ゴムタイムス社 取材メモ 「ちゃんと買い」浸透に手応え 2017年5月1日 9時 ブリヂストンの清水実執行役専務は4月7日、湘南菱油丸山台営業所で行われた「タイヤの日」安全啓発活動で、同社が提唱する「ちゃんと買い」が浸透してきたと述べた。 ちゃんと買いは、新車装着タイヤの性能を基準に、補修タイヤを選んで欲しいとの理由で名付けたもの。 同営業所で清水氏は、エンドユーザーは15秒……
ゴムタイムス社 取材メモ チントゥラートの由来は 2017年5月1日 9時 ピレリの日本市場専用タイヤ「チントゥラートP6」の新製品発表会が行われた。製品説明をしたプロダクトマーケティングマネージャーの市川仁氏が「チントゥラート」の由来などを発表会で紹介していた。 この「チントゥラート」という名前はイタリア語で「ベルトを巻いた」という意味で、1950年代にピレリがラジ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 減少続くゴム製品輸出 2017年4月24日 9時 財務省が先日発表した2月の国際収支統計(速報)によると、経常収支は前年同月比18・2%増の2兆8136億円の黒字で、2月としては過去最大の黒字額だった。黒字は32ヵ月連続。貿易収支については同1兆768億円の黒字、輸出は同12・2%増の6兆3339億円だった。 通関ベースの貿易統計(確報値)では、主……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴムへの強い価格圧力 2017年4月24日 9時 ランクセスの2017年度の活動に関する記者説明会で、辻英男社長は独ランクセスの16年度の業績に触れ、その中で合成ゴム部門の「アランセオ」の現状について「強い価格プレッシャーを受けている」と述べた。 16年度の売上高は前年比3%減だった。その要因として、辻社長は「一昨年から続いているナフサと原油価格……
ゴムタイムス社 取材メモ 海外機関と連携強化目指す 2017年4月24日 9時 4月に開催されたJATMAの「4月8日タイヤの日」イベントで、池田育嗣会長は海外の関係機関と連携について日本のタイヤメーカーはグローバルでも力を持っていることを示し「従来も海外の関係機関とは連携があったが、グローバルでお互いに問題解決していかなくてはいけない課題がある。例えばタイヤの転がり抵抗の……
ゴムタイムス社 取材メモ ワークライフバランス実現へ 2017年4月24日 9時 ゴム連合の2017年春季生活改善とりくみは、労使交渉の集中回答日を終えて、大半の企業が妥結した。 ゴム連合では、今年の重点実施事項として①賃金、②一時金、③ワーク・ライフ・バランスの実現の3つを挙げていた。その中で、ワーク・ライフ・バランスの実現については、ゴム連合の総実労働時間が2000時間以上……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ値上げが出揃う 2017年4月17日 9時 タイヤメーカー各社の国内市販用タイヤの値上げがほぼ出揃った。 タイヤの主要原料である天然ゴム価格の高騰に加え、合成ゴムやカーボンブラックなど石油化学関連の原材料も高止まりしている。これに対し、各メーカーは原材料価格の上昇を吸収するため、企業努力を行ってきたが、それだけでは吸収することが困難だと……
ゴムタイムス社 取材メモ 株主総会の来場者が大幅に減少 2017年4月10日 10時 3月24日に開催されたブリヂストンの第98回定時株主総会に来場した株主数は374人で、昨年の630人に比べ大幅に減少した。 プレス向けの説明会で、その理由について問われた同社は、主な要因として株主自体が減少したことを挙げた。昨年の株主総会時には8万人台だったが、今年は6万人台に減っているという。 ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 新天然ゴム原料が不可欠に 2017年4月10日 10時 ゴム関連製品の値上げラッシュが収まりそうにない。ナフサやブタジエン価格などの高騰により、合成ゴムや熱可塑性エラストマー、樹脂などの素材メーカー各社が相次ぎ値上げを実施している。 こうした中、天然ゴムを始めとする原材料価格の上昇により、横浜ゴムが国内市販用タイヤの値上げを発表したのを皮切りに、他……
ゴムタイムス社 取材メモ 物流コスト上昇を懸念 2017年4月10日 9時 東部ゴム商組のべルトホース部会は3月23日、べルトホース商工懇談会で「ベルトホース流通動態統計調査」を発表した。 同調査は1982年からベルトとホースを隔年で実施してきたが、15年からベルトとホースの合同調査に変わり、今回で3回目の合同調査になる。 同調査は組合対象地区のベルト・ホース取扱商業者の……
