ゴムタイムス社 ニュースの焦点 住友ゴムとGY提携解消が呼ぶ波紋 2014年2月24日 11時 住友ゴム工業は2月13日、13年12月期決算発表会で、米グッドイヤー社からアライアンス契約・合弁事業解消の申入れ及び国際商業会議所に対する仲裁申立てがあったことを明らかにした。同社・池田育嗣社長は「グッドイヤー社の真意はわからない」としながら、「(両社は)日米欧以外ではコンペジター。アライアンス解消に……
ゴムタイムス社 取材メモ2 なぜタイヤの色は黒いのか 2014年2月24日 8時 2月20日に開催した葛飾ゴム工業会の勉強会で、「なぜタイヤの色は黒いのか」という解説が伊藤氏からあった。現在の乗用車用のタイヤはカーボンブラックとシリカの混合物が使用されている。
ゴムタイムス社 取材メモ3 海外進出で改めて知る日本の労働者の質 2014年2月17日 12時 2013年下半期もゴム関連企業の海外進出が相次いだ。かつては国内製造業の空洞化などということが盛んに言われたが、最近はそうした言葉は聞かれなくなった。それだけ製造業の海外進出が自明のこととして、受け入れられるようになったということだろう。
ゴムタイムス社 取材メモ2 中国でのコンドーム需要が急増 2014年2月17日 12時 コンドームの世界大手企業の販売数量は、1位はイギリスのReckitt Benckiser社で、2位はオーストラリアのAnsell社。オカモトとアメリカのChurch&Dwight社が共に世界3位となっている。地域別での販売数を見てみると、アメリカと中国が5億400万個ともっとも多く、欧州が4億3……
ゴムタイムス社 取材メモ1 免震メーカーの熱い使命感 2014年2月17日 10時 2月6〜7日にパシフィコ横浜で開催された第18回「震災対策技術展」横浜には、免制震システムをはじめ、テント・シェルター、非常食、災害トイレ、通信・情報システムなど震災対策技術が一堂に会した。
ゴムタイムス社 取材メモ2 覚書と契約 2014年2月10日 12時 横浜ゴムが韓国クムホタイヤと覚書、日本ゴム工業会がミャンマーゴム協会と覚書、日本ゼオンがカタール石油公社と覚書と、ゴム業界での大型事業化案件が相次いでいる。法律書によると、覚書(Memorandum of Understanding)は「取引の契約を交わす際に付随する文書のことで、契約書を作成する……
ゴムタイムス社 取材メモ3 大幅な増収増益も前途に懸念が 2014年2月10日 12時 2014年3月期第3四半期決算が大幅な増収増益となった日本ゼオンであるが、営業利益に関しては第1四半期から一貫して右肩下がりとなっており、第4四半期もこの傾向は続く見込みだ。
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ISO/TC45に見る国際対応 2014年2月10日 12時 1月24日の日本ゴム工業会理事会で行われた第61回「ISO/TC45国際会議の結果報告」では、国際会議に臨む姿勢として、2つのポイントが示されたと言える。 1つは、日本が会議へ提出するテーマについて、今後はこれまで以上に中小企業の意見を反映していくということ。もう1つは、戦略的な取り組みを行っていくと……
ゴムタイムス社 取材メモ1 デザイン力でPVCの新しい価値を 2014年2月10日 10時 付加価値によって販売拡大を図るのは、現在の日本では定番の戦略。ナノテクノロジーに代表される先端技術や、きめ細かなサービスなど製品に付加価値を与える方策は様々だ。その一つに「デザイン」も含まれる。 2011年に創設された「PVCデザインアワード」は、軟質塩ビ(PVC)素材への理解と新たな価値創造を……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日本ゴム工業会の法人化 2014年2月3日 12時 日本ゴム工業会は1月24日開催した臨時総会で、4月1日付けで一般社団法人への移行を正式に決議した。それに伴い、製品別部会と協議会を廃止することになった。 現在、製品別部会・協議会には、「ゴム引地」「練生地」「ゴム板」「ライニング」「ロール」「防振ゴム」「ガス管」「食品医療用品」の8部会と、「コンド……
