ゴムタイムス社 三菱ケミカル 日系で初のインド拠点 TPVの新グレード開発 2019年9月2日 9時 三菱ケミカル(東京都千代田区、和賀昌之社長)は、熱可塑性エラストマー用の製造設備をインドに新設し、今年度中に稼働を開始する計画だ。新設備は、ウェルセット・プラスト・エクストルージョン社の塩ビコンパウンド事業買収により獲得した拠点に導入するもので、「日系コンパウンドメーカーとして、初めてインドに進……
ゴムタイムス社 クレイトンポリマージャパン カリフレックス事業売却検討へ 水添ポリマー内需は堅調 2019年9月2日 9時 スチレンブロック共重合体(SBC)の世界的大手メーカーである米クレイトンコーポレーションの日本法人、クレイトンポリマージャパン(東京都港区、中西信輔社長)。米クレイトンコーポレーションの2019年第2四半期は、EBITDAが1億210万ドルで前年同期比3・4%減となった。ポリマー事業は、EBIT……
ゴムタイムス社 TPE特集 日本ミラクトラン 需要堅調で高稼働維持 独自技術で顧客ニーズに対応 2019年6月10日 13時 東ソーの100%子会社で熱可塑性ポリウレタン(TPU)を製造・販売する日本ミラクトラン。一昨年10月に東ソーからTPUの営業権を譲受し、「製販一体化でTPUに特化した体制となり、市場の変化や顧客の要望などに対してより迅速に対応できるようになった」(高橋志津夫営業部長)。 18年度を振り返ると、売り……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 米のTPV工場 10月に稼働 車内装、表皮材需要が拡大 2019年4月8日 16時 三井化学の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」事業の19年3月期は、中国への輸出が秋口に一時減速した影響を受けたものの、前年度比で約10%の販売増を達成する見込みだ。 一昨年に旭化成のTPS事業を買収しスチレン系の架橋型製品を拡充したほか、TPVは日、中、独の3拠点に加え、北米で年産6000t規模……
ゴムタイムス社 TPE特集 ディーアイシーコベストロポリマー コベストロ出資比率拡大 TPU事業 内外で積極展開 2019年4月8日 12時 国内生産の熱可塑性ポリウレタン(TPU)「パンデックス」を主体に、独コベストロ社のTPU「デスモパン」と「テキシン」を輸入販売するディーアイシーコベストロポリマー。同社は、今年4月1日付で親会社のコベストロジャパンの出資比率が50%から80%に引き上げられることになり、今後は国内販売に加えて、輸出と……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ セプトン販売は過去最高 ケーブルジェル需要拡大に期待 2019年4月8日 12時 クラレのエラストマー事業の18年12月期は、上期に過去最高の売上を記録したが、米中貿易摩擦の影響で中国での販売が減速し、「8月ごろ需要に変化の兆しが表れ、4Qに入って潮目が変わった」(イソプレンカンパニー・エラストマー事業部・井上淳副事業部長)ことから、通期では前年並みに留まった。利益面では、ブタジ……
ゴムタイムス社 TPE特集 三菱ケミカル 「テファブロック」基幹商品に タイ新工場で旺盛な需要に対応 2019年4月8日 11時 三菱ケミカルの熱可塑性エラストマーは、基幹ブランド「テファブロック」、「トレックスプレーン」、「サーモラン」、「ゼラス」など各製品とも順調に販売が伸び、各種用途で採用が増えている。 19年3月期は、後半に需要減速などの影響を受けたが、「通期で販売数量は悪くない」(機能性樹脂事業部ビジネス1・2グ……
ゴムタイムス社 TPE特集 特集概要 TPU出荷は3年連続で2万t超 2019年4月8日 10時 加工温度では軟化して流動性を示し、使用温度では加硫ゴムに近い特性に戻る熱可塑性エラストマー(TPE)は、軽量で成形加工性や生産性、リサイクル性に優れることから、塩ビや加硫ゴムの代替材料や、ポリプロピレンなどの添加剤・改質剤として、年々需要が広がっている。 TPEのうち、熱可塑性ポリウレタンエラ……