ゴムタイムス社 取材メモ 採用広がるカラーコンクリート 2017年3月27日 9時 ランクセスはここ数年、無機顔料(バイフェロックス)で着色されたコンクリート建築の多様性や芸術性、技術特性を広めるための取り組みを「カラーコンクリートワークス」と銘打ち、日本でもその取り組みに注力している。 その一環として、3月7日~10日に東京ビッグサイトで開催された「建築・建材展2017」で、……
ゴムタイムス社 取材メモ トランプ政権は追い風 2017年3月27日 8時 東洋ゴム工業は、今年を初年度とする4ヵ年の新中期経営計画「中計’17」を策定した。先日開催された策定記者会見の中で、トーヨータイヤU・S・A会長とニットータイヤU・S・A会長を兼任する水谷友重常務執行役員が米国のタイヤビジネスの状況を説明した。 水谷氏は「シェールオイルが産出している地域で……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~12月期売上高ランキング 2017年3月6日 9時 主要上場ゴム企業22社の2017年3月期第3四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 主に円高の影響により、22社のうち16社が減収となる中で、1位豊田合成と2位NOK、7位オカモトと8位西川ゴム工業、17位ナンシンと19位日東化工が入れ替わった以外は、前年同期からの順位の変動は……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日本市場に合った車を 2017年2月27日 9時 米国でトランプ政権が発足して20日で1ヵ月が経過した。発言については相変わらずなようだが、ゴム関連で気がかりなのは、やはり主要需要産業である自動車への対応だ。 トランプ大統領は、米国車が日本で売れていないことを指摘していた。しかし、売れないには、それなりの理由がある。 米国車に対する日本人の一般……
ゴムタイムス社 取材メモ 熊本地震で性能を発揮したミライエ 2017年2月27日 9時 住友ゴム工業は、1月27日に京都大学防災研究所で住宅用制震装置「MIRAIE(ミライエ)」の性能を確認する実大振動台実験を実施した。昨年4月に発生した熊本地震と同規模の震度と回数で、実物大の木造2階建住宅を揺らす実験を行い、「ミライエ」装着の住宅に損傷がないことを確認した。 実際に起きた熊本地震……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 外部資源の活用が不可欠に 2017年2月20日 9時 ここ数年、大型のM&Aや事業統合、業務提携、共同研究などが盛んに行われるようになっている。 海外でM&Aや業務提携などを積極的に展開しているのはタイヤメーカーだ。この1年ほどを見ても、ブリヂストンはフランスの大手タイヤ小売りを買収したのに続き、ドイツの大手タイヤ小売りとジョイントベンチャー事業……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 メキシコ進出企業の懸念 2017年2月13日 9時 本紙がまとめた昨年下半期のゴム関連企業の海外進出では、2年前に比べ3割以下に減少した前年から、さらに減少したことが分かった。これにより、海外進出はひとまず落ち着いたと言える。 ただ、米国のトランプ新政権が北米自由貿易協定(NAFTA)を見直す考えを示したことで、メキシコに進出した企業は、対応策……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 原材料の値上げ続く 2017年2月6日 9時 原材料メーカー各社の値上げが相次いでいる。ナフサやブタジエンなどの価格高騰に伴い、製造コストが上昇しているためだ。原料価格の低下により売り値が下がっていた企業には朗報と言えるが、アジア市場での需給タイト感も出始めており、今後の動向を注視する必要がある。 本紙が把握しているだけでも、昨年下半期か……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 どうなる?今年の新ゴム消費 2017年1月30日 9時 日本ゴム工業会が今年の新ゴム消費予想量を発表した。自動車の国内生産が回復傾向にあることやオリンピック、震災復興などでインフラ整備が進むと見られることから、129万3200tで前年比0・6%増と、6年ぶりにプラスになる見込みとなった。 ただ、トランプ新政権がTPP離脱を決め、日本の自動車市場を「……
ゴムタイムス社 取材メモ 次世代IRもたらした重合触媒 2017年1月30日 9時 ブリヂストンが天然ゴムを上回る性能のイソプレンゴム(IR)の合成に成功したのは、新しい重合触媒としてガドリニウム(Gd)触媒を開発できたからだ。 従来のIRの重合触媒には、リチウム・チタン・ネオジムなどが使われていた。しかし、これらの触媒を使って合成したIRは、ゴムの性能を示すシス率が94・0~9……
