ゴムタイムス社 取材メモ 求められる中小企業と若年層の安全対策 2014年8月4日 12時 日本ゴム工業会の幹事会で、2013年の労働災害発生状況調査の結果が報告された。調査期間は13年1~12月の1年間。会員113社のうち85社から回答があった。回答率は75・2%。 休業者数は、88社から回答があった前回の12年実績では100人だったものが、
ゴムタイムス社 取材メモ 反動減は想定内だったのか 2014年8月4日 10時 4月の消費増税による仮需の反動減は、どの企業にとっても大きな懸念材料だった。ただ、ふたを開けてみると「4~6月は、思ったほど落ち込まなかった」と安堵した反応が多く、7~9月の回復に期待する声が高まっている。 今後の企業活動の発展には、内需の回復とともに、円安を背景にした輸出の堅調な伸びも必要だ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コンドームにとって記憶に残る年 2014年8月4日 10時 日本ゴム工業会の一般社団法人化に伴い、同工業会コンドーム協議会は4月からISO/TC157国内審議委員会に移行した。TC157は、ISOにある224の専門委員会のうち、避妊具及び性感染症予防具分野の標準化を担っている。 日本のコンドーム市場は少子高齢化によって輸出が国内向けを上回っており、また……
ゴムタイムス社 語録 ブタジエン価格の行方は…… 2014年8月4日 8時 「ブタジエンはそのまま貯蔵しておくのは大変危険なことで、このためBRやE―SBRの合成ゴムとして固めている。中国市場ではその合成ゴムが何十万tも流通在庫となっており、この解消には1年はかかる。ブタジエン価格は今年末までは1500~1600ドル/t台と認識せざるを得ない」(JSRの決算発表で平野勇……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 求められる軽専用タイヤ 2014年7月28日 12時 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会がこのほど発表した、2014年上期(1~6月)の車名別販売台数によると、ダイハツ工業の軽自動車「タント」が13万5688台で首位となった。 同車以外では、5位「デイズ」(日産自動車)、6位「N―BOX」(ホンダ)、7位ワゴンR(スズキ)など、上位10車……
ゴムタイムス社 取材メモ メキシコでの人材確保 2014年7月28日 12時 日本企業が世界中に進出するにつれ、様々な課題に直面するようになっている。 前回はインド市場が思ったほど成長せず、期待外れだったと関係者が困惑していることを書いたが、今回は
ゴムタイムス社 取材メモ シリコーンが記した第一歩 2014年7月28日 10時 地球の表層を構成する成分の中で最も多い元素は酸素で、次に多いのがケイ素(Si)だという。無機と有機の性質を兼ね備えた合成樹脂「シリコーン」の主原料だ。 シリコーンは耐熱性や耐寒性、耐候性、撥水性に優れ、厳しい環境下において安定性と耐久性を有しており、多くの産業分野で活用されている。 先日、東レ……
ゴムタイムス社 語録 発想がイノベーション起こす 2014年7月28日 8時 「(ベトナムの)R&Dセンターには、ハノイ工科大学出身の有能な若者を採用した。発想の転換がなければイノベーションは起こらない」(山下ゴム石川常夫新社長が、ベトナムに開設したR&Dセンターに期待を寄せて)
ゴムタイムス社 取材メモ オンリーワンポリマーの「RB」 2014年7月28日 8時 ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー「RB」(シンジオタクチック 1,2-ポリブタジエン) はJSRが開発し、世界唯一のメーカーとして供給しているオリジナルポリマー。1,2-結合を90%以上含み、平均分子量が10数万~20数万、結晶化度が約15~35%に調節されたユニークな特長を有し、
ゴムタイムス社 語録 海外人員の育成のため研修行う 2014年7月21日 12時 従来は語学研修などを行っていたが、海外人員の育成強化のため、本格的に今年の10月から、初めて第1回海外研修を行う。具体的には、アメリカの社内で行う予定になっており、仕事を通じて実践的に語学を学んでもらう。期間は一年間としている。(タイガースポリマー渡辺健太郎代表取締役社長)
