ゴムタイムス社 ニュースの焦点 連携強化図る墨東・九州ゴム連合 2018年8月2日 16時 日本のゴム産業を古くから支える東京・九州・兵庫の工業会が連携を強め、難局に対応する機運が高まっている。墨東ゴム工業会(堀田秀敏会長)と九州ゴム工業会(中島幹雄会長)は昨年11月、墨東・九州ゴム工業会連合を立ち上げ、兵庫県ゴム工業青年クラブを交えた懇親会を開催した。内需が縮小傾向にあるなか、各地域に……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 働き方改革を急ぐゴム企業 2018年7月26日 14時 罰則を伴う残業時間の上限規制や同一労働同一賃金などを柱とする働き方改革関連法案が6月29日に参議院本会議で可決・成立した。同法案が来年4月から実施されるのを受け、ゴム関連企業も労働時間の削減や在宅勤務制の導入など、従来の働き方を見直す動きが広がり始めている。 ゴム連合が6月末に発表した18年春季生……
ゴムタイムス社 取材メモ 世界トップクラスのホース生産ライン 2018年7月20日 12時 先日、住友理工の子会社で産業用ホースを担う住友理工ホーステックスの本社京都事業所(京都府綾部市)を見学した。 住友理工ホーステックスは、住理工ホース販売と住理工ホーステックスが7月1日付で統合した新会社。本社京都事業所は、住友理工が中国(安徽省合肥市)とインド(ニムラナ)で展開する産業用ホース……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自動化・省力化投資に踏み切るゴム企業 2018年7月20日 10時 ゴム企業の旺盛な設備投資への取り組みが顕在化していることが本紙調査で明らかとなった。 同調査によれば、ゴム企業29社の2017年度設備投資額は合計約6386億円で前年度比12・9%増となり、3年ぶりに前年度実績を上回った。 2017年度におけるゴム企業の主な設備投資内容は、生産性や品質を向上させ、……
ゴムタイムス社 語録 「住友」を冠するにふさわしい 2018年7月19日 10時 産業用ホース事業の強化を狙い、グループ会社の住理工ホース販売と住理工ホーステックスを7月1日に統合し、新会社「住友理工ホーステックス」を始動させた住友理工。7月2日に住友理工ホーステックス本社(京都府綾部市)で開かれた社名変更式典で、西村義明住友理工会長は「『住友』を冠したグループ会社は国内では……
ゴムタイムス社 取材メモ デジタル化で狙う差別化 2018年7月6日 12時 ブリヂストンは、同社が推進するデジタルトランスフォーメーションを説明する記者会見の中で、デジタル革新を進める理由の一つに、新興メーカーとの差別化を挙げた。 三枝幸夫執行役員・CDO・デジタルソリューションセンター担当は、会見の冒頭に変革が必要となった背景に触れ、「2005年はビッグ3と言われる……
ゴムタイムス社 取材メモ オリンピックへの戦略 2018年6月29日 12時 技術開発型専門商社のニシヤマは、取引先企業の代表らを集めた先の第74回ニシヤマ会で、オリンピックに向けた戦略を明かした。 同社のエネルギーシステム事業部の18年度の方針や戦略を語った須田光明執行役員・事業部長は、「オリンピック向け商材の発掘・深耕」を事業部の重要テーマの1つに掲げ、特に水素エネルギ……
ゴムタイムス社 取材メモ 実用化目前のタフポリマー 2018年6月28日 15時 内閣府が主導する革新的研究開発プログラム「ImPACT(インパクト)」の一つ「しなやかなタフポリマーの実現」において、住友化学とブリヂストンがそれぞれ研究成果を発表した。 それによると、住友化学はポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)をベースにした軽くて頑丈な透明樹脂を、ブリヂストンは低燃費性……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「東部ゴム商品展示会」が盛況 2018年6月28日 9時 東部工業用ゴム製品卸商業組合が6月19日に東京浅草で開いた「商品展示説明会」が盛況のうちに閉幕した。第6回目となる今回は「来て見て学んで明日への糧パートⅥ」と題し、組合員23社、メーカーである賛助会員29社が合計52社が出展した。来場者は前回を上回る1000人以上が訪れた。 各企業の出展物で目立ったのは……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 今期円高に警戒するゴム企業 2018年6月21日 16時 上場ゴム企業の19年3月期の期初想定為替レートは、1ドル=105円に設定する企業が多いことが各社決算資料等で明らかとなった。1ドル=105円とした主なゴム企業を挙げると、JSRや豊田合成、住友理工、ニッタ、バンドー化学、タイガースポリマーなど。 