより、熱可塑性樹脂を用いた炭素繊維プリプレグの製品ラインアップが大幅に拡充されることになる。同社は、熱可塑性樹脂を用いた量産性に優れる炭素繊維プリプレグの展開を拡大している。 今……
ゴムタイムス社 SABIC、東風と共同開発 トラック搭載用プラ複合材 2022年2月17日 18時 SABICは2月15日、中国最大級のトラック製造企業である東風汽車と共同でトラック搭載用ツールボックスの製造に向けてプラスチック複合材を用いたハイブリッドソリューションを開発したと発表した。 同ツールボックスには、同社のガラス長繊維強化ポリプロピレン(PP)であるSTAMAX樹脂と、連続ガラス繊……
ゴムタイムス社 帝人、中国のEV市場強化 自動車向けコンポジット拡大 2022年2月16日 9時 帝人グループで自動車向け複合成形材料事業を展開する米国のテイジン・オートモーティブ・テクノロジーズ(TAT)は、中国第2工場として常州市に新設した自動車向けコンポジット製品の生産拠点が22年1月から商業生産を開始したのに続き、23年夏に中国第3工場を瀋陽市に新設すると発表した。TATは、中国で201……
ゴムタイムス社 エンプラ事業を再編 三菱ケミカルと三菱ガス化学 2022年2月11日 9時 三菱ケミカルは、エンジニアリングプラスチックス(エンプラ)事業の再編を実施する。同事業強化に向け、三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)の一部株式を2023年4月3日付で三菱ガス化学に譲渡すると同時にMEP事業の一部を吸収分割により取り込むことを2月8日に発表した。 三菱ケミカルグループ……
ゴムタイムス社 クラレポバールなど値上げ クラレ、2月14日出荷分より 2022年2月10日 16時 クラレは2月10日、ポリビニルアルコール樹脂(クラレポバール、エルバノール)、ポリビニルアルコール系樹脂(エクセバール、モビフレックス)について、2 月14 日出荷分より、値上げすると発表した。 改定幅は日本は80 円/kg、アジアパシフィック 0・80US$/kg、北米、南米0・80US$/kg、中東、アフ……
ゴムタイムス社 社内複業制度トライアル開始 三洋化成、働きがい向上めざす 2022年2月9日 13時 三洋化成工業は2月7日、従業員の働きがいやモチベーションの向上につながる施策として、社内複業制度のトライアル運用を開始したと発表した。同社は、従業員一人ひとりが高いモチベーションのもと、常に新しいことに挑戦し、従業員のポテンシャルを最大限に引き出せる「ワクワクする会社」を作り上げ、さらなる企業価……
ゴムタイムス社 生分解性ポリマー大型増強 カネカ、150億円を投資 2022年2月8日 11時 カネカは2月7日、「カネカ生分解性ポリマー グリーンプラネット」(グリーンプラネット)の大型能力増強を決定したと発表した。同社の高砂工業所内に増強する。2024年1月の稼働を予定し、投資額は約150億円、生産能力は1万5000t/年(既存設備5000t/年と合わせ年2万t /年)。 グリーンプラ……
ゴムタイムス社 東ソー新社長に桒田氏 山本寿宣社長は相談役へ 2022年2月4日 14時 東ソーは2月3日、同日開催の取締役会で代表取締役の異動について決議し、3月1日付で桒田守取締役常務執行役員が代表取締役社長社長執行役員に就任する人事を発表した。山本寿宣社長は22年6月開催予定の定時株主総会をもって取締役を退任し、相談役に就任する予定となっている。 今回の異動の理由について同社は……
ゴムタイムス社 エポキシ系可塑剤を値上げ DIC、2月10日納入分より 2022年2月3日 11時 DICは1月31日、エポキシ系可塑剤の価格について、2022年2月10日納入分より改定すると発表した。 価格改定幅は、エポキシ化大豆油(ESBO)が15円/kg、エポキシ化亜麻仁油(ELSO)が70円/kg、その他エポキシ系可塑剤が28円/kg以上となっている。 同社では「主原料の植物油は中国などの旺盛……