ゴムタイムス社 TPE特集 旭化成 自動車用分野を強化 「S.O.E.」の拡販進む 2018年8月31日 11時 旭化成は、アメリカの自動車内装材メーカーであるセージ・オートモーティブ・インテリアズの買収を決定、成長する自動車内装市場でのポジションを強化し、自動車分野向け事業の拡大実現を目指す。 同社は次期中計でマテリアル領域の重点分野の1つとして自動車分野向け事業の拡大を図っており、領域内横断で、自動車……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 ミラストマー6万t体制へ ラインアップ拡充で事業拡大 2018年8月31日 10時 三井化学の機能性コンパウンド事業部では、熱可塑性エラストマー「ミラストマー」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進め、2021年までに生産能力を6万tまで拡大する方針だ。 同事業部の18年度の需給動向は計画通りに推移し、上期は前年度比10%超の販売増となる見通しで、各製品……
ゴムタイムス社 TPE特集 三菱ケミカル アセアン、インドで事業拡大 タイの製造ラインナップ拡充 2018年8月31日 10時 三菱ケミカルはタイ子会社の三菱ケミカルパフォーマンスポリマーズタイランドで、本年1月からスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)の製造を開始した。 同社の機能性樹脂事業部は熱可塑性エラストマー「テファブロック」を基幹ブランドに、オレフィン系・スチレン系・ポリエステル系の各種エラストマーをライン……
ゴムタイムス社 TPE特集 クレイトンポリマージャパン 需要拡大進む新SEBS 医療用グレードを追加 2018年8月31日 10時 米クレイトンコーポレーションの日本法人、クレイトンポリマージャパン(中西信輔社長)は、注力する水添ポリマーの差別化グレード「新規高流動性SEBS」に新たに1製品を追加し、医療用のフィルムやチューブ用途での展開を進める。 追加された新開発の「MD1646」は、低温で加工が可能なためポリ塩化ビニル……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ 上期販売、過去最高を継続 「セプトン」「液状ゴム」で新プラント構想 2018年8月31日 10時 クラレは本年6月に、PTTグローバルケミカル社、住友商事との共同出資によりタイにおけるブタジエン誘導品の製造、販売を事業とする合弁会社を設立すると発表した。 合弁会社「クラレGCアドバンスト・マテリアルズ」は、タイのラヨン県マプタプットにある石油化学コンプレックス内のヘマラ・イースタン工業団地で……
ゴムタイムス社 TPE特集 特集概要 自動車用途で拡大進む熱可塑性エラストマー 海外工場の能増相次ぐ 流動、制… 2018年8月31日 10時 加工温度では軟化して流動性を示し、使用温度では加硫ゴムと類似の特性に戻る熱可塑性エラストマー(TPE)は、軽量で成形加工性に優れることから、ポリ塩化ビニル(PVC、塩ビ)などの代替材料や、ポリプロピレン(PP)などの添加剤・改質剤として、年々需要が広がっている。 このTPEの中でも最もポピュラ……
ゴムタイムス社 TPE特集 クレイトンポリマージャパン 射出成形技術「IMSS」を開発 自動車表皮材に「SEB… 2018年3月16日 18時 米クレイトンコーポレーションの日本法人、クレイトンポリマージャパン㈱(中西信輔社長)はこのほど水添ポリマーの差別化グレード「新規高流動性SEBS」採用の射出成形ソフトスキン新技術「IMSS」(Injection Molded Soft Skin)を米親会社が開発したと発表した。 米クレイトン社では同社の高流動SEBSベ……
ゴムタイムス社 TPE特集 ディーアイシーコベストロポリマー 「透湿グレード」で需要喚起 需要堅調で高い稼働 2018年3月15日 13時 ディーアイシーコベストロポリマー㈱は親会社のDIC社とコベストロ社との緊密な連携を強みにTPU市場の更なる拡大を図っている。 DIC社が従来から手がけていたパンデックス(PANDEXR)を主体に国内生産、ドイツで生産されるデスモパン(DesmopanR)と米国で生産されるテキシン(TexinR)を輸……