ゴムタイムス社 語録 使い方は100%お客様が決める 2014年7月21日 12時 「いつも営業マンには『ベルトメーカーだから製品の使い方を全て知っているという売り方をするな』と言っている。使い方は100%お客様が決めることで、その一部のウチにあてはまる製品を提供しているだけ。アプリケーションは全部外にあって、そのうちのどれだけに出会えるかだ」(三ツ星ベルト産業資材営業第3事業……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 活発化する持続可能な原料開発 2014年7月21日 12時 コンチネンタルタイヤがタンポポ由来のゴムの開発で、欧州の環境技術に関する賞を受賞したと発表した。住友ゴム工業の100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」も、2月に欧州で同様の賞を受賞しており、ゴム・樹脂関連で持続可能な原料開発が活発化していることを示している。 コンチネンタルの研究は、ロ……
ゴムタイムス社 取材メモ 作り手も楽しんだ展示ブース 2014年7月21日 12時 展示会に出展する各企業にとって、どれだけ来場者の目に留まるブース作りをするかが重要になってくる。 先ごろ開催された「FOOMA JAPAN2014」で三ツ星ベルトが施したディスプレイには、来場者も楽しめる要素が散りばめられていた。 同社は例年「FOOMA JAPAN」に合わせて新製品を発表する……
ゴムタイムス社 取材メモ 期待外れのインド市場 2014年7月21日 12時 化学メーカーや商社などは、合成ゴムや熱可塑性エラストマーなどの海外市場での販売を積極的に進めている。中でも巨大市場であるインドで拡販を図っているメーカーや商社が多いが、思ったほど成果が上がらず、期待外れだとする声がちらほら聞こえるようになっている。 ある化学メーカーの担当者は
ゴムタイムス社 取材メモ Bマークって何? 2014年7月21日 10時 「B」という大文字だけのバナー広告を何度か見かけた。 通常のバナー広告では、クリックさせるために刺激的なキーワードが並ぶことが多いが、このバナーは「B」という大文字以外の情報は一切なく、不思議なバナーだと話題に上がっていた。 その謎が、先日開催されたブリヂストンスポーツの新ブランド発表会で解け……
ゴムタイムス社 語録 ゴルファーの傍らに寄り添っていたい 2014年7月21日 10時 「私たちは全国に120個所の拠点と、2万3000人の会員がいるスクールビジネスを展開している。ひとりひとりと向き合いながら用品やレッスンプログラムを開発し、最高のゴルフ体験をするゴルファーの傍らにいつも「ブリヂストンゴルフ」ブランドが寄り添っていたい。ブランドスローガンである「Be your Be……
ゴムタイムス社 語録 震災で困難乗り切る気概と自信学ぶ 2014年7月14日 12時 「震災で学んだのは、今後、ある程度の困難がきても何とか乗り切っていけるという、気概と自信を身に付けられたことだと思っている」(中光好藤倉ゴム工業社長。アナリスト・ミーティングで、過去5年間を振り返る中で、震災により南相馬の3工場が停止するなどの打撃を受けたことについて)
ゴムタイムス社 取材メモ 新製品開発へ既存技術活用 2014年7月14日 12時 藤倉ゴム工業の中光好社長は、7月4日に行われたアナリスト・ミーティングで「技術の裏付けがなければ、企業規模は拡大しない」と述べるとともに、新しい技術を開発するだけでなく、既存技術の改良・改善、新用途の開発により、新製品を生み出していく重要性を指摘した。 その一例として挙げたのが、ゴルフのカーボ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 国際規格の議論を有利に進めるために 2014年7月14日 12時 毎年、国際規格のISOで様々な規格が決まっている。自国の規格に近い国際規格が実現すれば、国内と製品仕様をそれほど変更せずに外国で販売できることから、規格がどう決まるかは、1国の産業界にとって非常に重要だ。 そのためには規格を審議する委員会で議論をリードする必要があるが、最近は
ゴムタイムス社 取材メモ 搬送ベルト輸出が大幅減 2014年7月14日 10時 搬送ベルト輸出が極端に落ち込んでいる。 鉄鉱石の価格下落に伴う、オーストラリア鉱山会社での雇用削減や設備投資の絞り込みが要因の一つのようだ。 財務省統計による1月~4月の搬送ベルト輸出額は前年比38%減と大幅に落ち込んだ。国別で見ると、鉄鉱石、石炭向けが多いオーストラリアが前年比66%減、銅鉱山向……