ゴムタイムス社 取材メモ3 下町ボブスレーと求人難との戦い 2014年2月1日 12時 昨年末に厚生労働省が発表した13年11月の有効求人倍率(季節調整値)は1・00倍となり、07年10月以来、実に6年1ヵ月ぶりに1倍台を回復した。一般に求人倍率が高くなれば企業がより多くの労働者を求めており、経済に活気があることの証明になる。ところが、デフレ時代が長引いた影響で技術者の育成にまで手が回らず、……
ゴムタイムス社 取材メモ1 リアリティの重要性 2014年2月1日 12時 展示会で、ある出展企業の担当者に話を聞いていると、若い男性が我々のブースに近付き、展示している製品を手に取った。何か考えながらしきりに眺めているので、担当者が彼に話しかけると、男性は小型タブレットを取り出し、図面のようなものを示した。「こういうものがつくれるか」というのである。 ラフなコートだっ……
ゴムタイムス社 取材メモ2 中国製カー黒の輸入が急増 2014年2月1日 12時 昨年のカーボンブラック輸入量は、前年比6%減と見込まれいる。 輸入量全体が減少している中、「異常とも思える低価格の中国製品は、前年比で約2割増加している」(工藤カーボンブラック協会会長)状況だという。
ゴムタイムス社 取材メモ1 オートサロンでマーケティング 2014年1月27日 12時 オートサロンで昨年に引き続き、ブース内でタイヤの人気投票を行ったクムホタイヤ。 人気投票は展示タイヤの前に「好みのタイヤをタッチしよう」と表示されたiPadに、来場者がiPad上の投票ボタンを押す形で行われた。
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コンドーム新製品への期待 2014年1月27日 12時 しばらく目立つ動きがなかった国内のコンドーム業界で、シェア1位のオカモトと2位の不二ラテックスが相次いで新製品を発表した。 いずれも高品質を特長としており、諸外国と比べて使用意識が薄いとされる日本で利用が進むことが期待される。 厚生労働省エイズ動向委員会の「2012年エイズ発生動向」によると、同……
ゴムタイムス社 取材メモ2 塩ビ復権は欧州車がきっかけ 2014年1月27日 9時 身近な素材として、広く使用されていたポリ塩化ビニルポリマー(塩ビ)。ところが、1990年代にダイオキシン類の主な発生源として疑われたことから「塩ビバッシング」が発生し、製品はもちろん、工業用品分野でも塩ビ忌避の流れができた。その後、研究が進み、焼却時のダイオキシン発生は、燃焼する物質よりも燃焼条……
ゴムタイムス社 取材メモ2 官民タッグでエコ建機の普及促進へ 2014年1月20日 12時 官民タッグでエコ建機の普及促進へ 4月の消費税増税前の駆け込み需要に関して、その後の反動減に不安を持つ企業経営者は少なくない。加えて、建設機械業界にはもう一つの駆け込み需要があった。建機の主力である20トン級で、11年排ガス規制の生産猶予期間が13年10月末で終了したため、その直前に旧型機の需要が拡大し……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 エコタイヤは「長持ち」へ 2014年1月20日 12時 近年、タイヤメーカーは環境対応を要求する声に応え、低燃費タイヤの性能向上にしのぎを削ってきた。販売する全タイヤの約8割がエコタイヤとなり、戦いの場は新しいフェーズに移りつつある。各社は耐摩耗性能の向上、いわゆる「長持ちする」という商品特性を鍵と捉え、戦略の前面に掲げ始めている。 東洋ゴム工業は、……
ゴムタイムス社 取材メモ カーボンナノチューブの意外な用途 2014年1月20日 12時 航空機や自動車用途での金属代替材料として注目されているカーボンナノチューブ。実は意外な用途での引き合いがあるという。