ゴムタイムス社 TPE特集 大日精化工業 TPU事業の基盤を強化 カスタマイズ製品中心に拡販 2018年3月15日 13時 彩りと機能性を持った素材を通して社会に貢献する大日精化工業(東京都中央区、高橋弘二社長)。ファインポリマー事業部は、TPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)成形材料「レザミンPシリーズ」を中心に、事業展開を図っている。 「レザミンPシリーズ」は、広い硬度範囲とゴムに似た諸特性を持ちながら、プ……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ タイ工場建設 近く正式発表 「セプトン」販売 過去最高を更新 2018年3月15日 13時 クラレのイソプレンカンパニー・エラストマー事業部は、水添スチレン系エラストマー「セプトン」「ハイブラー」、TUポリマーの製品価格を3月1日出荷分からグローバルで0・25USドル/kgの値上げに踏み切った。ナフサなどの主要原材料市況は昨年晩秋から上昇を継続しており、対象製品のユーティリティを含む製……
ゴムタイムス社 TPE特集 日本ミラクトラン 製販一体で新スタート 多様化するニーズに技術力で対応 2018年3月15日 13時 東ソー(株)の100%子会社、日本ミラクトラン㈱は東ソーより熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)の営業権を2017年10月1日付けで譲受し、製販一体会社として新たなスタートを切った。 「基本的には東ソーのTPU製品も日本ミラクトランが販売する。製販一体化により、今まで以上に市場ニーズと環……
ゴムタイムス社 TPE特集 2017年のTPU出荷実績 押出成形品が好調に推移 2018年3月15日 13時 国内出荷が初の2万t越え 熱可塑性ポリウレタンエラストマー「TPU」の出荷実績が2年連続で2万tの大台を突破した。熱可塑性ポリウレタンエラストマー「TPU」は力学的性能、耐摩耗性、弾性回復性、耐油性、屈曲性等の諸特性に優れていることからゴムやプラスチックの代替材料として使用されており、射出成形、……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 TPOを世界7拠点で生産 ラインアップ拡充で事業拡大 2017年9月29日 15時 三井化学の機能性コンパウンド事業部ではオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPV)「ミラストマー®」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進める一方、新グレードとして新架橋システムを導入した「Aシリーズ」(TPV)はじめ、新たに非架橋のエアバッグカバーケース専用グレード「T……
ゴムタイムス社 TPE特集 住友化学 中国・大連に生産拠点 エアバッグ等の自動車部材が拡大 2017年9月29日 15時 住友化学の自動車材事業部では、オレフィン系熱可塑性エラストマー「エスポレックスTPEシリーズ」の中国での需要拡大に対応、このほど遼寧省大連市の同社ポリプロピレン(PP)コンパウンド拠点敷地内に熱可塑性エラストマー(TPE)の生産設備(年産5000~6000t)を導入、2019年の稼働を目指す。同社……
ゴムタイムス社 TPE特集 リケンテクノス 「オレフレックス」が堅調推移 自動車用途での新規採用で 2017年9月29日 15時 リケンテクノス㈱の本年上期のコンパウンド事業は塩ビコンパウンド及びエラストマーコンパウンドともに自動車市場での堅調な需要に支えられ増収となった。 エラストマーコンパウンドは主力の自動車市場で売上が伸長し、医療市場、食品市場でも堅調に推移した。特に自動車市場では新規用途の開拓、同社エラストマーの……
ゴムタイムス社 TPE特集 特集概要 自動車用部品でゴム代替進むオレフィン系 2017年9月29日 15時 熱可塑性エラストマー(TPE)は架橋ゴム製品の製造過程での省エネルギーや環境対応の面から高く評価され、リサイクル性及び充填材が少なく軽量化にも結びつき成形加工等の取り扱いの容易さもあり、 従来より架橋ゴムからの代替えが進んできた。 TPEのなかでもオレフィン系熱可塑性エラストマーは、近年の環境意……