また1年前の期初想定為替レートと比べて「110円→1……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤの日啓蒙活動は続いていく 2018年6月18日 9時 「タイヤの日の啓蒙活動で、顧客の声を実際に聞けたことが大変よかった」と話すのは住友ゴム工業の池田育嗣前会長。 日本自動車タイヤ協会会長を、2年の任期を終え退いたが、印象に残った出来事をこう振り返った。 タイヤの日の啓蒙活動で、タイヤの空気圧が低いことを女性ドライバーに伝えた所、「どうやってタイ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム関連企業・好業績相次ぐ 2018年6月15日 12時 ゴム関連企業の業績が好調だ。 日本ゼオン、ニッタ、朝日ラバー3社の18年3月期の売上高、利益は、いずれも過去最高となった。 朝日ラバーの18年3月期は、売上高が75億3400万円で前期比16%増、経常利益は5億8900万円で同20%増となった。渡邉社長は「車載・照明分野の受注が大幅に増加したほか、RF……
ゴムタイムス社 語録 設備の選定基準について(鈴鹿エンヂニヤリング 矢田龍生社長) 2018年6月15日 9時 「海外に行くと、設備選定の基準が今のままでいいのかと感じることがある。設備を入れ減価償却期間が終われば保守が始まる。しかし、大規模保守に取り掛かる以前に機械メーカーが無くなっているケースが見られる。設備のメンテナンスでは、日系のみならずローカルメーカーも困っているのが現状だ。日本は100年企業が……
ゴムタイムス社 取材メモ 新社名に託す意図 2018年6月14日 18時 5月25日に開催した取締役会で、19年4月1日に新商号「藤倉コンポジット」に変更することを6月28日開催の株主総会に付議することを発表した藤倉ゴム工業。 6月14日に開催した決算説明会で、社名変更の意図を紹介した森田健司社長は、「当社は第5次中期経営計画の経営ビジョンで、ゴムと樹脂、ゴムと金属などの複……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小ゴム企業 景況感の改善続く 2018年6月8日 12時 日本ゴム工業会は4月2日に「中小企業会員景況調査」を行った。「業況判断」については、1~3月期実績と4~6月期見通しともにDI指数が大幅なプラスとなっており、ゴム産業の中小企業の景況感が引き続き改善していることが分かった。 調査項目は「業況判断」「売上額」「経常利益」「販売価格」「資金繰り」「……
ゴムタイムス社 取材メモ 新布陣で海外開拓 2018年6月8日 10時 オカモトは、6月28日開催予定の株主総会終了後に開催される取締役会で、岡本良幸代表取締役社長が代表取締役会長、田村俊夫専務取締役が代表取締役社長に就任する。 5月29日に開いた決算発表会の席上、岡本社長は「私が2011年に就任してから7年間、国内・海外で積極的に設備増強を進めてきた。特に、国内工場……
ゴムタイムス社 取材メモ 大阪ソーダとのシナジー効果は 2018年6月8日 9時 自動車タイヤ用のゴムコンパウンドやゴムシート・マット、樹脂製品事業などを展開する日東化工。同社は今年2月、三菱ケミカルの所有していた日東化工株式の36・3%のうち31・3%を大阪ソーダが取得したことにより、大阪ソーダが日東化工の筆頭株主となった。 日東化工が4月末に開催した18年3月期決算説明会の場……
ゴムタイムス社 語録 退任のあいさつ(中部ゴム商組、西部ゴム商組、大阪ゴム工業会) 2018年5月30日 12時 ●中部ゴム商組 「大変微力ではございましたが、3期6年間、当組合の理事長を務めさせていただきました。本日、無事に通常総会を迎えることができましたのも、組合員、賛助会員、役員の皆様のお力添えの賜物と深く感謝をしております。今期から加藤巳千彦新理事長のもとでスタートします。当組合が今後ますます発展します……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 18年3月期営業利益ランキング 2018年5月30日 9時 主要上場ゴム企業の18年3月期決算の営業利益をランキングした。下位企業のランキングは大きな変動がなかったものの、上位3社は変動があった。 1位のNOKは前期比13・0%増。シール事業は販売増加、電子部品事業では自動化効果や為替の影響などで全体でも増益となり、2年ぶりに首位に返り咲いた。 2位のJS……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 18年3月期売上高ランキング 2018年5月24日 9時 主要上場ゴム企業22社の2018年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 世界的な景気拡大を背景に、22社中21社が増収となる中で、オカモトが前期の9位から8位、ニッタが12位から11位、不二ラテックスが20位から19位へ、それぞれ順位を上げた。 1~3位はいずれも自動車用ゴム部品メーカー。……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 物流費対策が急務 2018年5月18日 16時 2018年に入り、価格改定を実施するゴム・樹脂企業が相次いだ。 原油高でナフサ価格が高値安定していることや、梱包材などの副資材費の上昇も値上げの理由として挙げられている。 昨年も同様の理由で値上げを実施する企業は多かったが、今年は以前には見られなかった「物流費の上昇」を理由に値上げする企業も目……