ゴムタイムス社 取材メモ フコク海外拠点の増強続く 2017年1月30日 9時 フコクの齋藤祐二執行役員総合企画室長は、12月9日に行った決算説明会の中で、グローバルでのグループの人員が3月の6828人に対し、9月は7126人と298人増加したことを紹介した。 特に大きく増えているのはタイのサイアムフコクで230人、次いで
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 トランプ政権に望むのは 2017年1月23日 10時 米国でドナルド・トランプ大統領が誕生した。 これまで、メキシコへの工場移転を計画している企業をツイッターで非難して計画をやめさせたり、記者会見で質問への回答を拒否したり、超大国の指導者らしからぬ言動が世界の関心を集めてきた。次期大統領から現大統領になったことで、その姿勢に変化はあるのだろうか。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 「ドクター・ハリボー」登場! 2017年1月23日 9時 特殊化学品メーカー、ランクセスは、CSR活動の一環として若者と音楽を支援している。東日本大震災により被災した子どもたちを対象とした、公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)」の活動を支援しているのもその一つで、これまで岩手県山田町、同陸前高田市、宮城県石巻市の3地域で「子どもまち……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 持続可能な天然ゴム経済実現へ 2016年12月12日 9時 国際ゴム研究会(IRSG)が提唱する天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブ(SNR―i)の趣旨に賛同し、その活動に参画する生産から消費に至る天然ゴムのサプライチェーンの参加企業が増えている。 この天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブは経済・環境・社会の三本柱が調和した持……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期営業利益ランキング 2016年12月5日 10時 主要上場ゴム企業22社の17年3月期第2四半期の売上高ランキングが、前年同期と比べてほとんど変動がなかったのに対し、営業利益のランキングは大きく変動した。 1位には前年2位だった豊田合成が入り、前年1位の
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期売上高ランキング 2016年11月28日 10時 主要上場ゴム企業の2017年3月期第2四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 円高の影響などで22社中15社が減収となる中で、7位オカモトと8位西川ゴム工業、17位ナンシンと
ゴムタイムス社 取材メモ 数字よりも重要なのは 2016年11月28日 9時 三井化学の淡輪敏社長は11月16日に開催した経営概況説明会の中で「14中期経営計画」の総括を行った。 同計画の最終年度となる今年度は、純損失251億円を計上した13年度に比べ、営業利益が3・5倍、ターゲット事業領域の営業利益は1・6倍となり、ネットD/Eレシオは0・54ポイント改善する見込みだ。 また、……
ゴムタイムス社 取材メモ パンク対応ソリューションとは 2016年11月28日 4時 ブリヂストンは「2016中期経営計画」の重点項目の中で、引き続き単体からソリューションへ注力していく方針を掲げた。その具体例として挙げられているのが「パンク対応」「NVH」「運送」「鉱山」「農機」だ。 NVH・運送・鉱山・農機については、すでにいろいろな形で紹介されているが、パンク対応ソリュー……
ゴムタイムス社 取材メモ 落語ブームを肌で感じる 2016年11月28日 4時 最近、落語がブームなのだという。実力・人気を兼ね備えた若手落語家が増えたことで、テレビ番組や雑誌等で落語が取り上げられている他、都内で開かれる落語会の数も急増している。中には、若手落語家を追いかける若い女性もいるそうだ。 そうした中、東部ゴム商組共済組合が主催する「東部ゴム商組共済会寄席」を観……
ゴムタイムス社 取材メモ 上期は不調も下期は回復へ 2016年11月21日 9時 JSRの2017年3月期第2四半期連結決算は、特に円高が響き減収減益となった。これを受けて、通期の業績予想を下方修正した。 ただ、部門別の下期の売上高予想を見ると、エラストマー事業と合成樹脂事業については、上期の実績を上回る見込みとなっている。 部門別の上期の売上高はエラストマーが833億円、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 温室効果ガス削減への取り組み 2016年11月21日 9時 2020年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定」が11月4日に発効した。 同協定では、世界の平均気温上昇を産業革命前に比べ2℃より低く抑えるため、CO2などの温室効果ガスの排出を、2100年までに実質ゼロにすることを目指している。 日本は協定の締結に必要な文書の国連への提出が遅れ……