ゴムタイムス社 取材メモ 環境対応の壁と落とし穴 2014年7月14日 10時 フタル酸フリーやハロゲンフリーなどの環境対応製品は、今やゴム製品全般に広がりつつある。しかし、その開発と製品化には大きな壁がいくつも立ちはだかっている。 まず、環境規制物質の代替品を使い、従来品と同じ性能が出せるかどうかという第1の壁。性能とコスト面の折り合いという課題もある。この壁が最も高く……
ゴムタイムス社 語録 これまでのやり方では難しい時代 2014年7月14日 10時 「(日本建設機械工業会が発足した1990年から)二十数年で建機の市場はすっかり様変わりしたが、日本メーカーは勤勉なため、大きな環境変化にも努力しながら追随して足元の地位を築いてきた。ただ、グローバルに市場が変わったことによって、従前のやり方だけでは対応が難しい時代になってきている」(日本建設機械工……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 耐放射線性ゴムの開発進む 2014年7月7日 12時 十川ゴムが先日、放射線遮蔽ゴムシートの販売を開始したと発表した。極東ゴムも5月に、高放射線下で使用できるゴム材料・製品を極東産業・早稲田大学と共同開発したと発表している。これらの会社以外にも、各社が耐放射線性ゴムをラインナップしており、この分野で研究開発が活発化していることが伺われる。 十川ゴ……
ゴムタイムス社 語録 車電動化のカギはハイブリッド 2014年7月7日 12時 「自動車の次の100年のキーは電動化だと考えており、電動化の流れを作ったのは、1997年にトヨタが提案したハイブリッドだと自負している。トヨタが環境のコア技術だと考えるハイブリッドは、これからの車両の電動化を進化させるキーテクノロジーだと思っている」(トヨタ自動車の燃料電池車の進捗状況説明会で加藤……
ゴムタイムス社 語録 TPPよりEPAの方が影響ある 2014年7月7日 10時 「(履物に関しては)TPPより、その後のEUとのEPA交渉の方がかなりの影響を被る。EUの靴メーカーは規模が大きい。時間のない中、企画開発から店頭まで、積極的にものを売っていく観点から努力していきたい」(全履協懇親会で、岩崎幸次郎副会長が交渉の始まった「日EU・EPA交渉」に触れて)
ゴムタイムス社 取材メモ 中古建機が海外に売れなくなる 2014年7月7日 10時 高圧用ゴムホースやゴムクローラの大口需要先である建設機械。今や、その5割以上はレンタル機が使用されているとのことだ。レンタル機がここまで普及した要因の一つに、海外で中古建機需要が旺盛だったことが挙げられる。 性能のいい日本製建機は、アジアを中心とした新興国で引き合いが多く、ものによっては他国製……
ゴムタイムス社 取材メモ 「薄型避妊具」国際規格への道のり 2014年7月7日 10時 今年9月16~19日の4日間、東京・墨田区のKFCホールで第31回ISO/TC157(避妊具及び性感染症予防具)国際会議が開催される。同会議の日本での開催は初めてとなる。 日本のコンドーム市場は、少子高齢化などにより輸出が国内向けを上回っている。海外市場では日本製「薄型コンドーム」に対するニーズが高……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 本格化する燃料多様化への取り組み 2014年6月30日 12時 トヨタ自動車が水素を燃料とするセダンタイプの燃料電池自動車(FCV)を、今年度内に発売することを発表した。いすゞ自動車とユーグレナも、次世代バイオディーゼルの実用化を目指すとしている。 こうした燃料多様化への取り組みは、将来的には燃料価格の低下に繋がり、ゴム業界にとってもメリットになるだろう。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム薬品が民芸品を変えた 2014年6月30日 10時 ゴムの加硫法は1839年にチャールズ・グッドイヤーが発見したとされている。研究室で居眠りをした彼のゴム靴に硫黄がこぼれ、ストーブで加熱された後、翌朝目覚めるとゴム靴の弾性が増していた、というのはよく知られたエピソードだ。 ところが、先ごろ東部ゴム商組の勉強会でゴム薬品について講演を行った有我望……
ゴムタイムス社 語録 魅力がなければビジネスは終わり 2014年6月30日 10時 「苦労してアポを取っても、話に魅力がなければそこでビジネスは終わる。魅力とは何か。技術的な情報、人間性、何気ない世間話も含めて魅力がなければそこで終了」(都ローラー工業・町田憲重代表取締役)