ゴムタイムス社 取材メモ 話題を集めるニッタの「Namd」技術 2018年5月18日 12時 中長期経営計画「V2020」フェーズ3を18年度からスタートさせたニッタ。フェーズ3では、フェーズ2で進めてきた3大チャレンジをさらに進化させるべく、①新事業・新製品の創出と成長、②グローバルマネジメントの推進、③トータルコスト競争力の向上―に重点的に取り組んでいく方針を掲げている。 新製品・新技術……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤで変わるレース展開 2018年5月18日 12時 横浜ゴムは、2016年からタイヤを供給している全日本スーパーフォーミュラ選手権で、現行のミディアムコンパウンドに加えて、ソフトコンパウンドタイヤを追加した2スペックタイヤを供給している。 既に、2016年にはソフトタイヤの導入が決定し、第4戦の「もてぎ」に供給。 翌2017年には、ミディアム、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 物流費対策が急務 2018年5月17日 16時 2018年に入り、価格改定を実施するゴム・樹脂企業が相次いだ。 原油高でナフサ価格が高値安定していることや、梱包材などの副資材費の上昇も値上げの理由として挙げられている。 昨年も同様の理由で値上げを実施する企業は多かったが、今年は以前には見られなかった「物流費の上昇」を理由に値上げする企業も目立……
ゴムタイムス社 取材メモ 「本物」伝える社会貢献 2018年4月26日 16時 独ランクセスの日本法人であるランクセスは、指揮者の小澤征爾氏がアジアの若手音楽家を育成するために立ち上げたNPO法人、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀への支援を、今年度も継続する。 「社会的責任への取り組み」を事業のテーマの1つに掲げる同社は、2011年の同アカデミーの立ち上げから支援を続けて来……
ゴムタイムス社 取材メモ WEBでも空気圧の重要性説く 2018年4月26日 15時 4月7日に埼玉県北葛飾郡杉戸町の「道の駅アグリパークゆめすぎと」で行われた住友ゴム工業の「ダンロップ全国タイヤ安全点検」で、増田本部長はタイヤ点検を始めた当初と比較して「当初はタイヤ点検に対して、お客様に警戒心を持たれていたが、今ではタイヤ点検をさせていただくことで『ありがとう』という言葉を聞け……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 成長する食品用ゴム・樹脂製品 2018年4月26日 13時 ベルトやホース、手袋といった食品産業に使われるゴム・樹脂製品が堅調だ。生活必需品である食品は、他の産業に比べ景気変動の影響を受けにくい。食中毒事件などで安全・安心に対する消費者の目が厳しさを増すなか、製造工程で衛生管理や異物混入を防ぐ製品が販売を伸ばしていることもその要因だ。 食品向けのゴム・……
ゴムタイムス社 語録 キャボットジャパン山梨展明社長 2018年4月19日 17時 「安全対策に労力をかけることは、必ずしも効率最重視ではなくなるが、中・長期的に見れば効率を落とすものではないと考えている」安全対策を重視する理由を問われ、キャボットジャパン山梨展明社長
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴムシート値上げ相次ぐ 2018年4月16日 9時 ゴムシートの値上げが相次いでいる。十川ゴムが3月初めに6月1日から10ミリ超の厚物シートを対象に15~25%の価格改定を発表したのに続き、タイガースポリマーもこのほど5月出荷分より各種ゴムシート価格を10~30%値上げ、クレハエラストマーも6月1日受注分よりシート製品価格を10~20%アップで値上げすると発表……