ゴムタイムス社 取材メモ ボトムアップの展示会 2016年11月21日 9時 バンドー化学が9年ぶりに神戸と東京で開催した「バンドーテクノフェア2016」では、環境・省エネ・高機能をテーマに、各事業部が新製品・新技術を展示した。 テクノフェアは、開発型企業を進める雀部昌吾元社長の発案で始められたもので、1989年から2007年まで隔年で開催していたが、リーマンショックを……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 TPPのゴム産業への影響 2016年11月14日 9時 環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案が、11月4日の衆院TPP特別委員会で可決された。 米国のドナルド・トランプ次期大統領が反対しているため、先行きは不透明だが、TPPの参加により日本のゴム産業にどのような影響が生じるのか、気になるところだ。 TPPは2006年に、比較的経済規模の小……
ゴムタイムス社 取材メモ 成果も真の構造改革へは道半ば 2016年11月14日 9時 日東化工の2017年3月期第2四半期決算は、減収だったものの、営業利益は前年同期に比べて倍増となった。15年3月期に営業損失を計上したのを受けて構造改革に取り組んできた、その成果が表れた形だ。 同社が構造改革に着手したのは、昨年6月。チームを立ち上げて方策を練り、具体的な活動を進めてきた。その後……
ゴムタイムス社 取材メモ CRが想定通りでなかったのは 2016年11月14日 8時 2017年3月期第2四半期連結決算が減収減益だったデンカの吉高紳介社長は、不振の理由の一つとして、昨年11月から稼働した米国のクロロプレンゴム(CR)工場での生産が、想定通りでなかったことを挙げた。 同工場は米デュポンから買収したものだが、吉高社長によれば
ゴムタイムス社 取材メモ 高速隊の声かけ効果を実感 2016年11月14日 7時 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が東名高速が全面開通した1969年から実施する「東名高速道路浜名湖サービスエリアタイヤ点検」が10月26日、浜名湖サービスエリアで行われた。 今年で48回目を迎えたタイヤ点検では、新たな取り組みとして、JATMAの各点検班に静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊が &n……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 海外から注目を浴びたIRC2016 2016年11月7日 6時 「2016年国際ゴム技術会議(IRC2016北九州)」と併催「ゴム・エラストマー技術展」が10月24~28日に開催され、IRC2016北九州には約600人が参加し、ゴム・エラストマー技術展には約5000人が来場した。 今回の国際会議や展示会の特長は、外国人の日本への関心の高さだ。 特に発表件数の約半……
ゴムタイムス社 取材メモ 時代の流れを読める人間に 2016年11月7日 5時 関西ゴム技術研修所の9月の入学式で、山内一郎・大阪ゴム工業会会長は、入学生に向け同研修所で学ぶ意義を説いた。 山内会長は自社のヤマウチ㈱を例に上げ、戦後70年の間、商売を4回変更しながら事業を継続してきたと説明。その上で「今、商売している製品でも、15~20年は続けられるかも
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ブタジエン価格が一段高に 2016年10月31日 9時 合成ゴムの主原料であるブタジエンのアジア価格が一段高となってきた。 シンガポールのロイヤル・ダッチ・シェル社の操業停止に加え、アジアでのナフサクラッカーの設備定修などにより、需給が引き締まるとの見方から、9月末にはトン当たり1400ドルと、4月のトン当たり1080ドル前後と比べ、約300ドル近……