ゴムタイムス社 取材メモ3 ゴム製安全長靴を同時発売 2014年1月20日 12時 主に工事現場や重い機械・部品を扱う工場内や、鉱業、建設業などの足への危険を伴う作業場で使用される安全靴。 その安全靴に2秒で履け、1秒で脱げる完全防水のスタイリッシュ安全長靴が登場した。 工業用ゴム製品メーカーのシバタ工業がBoaクロージャーシステムと、同社の安全靴テクノロジーを融合させて開……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 年頭所感に見る業界トップの景況感 2014年1月13日 10時 景況感や今年の展望という観点から、ゴム関連企業・団体トップの年頭所感を総括すると、景気回復に向けての期待と不安が錯綜する、まだら模様の様相を呈していると言えそうだ。 アベノミクスにより期待された景気回復については「輸出や個人消費が持ち直しており、企業収益の改善や設備投資の増加など、景気回復に向け……
ゴムタイムス社 取材メモ2 製品保証制度はファン作りの一環 2014年1月11日 12時 昨年、ムーンスターが履物業界初の取り組みとして製品保証サービスを導入して話題を呼んだ。 創業140年を記念して制定した新しいロゴマークを搭載した商品を対象に、購入後にエントリーするなどの条件を満たせば、半年間にわたり初期不良が原因の機能不具合や破損等全てにおいて製品保証を適用するというものだ。
ゴムタイムス社 取材メモ3 消費者意識を的確にとらえた新製品 2014年1月11日 12時 ブリヂストンの「ECOPIA」の新シリーズの発表会で、興味深いデータが示された。 同社の消費者動向調査によると、タイヤ購入時に重視する性能は「セダン」「軽・コンパクト」「ミニバン」の各ユーザーのいずれも、ウェットグリップが1位だった。 しかし2位は、セダンとミニバンが高速直進安定性なのに対し軽・……
ゴムタイムス社 取材メモ1 真のイノベーション 2014年1月11日 9時 「真のイノベーション」は古い知と新しい知が融合して生まれる。オーストリアの経済学者、ヨーゼフ・シュンペーター著の「経済発展の理論」を引用し、こう語ったのは日本ゼオンの田中公章社長。
ゴムタイムス社 取材メモ2 中高年のエコ意識を需要に生かせ 2014年1月5日 12時 昨年暮れ、東京ビッグサイトで開催された国内最大級の環境展示会「エコプロダクツ2013」での一コマ。会場には、企業関係者の他、社会科見学のために首都圏近郊の小・中学生が多数来場していた。各ブースには子供向けの親しみやすい展示やスタンプラリーなどが用意され、各所で歓声が上がっていた。会場でもう一つ、……
ゴムタイムス社 取材メモ1 コンセプトEVカー「AEROーY」が実走 2014年1月5日 12時 12月に開催された横浜ゴムのタイヤ試乗会で、同社のコンセプトEVカー「AEROーY」のデモ走行が行われた。 これまで東京モーターショーなどで展示物として外観を見ることができたが、実際に走っている姿を見るのは初めて。 今回のデモ走行は「長い時間かけて茨城県久慈郡にある弊社テストコースに来て頂いたので……
ゴムタイムス社 取材メモ3 ものづくりの心意気 2014年1月5日 12時 新春トップインタビューで、いろいろな企業の経営者の声を聞くことができた。 その中で印象深かったのは「景気に左右されないものづくりをしていきたい」という声が、複数の社長から聞けたことである。 「アベノミクスには期待をするけれど、頼ることはない」という言葉もあった。確かに、アベノミクスで一部企業の業……
ゴムタイムス社 【社告】『2020年版ゴム産業名鑑』発売 ゴムタイムス社では、このたび『2020年版ゴム産業名鑑』を刊行し、販売を開始いたしました。 『ゴム産業名鑑』は、1951年に初版を刊行して以来、今回で35版を重ねております。 本書は、全国のゴム製品メーカー、卸商社、原料・資材販売業者をはじめ、関連団体、技術・研究機関および労働組合まで、ゴム産業……