ゴムタイムス社 語録 上場を機に広く社会に貢献 2014年6月29日 10時 「ソリューションビジネスカンパニーを目指すべく、事業規模の拡充強化を図ってまいりました。上場を機に株式公開企業としての責任を自覚し、世界の「ものづくり」を支え、日本を元気にする会社を目指すとともに、広く社会に貢献できる企業となるよう、役員はじめ従業員一丸となって一層精励してまいる所存でございます……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤメーカーの新たなブランド戦略 2014年6月23日 12時 ブリヂストンは6月13日、国際オリンピック委員会(IOC)と公式パートナー契約を締結した。これまで同社は主にモータースポーツを支援することでブランドイメージを確立してきたが、グローバル展開を加速させる中で、従来とは異なる戦略を練り始めているようだ。 同社は現在でも、様々なモータースポーツをサポー……
ゴムタイムス社 語録 生産規模の数値を新ゴム量に変更 2014年6月23日 12時 「当社はこれまで、生産規模を乗用車用タイヤに換算して示してきた。しかし、SUV/CUV/ピックアップトラック用カテゴリーに生産をシフトしていることなどから、
ゴムタイムス社 取材メモ 拡大するフコクの海外事業 2014年6月23日 11時 フコクは6月6日に開催した14年3月期決算説明会の中で、グループの現状を紹介した。 現在同社は8ヵ国に16拠点を設けており、現在、メキシコとチェコでも会社設立を進めている。 エリア別の売上では、依然として日本が最も大きく、次がアセアンその他地域、韓国、中国、北米と続く。 ただし、海外子会社の売上……
ゴムタイムス社 語録 カラーチップの国内シェア8割 2014年6月23日 11時 「下期後半の11月以降、本年3月までフル生産が続き、土・日、正月休み返上で生産対応したが、リサイクル原材料が不足しており、仕事をお断りしたケースもあった」 「人工芝のカラーチップ需要が旺盛で、現在、カラーチップで国内8割、人工芝で6割のトップシェアを誇リ、シェア№1を確立した。今後は弾性舗装材市場……
ゴムタイムス社 取材メモ ビッグサイトを俯瞰で見ると 2014年6月23日 10時 6月10日から4日間、東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2014 国際食品工業展」のバックヤードで、会場を俯瞰から撮影することができた。 撮影は開催中の毎日2回行われ、弊紙の記者が参加したのは初日13時のツアーだった。集まった報道関係者は係員に誘導されて移動。非常用通路を抜けて……
ゴムタイムス社 語録「お互いに約束を守るかどうかの世界」(東北ゴム・大西正哉社長) 2014年6月16日 10時 「事業を進めることは、お互いに約束を守るかどうかの世界。約束のつながりを意識して、一人ひとりがやり切ろう、やり抜こうと思わない限りその連鎖は断ち切られる。そうでなければ予算は絶対に達成できない」(東北ゴム・大西正哉代表取締役社長 社員の意識改革に触れて)
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の13年度経常利益 2014年6月9日 12時 上場ゴム企業の2014年3月期決算の経常利益をランキングした。 海外での自動車生産の好調さに加え、国内での消費増税前の駆け込み需要で自動車生産や住宅着工件数などが増加、景気回復と復興需要、東京オリンピック関連のインフラ整備などで、土木建設機械や工作機械も好調だったことから、経常利益を大幅に増や……
ゴムタイムス社 語録 「米国では新品を買う会社はない」 2014年6月9日 12時 「米国では中古が主流で、タイヤメーカー以外の工業部品メーカーはどこも新品の機械は買わない。ロールもバンバリーも新品を買う会社はない。タイヤメーカーが使い終わったものをきちんとメンテナンスして、部品を入れ替え、再生した製品が新品のようになって売られている」(加藤進一・加藤事務所代表取締役社長)
ゴムタイムス社 取材メモ 太陽光発電事業の魅力 2014年6月9日 12時 オカモトの決算説明会の質疑応答で、太陽光発電事業をどう位置付けているか、という内容の質問があった。 これに対し、岡本良幸社長は、当初は「損しない程度にやろう」と思っていたものの「意外に成績がいいことから、第2期工場まで踏み込むことになった」背景を説明した。 岡本社長によると、太陽光発電設備の償……