ゴムタイムス社 TPE特集 JSR RBのタイヤ改質用途拡大 SIS フレキソ印刷版向けが好調 2017年9月8日 13時 JSRのTPE製品は、石化事業部が、ポリブタジエン系TPE「RB」、スチレン・ブタジエンTPE「TR」、スチレン・イソプレンTPE「SIS」、水添ポリマー「DYNARON」の4種類を展開している。 RBは、高級カジュアル履物用途で欧州・南米・中国の3エリアを中心に販売。欧州・イタリアは、数年……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ 「セプトンBIO―シリーズ」を開発 次世代車対応の「制振ハイブラー」も 2017年9月8日 13時 クラレはこのほど水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーの新規グレードとして水添スチレン―ファルネセン共重合体〈セプトン〉BIO―シリーズ及び制振機能をより高めた制振性熱可塑性エラストマー〈ハイブラー〉を開発した。 〈セプトン〉BIO―シリーズは、バイオ由来の新規共役ジエンモノマーである「β―ファルネ……
ゴムタイムス社 TPE特集 旭化成 SEBS等の新規需要掘起こし 自動車用で耐寒性、制振機能付与 2017年9月8日 13時 旭化成の高機能ポリマー事業本部は、水添スチレン系エラストマー(SEBS等)「タフテック」「S.O.E.」と、スチレン系エラストマー(SBS)「タフプレン」「アサプレンT」の2つのカテゴリーでTPE事業を展開している。 SBSの「タフプレン」「アサプレン」は、スチレンとブタジエンのブロックコポ……
ゴムタイムス社 TPE特集 クレイトンポリマージャパン 超高流動ポリマーを開発 不織布向け弾性繊維用途への展開… 2017年9月8日 13時 米クレイトンポリマー社の日本法人、クレイトンポリマージャパン(中西信輔社長)は水添ポリマーの差別化グレード「新規高流動性SEBS」で伸縮性に富む不織布向けの弾性繊維用途への展開を進める。 この差別化グレードは既存グレードに流動性とともに用途ごとの機能を付与したもので、①超高流動ERSポリマー②高……
ゴムタイムス社 TPE特集 三菱ケミカル 自動車分野での基盤強化 「テファブロック」で新グレード 2017年9月8日 13時 三菱ケミカルの機能性樹脂事業部は熱可塑性エラストマー(TPE)の基幹ブランドとして「テファブロック」(スチレン系、オレフィン系・PPコンパウンド、ポリエステル系)、TPV(オレフィン系)の基幹ブランドとして「トレックスプレーン」を確立するとともに、顧客用途に特化したエアバッグカバー用エラストマー……
ゴムタイムス社 TPE特集 日本ゼオン 非対称SISの需要拡大 石油樹脂水添設備を導入 2017年9月8日 13時 日本ゼオンは、水島工場(岡山県倉敷市)内に独自技術で石油樹脂「クイントン」の水添設備導入を進めていたが、このほど完成、試運転を開始した。 同社の化成品事業部では、モノマーの抽出から自社技術で行うC5留分の総合利用として、石油樹脂「クイントン」、およびスチレン系熱可塑性エラストマー(SIS)「ク……
ゴムタイムス社 TPE特集 スチレン系熱可塑性エラストマー SEBSのコンパウンド需要拡大 2017年9月8日 12時 流動性や制振機能向上で 自動車用途の新規ニーズに対応 熱を加えると軟化して流動性を示し、冷却すればゴム状に戻る性質を持つ熱可塑性エラストマー(TPE)は リサイクル性、軽量化、成形加工性に優れることから従来より架橋ゴムはじめ、塩ビ製品からの代替えが進んできた。 スチレン系熱可塑性エラストマー各社……
ゴムタイムス社 【TPE特集】16年のTPU出荷実績 過去最高の2万tの大台突破 2017年9月4日 9時 16年のTPU出荷実績 過去最高の2万tの大台突破 ベルトなど押出品が好調推移 熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)の総出荷量がリーマンショック以前を上回る過去最高を記録している。 TPU(熱可塑性ポリウレタン樹脂)工業会が先にまとめた2016年の熱可塑性ポリウレタンエラストマーの総出荷実績……