ゴムタイムス社 取材メモ 商工一体でモノ不足改善を 2018年4月6日 10時 東部ゴム商組のベルトホース部会は3月22日に開催したベルトホース商工懇談会で、山田徹副部会長が「第4回ベルトホース流通動態統計調査」を発表するとともに、前田淳部会長が「景況調査を踏まえての商業界市況報告」を紹介した。 この景況調査については、ベルトホース部会の約30の商業者が年4回集まり、四半期ご……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「タイヤの日」で安全啓発浸透へ 2018年3月29日 12時 今年もタイヤの日(4月8日)が近づいてきた。春の全国交通安全運動の実施月である4と、8が輪(タイヤ)のイメージからとったタイヤの日は、ドライバーにタイヤの正しい使用方法を啓発し、交通安全に寄与することが目的だ。日本自動車タイヤ協会(JATMA)やタイヤメーカーは、タイヤの日に合わせてタイヤ点検活……
ゴムタイムス社 取材メモ ふれあい通じ地域貢献 2018年3月23日 11時 三ツ星ベルトは、地域社会に根差した企業として、「住民と企業の共生によるまちづくり」を目指したさまざまな活動を通じ、社会貢献に取り組んでいる。 同社グループ従業員で構成された社内任意団体の「三ツ星ベルトふれあい協議会」が行う地域貢献活動もその一つだ。ふれあい協議会の活動は、すべて社員による手作り……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 CMB業界再編の動き 2018年3月22日 11時 国内のCMBメーカーが相次いで子会社化された。昨年11月にピストンリング国内大手のTPRがノブカワを子会社化、今年2月にはデンカがCRKへの出資比率を、これまでの53%から100%へ引き上げ、完全子会社化した。 TPRはエンジン内燃機関の機能部品であるピストンリング、シリンダライナなどを主力製品と……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月期営業利益ランキング 2018年3月16日 11時 売上高と異なり、営業利益ランキングは大きく変動した。JSRが前年同期の4位から1位、オカモトが6位から5位、フコクが14位から12位、藤倉ゴム工業が17位から14位、不二ラテックスが20位から19位、朝日ラバーが21位から20位へと順位を上げた。 一方で、豊田合成が1位から4位、住友理工が5位から6位、昭和ホ……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内の普及率を30%に 2018年3月16日 9時 3月15~17日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第15回国際オートアフターマーケットEXPO2018」に出展した更生タイヤ全国協議会。 同協議会の五味達夫会長によると、世界のトラック・バス用タイヤのリトレッドタイヤの普及率は、米国が半数以上、ドイツが約40%、日本が約20%だという。 日本の……
ゴムタイムス社 取材メモ グローバルに拡大するタイヤ自主規制 2018年3月15日 14時 先日開催された東洋ゴムの技術セミナーの資料の一部で、日本で始まった環境性能自主規制が、グローバルに浸透拡大していることが紹介されていた。 資料によると現在9ヵ国・地域で自主規制制度の導入、もしくは予定、検討をしているという。 日本では、2010年1月からPCRで格付レベルの表示・開示を導入、2……
ゴムタイムス社 取材メモ 緑化活動を通じ社会貢献 2018年3月9日 11時 住友ゴム工業はCSR活動の一環として、緑化活動を通じた社会貢献を国内・海外で推進している。このうち、緑化活動の大きな柱が森づくり活動だ。2009年から国内外で100万本の木を植える目的で始まった森づくり活動は、現在国内と海外合わせて170万本を超える木を植樹している。 国内の森づくり活動では、……
ゴムタイムス社 取材メモ 公開燃費テスト開催の理由は 2018年3月9日 10時 このほど首都圏・関東の運送業者を対象に、トラック・バス用低燃費タイヤ「エコピアM801」の公開燃費テストを開催したブリヂストンタイヤジャパン。 同社によると、公開燃費テストを実施したのは2012年以来約6年ぶりだという。テスト終了後、その理由を問われた同社の番匠谷克志常務執行役員は、「運送業者……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月期売上高ランキング 2018年3月7日 14時 ほとんど変動のない売上高ランキングの中で、今回は西川ゴム工業が前年の8位から6位、ニッタが12位から11位、不二ラテックスが20位から19位へ、それぞれ順位を上げた。 これに伴い、バンドー化学が6位から7位、オカモトが7位から8位、三ツ星ベルトが11位から12位、日東化工が19位から20位へと順位を下げている……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ各社が新中計に込めた意味 2018年3月2日 12時 タイヤメーカーが決算説明会に併せて、新中計を相次ぎ策定した。 横浜ゴムは2020年度までの新中期経営計画「グランドデザイン2020」を公表。新中計では、独自路線を強めた成長戦略を推し進めるとし、タイヤ生産財事業では、オフハイウェイタイヤを収益の柱へ押し上げるため、現在は18%のタイヤ生産財の構成……