ゴムタイムス社 取材メモ ベルトメーカーの海外売上比率が増加 2014年6月9日 10時 三ツ星ベルトは14年度3月期決算で、海外ベルト売上構成比が43・7%となり、国内ベルト売上構成比率を上回ったと発表。国内と海外が逆転したのは今期が初めてだという。海外売上高は、アジアを中心に順調に拡大したことに加え、為替レートが前期と比較して円安になったため、前年比33・3%と大幅に増加している。特に……
ゴムタイムス社 取材メモ スケールが違う海外の免震事情 2014年6月9日 10時 日本ゴム協会・接着研究分科会が主催したシンポジウムで、免震ゴムの最新動向を紹介した東京工業大学・西敏夫特任教授によれば、国内の免震建築物は累計で3000棟を超え、海外でも導入事例が増加している。ただ、そのスケールは桁違いのようだ。 2012年に開港した中国の昆明長水国際空港は、床面積50万㎡を超……
ゴムタイムス社 取材メモ 売上1兆円に向け社名を変更 2014年6月2日 12時 5月26日の取締役会で、10月1日から社名を「住友理工」に変更することを決議した東海ゴム工業。29日の決算説明会では、当然ながら記者から「自動車用防振ゴムで世界トップシェアである『東海ゴム』というブランドを、わざわざ変える必要があるのか」との疑念が示された。 それに対し久岡洋一常務執行役員は、中期経……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の13年度売上高 2014年6月2日 12時 主要上場ゴム企業の2014年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 13年度は、上期は景気回復の遅れにより低調に推移したものの、下期に入ると円安効果やオリンピック決定などにより景気が上向き、消費増税前の駆け込み需要もあって自動車生産台数などが増加、さらに米国やアジア市場を中心に海……
ゴムタイムス社 取材メモ 成長への強い意志 2014年6月2日 12時 決算説明会で17年度までの新しい中期経営計画の説明を行った朝日ラバーは、3年間に24億5000万円の設備投資を行う計画であることを明らかにした。 事業分野別では、自動車が10億円、医療6億円、ライフサイエンス分野が8億5000万円。 自動車分野では、同社の主力製品であるLEDについて、受注が拡大して……
ゴムタイムス社 語録「日本がぶっちぎりで1位だ」(JATMA野地新会長) 2014年6月2日 12時 「タイヤのリサイクル率は90%。世界中でこんなにリサイクルされている国はない。日本がぶっちぎりで1位だ」(JATMAの新会長就任記者会見での野地新会長)
ゴムタイムス社 語録「イエローカードは出なかった」(日本建設機械工業会竹内前会長) 2014年6月2日 10時 「在任中に最大限の注意を払ったのはコンプライアンスの問題。(工業会という)競合会社が一堂に会して議論する中に法律の専門家に入っていただいて、問題があればイエローカードを出すようお願いしていた。工業会の取り組みが浸透していたこともあり、おかげさまでイエローカードが出ることはなかった」(日本建設機械……
ゴムタイムス社 取材メモ 工業用品の歴史を紐解けば…… 2014年6月2日 10時 先日、ブリヂストンが報道関係者を招いて「化工品事業における個別事業発表会」を開催した。この発表会は、普段目に触れる機会の少ない化成品や工業用品のことをもっと知ってほしいという思いから企画された。 インフラ事業(免震ゴム)、ゴムクローラ事業、ベルト事業、ホース事業、防振ゴム事業、樹脂配管事業、化……
ゴムタイムス社 語録 「化学産業は7年サイクル」(JSR小柴満信社長) 2014年5月26日 12時 「石油化学の世界は7年サイクルで動いている。良かったのが2003年と2010年。比較的価格が安定している時が石油化学産業にとっては非常にいい。それからすると、次のサイクルは2017年ぐらいに来ると見ている。この1、2年はまだダウンサイクルが続くだろう」(JSR小柴満信社長 決算発表の席上、石化事……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中期経営計画には柔軟な姿勢で 2014年5月26日 12時 14年3月期の決算発表に伴い、現行の中期経営計画の進捗状況の紹介や、新たな計画の発表が行われた。 もちろん、中長期的な目標を設定することは重要であり、その目標に向けて全力を尽くすのは重要だが、グローバル化に伴い経営環境が激しく変化する現代においては、従来とは異なる対応が求められているようだ。 日本……