ゴムタイムス社 取材メモ 「べっぴんさん」で関西景気の浮揚へ 2016年10月31日 9時 NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」で描かれているフアミリアの創業者の一人である田村枝津子(田村えつこ)さんが、ゴム関係者の間で話題になっている。 というのは、田村さんは阪東調帯護謨株式会社(現バンドー化学)の創業者榎並充造氏の次女だからだ。 NHKの「べっぴんさん」の実在モデルの紹介欄には……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 気がかりな海外の2つの動き 2016年10月24日 10時 海外から大きなニュースが相次いで入ってきた。いずれもゴム企業の業績に影響を与える可能性があり、その行方が気がかりだ。 一つは、石油輸出国機構(OPEC)が9月28日の臨時総会で、加盟14ヵ国の原油生産量を現在の3324万バレルから、3250万~3300万バレルに制限することで合意したことである。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内安定化後は海外も視野に 2016年10月24日 8時 ユーシー産業(永吉昭二社長)は16年を初年度とする5ヵ年計画を策定した。最終年度となる20年度には、15年対比で鳥取工場生産分売上高50%増をはじめ、収益面・財務面での大きな改善を目標としている。 その一環として、同社は中国の合弁工場で生産するエアコン用ドレンホースの、国内鳥取工場への生産移管を開始し……
ゴムタイムス社 取材メモ 作業用手袋開拓に強い意欲 2016年10月21日 18時 ミドリ安全は10月5日、都内本社でスリランカの手袋メーカー、アドバンスト・テクノロジー・グローブ社(ATG)と日本総代理店契約の調印式を開催した。 調印式を終え、会見に応じた安田一成ミドリ安全セフティ&ヘルス統括部取締役統括部長は、作業用手袋をグローバル展開するATG商品を販売することで、物流や……
ゴムタイムス社 取材メモ 五輪需要を心待ち 2016年10月21日 18時 全国ゴム商組連合会は9月14日に開いた商工懇談会で、各工業会の代表者らに加え、14年ぶりにメーカーの賛助会員(18社22名)を呼んで意見交換を行った。 懇談会では、商業組合側が事前に用意した10の質問を、賛助会員の出席者が答える形で行われた。その中の一つに、東京五輪需要に関する質問があった。すでに需要が……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 減少続ける中国向け輸出 2016年10月17日 10時 日本貿易振興機構(JETRO)がまとめた今年上半期の日中貿易の双方輸入ベースの実績によると、輸出入とも減少幅は縮小しているものの、4期連続でマイナスになっていることが明らかになった。 総額は前年同期比3・9%減の1422億6140万ドル、輸出は4・5%減の663億7913万ドル、輸入は3・4%……
ゴムタイムス社 取材メモ 需要好調なTPU、樹脂ベルトが牽引 2016年10月3日 9時 熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)の総出荷量がリーマンショック以前を上回る過去最高を記録しそうだ。TPU各社の上期の販売動向も前期実績比2ケタ近くの伸びをみせており、各社ともにフル生産に近い状況という。 TPUは優れた弾性、機械的強度、低温特性、耐摩擦性、耐候性、耐油性を持ち、押出成形、……
ゴムタイムス社 取材メモ 16年前半のゴム企業の株価推移 2016年10月3日 9時 2016年のここまでの株式市場を振り返ると、ゴム平均株価(弊紙選定のゴム関連企業32社の株価・週末終値の平均値から算出された指数)は、1月4日の大発会で1218円56銭からスタートし、9月2日に1000円25銭をつけて大引けを迎えた。およそ8ヵ月間で218円31銭下げたことになる。 また、前年は一度も……
ゴムタイムス社 語録 皆様のご支援のおかげ(山本昭二ゴム連合前中央執行委員長) 2016年9月30日 15時 「単組とゴム連合を合わせると労働組合活動に28年携わってきた。そのうち、ゴム連合に6年お世話になった。書記長4年、中央執行委員長2年勤めあげられたのも
ゴムタイムス社 語録 金型会社もイメージ戦略が必要(由良製作所内山孝子副社長) 2016年9月30日 15時 「お客様が会社の玄関を開けた時に、『この会社は明るく清潔で他と雰囲気が違うな』と思って頂ける、そういうイメージはすごく大事。金型屋もイメージ戦略をする時代が来たと思う。求人・採用に関しても第一印象はとても大切で、3K色のイメージが強い製造業でも『明るく、清潔感がある』という企業カラーを打ち出さな……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 新たな巨大市場への対応 2016年9月26日 10時 日本が主導してアフリカ諸国の開発問題を話し合う「第6回アフリカ開発会議」がナイロビで開催され、今後3年間で官民合わせて総額3兆円規模の投資を行う方針などを打ち出した。 アフリカは人口が現在の12億人から2050年には25億人、GDPが同年に4兆ドル規模になると予測されており、日本企業にとっても新た……