ゴムタイムス社 取材メモ 町工場の技術力を再認識 2018年3月2日 12時 2月8日、9日に東京国際フォーラムで開催された「町工場見本市2018」も盛況のうちに幕を下ろした。 この見本市は葛飾区及び近隣地域の中小企業が下町発の確かな技術力や優れた製品を披露・紹介する場として今年で4回目の開催になる。 会場ではプラスチックやガラス、皮革などの町工場をはじめ、葛飾区が「ゴ……
ゴムタイムス社 取材メモ カー黒輸入は減少傾向 2018年3月2日 12時 優れたゴム補強材としてタイヤなどに使われているカーボンブラック。中国や韓国、インドなど海外メーカーの攻勢を受け、これまでカーボンブラックの輸入量は増加傾向が続いてきたが、ここ数年は減少傾向が鮮明となっている。 財務省の貿易統計によると、17年のカーボンブラックの輸入量は16万2310tで同2・4%……
ゴムタイムス社 取材メモ 通期予想を据え置くのは 2018年2月22日 15時 宇部興産の18年3月期第3四半期連結決算は増収増益となり、営業利益は同65・7%増、経常利益は同72・8%増、四半期純利益は同77・0%増で、経常・純利益は第3四半期段階で過去最高となった。 質疑応答で、この好業績を受けて通期の業績予想を修正しないのかと問われた藤井正幸執行役員グループFCOは「現時点……
ゴムタイムス社 取材メモ 業績好調の一方で減損損失を計上 2018年2月22日 15時 日本ゼオンの18年3月期第3四半期決算は、売上高・営業利益・経常利益が過去最高となった一方、シンガポール子会社で固定資産の帳簿価額を回収可能評価額まで減額し、減損損失として計上したことで、純利益は大幅減となった。 1月31日に開催した決算説明会で、古谷岳夫執行役員が売上高・利益の増減要因を解説した……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 介護に役立つゴム製品を 2018年2月15日 13時 住友理工が昨年発売した床ずれ防止マットレス「SRアクティブマットレス体圧ブンさん」が、介護保険の福祉用具貸与の対象品になった。これにより、利用者は要介護度に応じて、同製品のレンタルサービスを受けられるようになる。 介護の分野では、施設から在宅へという動きが進んでいる。その中で、今後はこうしたゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 大雪への適切な備えを 2018年2月2日 12時 2月に入り、また首都圏で雪となった。今冬は例年になく非降雪地帯でも雪となる日がありそうだ。1月22日の首都圏での大雪は、4年前の各交通機関が運休となった大雪ほどではないにしても、交通機関に大きな乱れをもたらした。 この日は、予報通りに昼ごろから本格的な雪となった。このため、各企業では社員に早めの……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内外とも受注が好調 2018年2月1日 12時 1月18日に開催された日本プラスチック機械工業会の賀詞交歓会で、依田穂積会長がプラスチックス機械統計について触れていた。 17年の受注台数は1万68005台で、前年比34・4%増(前年は1万2501台)となった。その内訳は国内が4791台で同13・3%増となり、海外が1万2014台で同45・2%増と大き……
ゴムタイムス社 取材メモ 良好な市場環境が持続 2018年2月1日 12時 JSRの18年3月期第3四半期決算は大幅な増収増益となった。決算説明会で清水喬雄上席執行役員は、その要因を「上半期と状況が似て、市場環境が非常に良かった」とまとめた。 エラストマー事業については、販売数量は前年同期に比べて3%減少したものの、販売価格の上昇により売上収益は同11%増、営業利益は同1……
ゴムタイムス社 取材メモ 地域経済を牽引するゴム企業 2018年1月26日 11時 自治体や公的支援団体が優れた経営や技術革新を行う企業を表彰する企業表彰制度で、ゴム関連企業が表彰される事例が相次いでいる。 経済産業省が認定する「地域未来牽引企業」もその一つで、これは昨年6月公布の「地域未来投資促進法」の一環として実施されたもの。同省では、地域の特性を生かして高い付加価値を創……
ゴムタイムス社 語録 果敢に行動していく(ニッタ新田元庸社長) 2018年1月25日 16時 「今年の干支は、戊戌。この干支の意味は、大きく飛躍を目指すのであれば、果敢に決断をし行動をすることが必要であることを意味している。昨年はニッタは変わらなければならいという強い気持ちで、新しいグループ企業理念を発表した。今年は果敢に行動することで変わっていきたい」(ニッタグループ合同の新年賀詞交歓会……