ゴムタイムス社 TPE特集 大日精化工業 「レザミンPシリーズ」 ニーズに対応の機能性グレードが豊富 2017年9月4日 9時 色彩の総合メーカーとして、ファインケミカルの立場から社会に貢献する大日精化工業(東京都中央区、高橋弘二社長)。同社のファインポリマー事業部ではTPU(熱可塑性ポリウレタン)成形材料「レザミンPシリーズ」を中心に、事業展開を図っている。 同社の「レザミンPシリーズ」は、同社の独自技術で開発した成……
ゴムタイムス社 TPE特集 ディーアイシーコベストロポリマー 「パンデックス」の需要拡大 豊富なグレードでTP… 2017年9月4日 9時 ディーアイシーコベストロポリマー㈱はDIC社が従来から手がけていたパンデックス(PANDEX®)を主体にデスモパン(Desmopan®)とテキシン(Texin®)を輸入販売し、熱可塑性ポリウレタンのトップメーカーとして日本のTPU市場をリードしている。 パンデックスは国内堺工場(年産1万2000t……
ゴムタイムス社 熱可塑性エラストマーについて|TPEの基礎知識 2017年8月9日 16時 熱可塑性エラストマー(TPE)について 熱を加えると軟化して流動性を示し、冷却すればゴム状に戻る性質を持つ熱可塑性エラストマー(TPE)は リサイクル性、軽量化、成形加工性に優れることから従来より架橋ゴムはじめ、塩ビ製品からの代替えが進んできた。 TPEの主要製品にはオレフィン系(TPO)、スチレン系(TPS)、ポリウ……
ゴムタイムス社 【TPE特集】旭化成 スチレン系TPE再値上げへ 2017年3月6日 7時 旭化成はナフサやブタジエン、スチレンモノマーなどの市況の上昇に対応し、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等製品の価格改定を打ち出した。改訂額はBRが+110円/Kg以上、SBR(非油展)が+80円/Kg以上、SBR(油展)が+65円/Kg以上、スチレン系熱可塑性エラストマー(SBS)「タフプレン」「アサ……
ゴムタイムス社 【TPE特集】住友化学 難燃エラストマーを市場投入 2017年3月6日 7時 住友化学の自動車材事業部では、オレフィン系熱可塑性エラストマー「エスポレックスTPEシリーズ」の新グレードとしてハロゲンフリー難燃エラストマーを開発、環境に優しい燃えにくいエラストマーとして本格販売を開始した。 この新グレードはハロゲン系難燃剤を使用せずに、UL94 V―0相当の難燃性、優れた柔軟……
ゴムタイムス社 【TPE特集】クラレ 差別化で量と質を拡大 2017年3月6日 7時 クラレはブタジエン等の主要原材料市況の大幅上昇、ユーティリティを含む製造コストの上昇に対応、水添スチレン系エラストマー「セプトン」、「ハイブラー」、TPS/PU系複合材料「TUポリマー」の価格改定を2月1日出荷分から実施した。また、液状ゴム「クラプレン」やイソブチレン系水溶性樹脂「イソバン」など……
ゴムタイムス社 【TPE特集】クレイトンポリマージャパン 水添ポリマーを差別化 2017年3月6日 7時 スチレンブロック共重合体(SBC)の世界的大手メーカー、米クレイトンポリマー社の日本法人、クレイトンポリマージャパン(中西信輔社長)はこのほど新規グレードとして流動性に富む「新規高流動性SEBS」を開発、水添ポリマーの差別化グレードで需要拡大を図る。 今回、開発された新規グレードは基本性能を維……
ゴムタイムス社 【TPE特集】三菱化学 TPEのブランド統廃合 2017年3月6日 6時 三菱化学の機能性樹脂事業部は各種熱可塑性エラストマーの各ブランドの統廃合を4月1日から実施する。同社の機能性樹脂事業は、新製品開発、企業買収による新製品・新拠点の獲得により、現在、世界16ヵ国25拠点までに拡大。製品の顧客訴求力をグローバルに高めるべく製品ブランドの統合を実施することとした。 熱可……
ゴムタイムス社 【TPE特集】スチレン系熱可塑性エラストマー 原材料高騰で値上げ相次ぐ 2017年3月6日 6時 各社の生産能力増強も進む スチレン系熱可塑性エラストマー製品の価格改定が相次いでいる。 昨年末からのナフサやブタジエン、スチレンモノマーなどの市況の上昇に対応、各社は製造コストが自助努力の範囲を超えて大幅に増加しているとし、旭化成が先陣を切り昨年12月出荷分から値上げを実施、次いで1月、2月出荷分……
ゴムタイムス社 【TPE特集】アロン化成 ポリエステル系の拡販へ 2016年10月3日 9時 東亞合成グループであるアロン化成の16年12月期のエラストマー事業は、前年度から継続して順調に推移している。 分野により好不調はあるが、景気の影響で従来の顧客の受注量が減った分を、工業分野での新規採用によりカバーできているという。特に主力のスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)「エラストマーAR……
ゴムタイムス社 【TPE特集】JSR タイヤ改質剤「AT」シリーズ 2016年9月26日 7時 JSRのTPE製品は、石化事業部が、ポリブタジエン系TPE「RB」、スチレン・ブタジエンTPE「TR」、スチレン・イソプレンTPE「SIS」、水添ポリマー「DYNARON」の4種類を展開している。 RBは、高級カジュアル履物用途で欧州、南米、中国の3エリアを中心に販売、ベトナムの存在感も大きく……
ゴムタイムス社 【TPE特集】住友化学 グローバルに事業拡大 2016年9月26日 6時 住友化学の自動車材事業部では、オレフィン系熱可塑性エラストマー「エスポレックスTPEシリーズ」の北米での需要拡大に対応した米国工場の生産能力増強を完了し、今年4月から年産1万2000t体制で商業生産を開始した。これにより、グローバルでの生産能力は、千葉工場の1万tと合わせて年産2万2000tとなった。 北米で……
ゴムタイムス社 【TPE特集】リケンテクノス 「ハイブリッド架橋TPE」を開発 2016年9月26日 6時 リケンテクノス㈱のコンパウンド事業ではエラストマーコンパウンド「Actiymer TPV」で各種熱可塑性コンパウンドのシリーズ拡充・強化を図っているが、このほど自動車用部品での加硫ゴム代替を狙いとした「ハイブリッド架橋TPE」、「低目ヤニTPV」、「Actiymer HT」、「ACT Leather」……
ゴムタイムス社 【TPE特集】大日精化工業 CNT分散TPUを開発中 2016年9月26日 6時 色彩の総合メーカーとして、ファインケミカルの立場から社会に貢献する大日精化工業(東京都中央区、高橋弘二社長)。ファインポリマー事業部は、TPU(熱可塑性ポリウレタン)成形材料「レザミンPシリーズ」を中心に、事業展開を図っている。 「レザミンPシリーズ」は、広い硬度範囲とゴムに似た諸特性を持ちな……
ゴムタイムス社 【TPE特集】東ソー 低圧縮永久歪タイプ 2016年9月26日 6時 東ソーの機能性ウレタン部門では熱可塑性ポリウレタンエラストマー「ミラクトラン」の販売を行っている。東ソーと日本ポリウレタン工業の合併後、日本ミラクトランが東ソー100%の製造子会社となり、日本ミラクトランと東ソー南陽事業所の二拠点で年産4,000トンの生産を行っている。 足元の需給動向については、「……
ゴムタイムス社 【TPE特集】BASFジャパン 戦略的TPU3商品が好調 2016年9月26日 6時 「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を企業目標に掲げるドイツの化学メーカーBASF。日本法人のBASFジャパンによると、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)の今年の国内需要は、昨年を上回り好調に推移している。 「四日市にTPUのプラントができて約30年。その間、日……
ゴムタイムス社 【TPE特集】旭化成 「タフテック」の30%能増完了 2016年9月26日 5時 旭化成の高機能ポリマー事業部では水添スチレン系エラストマー(SEBS等)「タフテック」「S.O.E.」の需要増に対応するため、川崎製造所の同製品の生産能力の30%増強を進めていたが本年5月末に完了した。 ポリプロピレン樹脂の透明性を維持しつつ軟質化を可能とする改質剤などの需要が、欧州や中国を中心……
ゴムタイムス社 【TPE特集】三井化学 北米での新設プラント視野 2016年9月26日 5時 三井化学の機能性コンパウンド事業部ではオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPV)「ミラストマー®」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進めている。 国内では同社100%出資の「サンアロイ」(本社・工場:千葉県袖ケ浦市)に、ミラストマー生産設備1系列(年産能力5000t……