ゴムタイムス社 【社告】『ゴムタイムス令和二年度縮刷版』発売 2021年4月5日 9時 弊紙ではこのたび、昨年の本紙『ゴムタイムス』の全ページを一冊に収録した『令和二年度縮刷版』を発売いたしました。 週刊『ゴムタイムス』は、ゴム、タイヤ、プラスチック情報に特化した業界専門紙で、1946年(昭和21年)の創刊から70余年の歴史を誇ります。ゴム業界の主要なニュースをはじめ、注目商品、注目……
ゴムタイムス社 取材メモ 稼ぐ力の再構築とは 2021年3月29日 10時 今年2月、攻めと挑戦と題する中期事業計画(2021~2023)を発表したブリヂストン。中期事業計画の説明会で石橋秀一代表執行役グローバルCEOは「2023年までにタイヤを始め、多角化事業の拠点を含めた生産拠点の4割
ゴムタイムス社 主要合成ゴム・化学薬品相場(ゴム・エラストマー関連の市況)21年3月 2021年3月22日 10時 合成ゴムはSBR1500、EPDM、クロロプレン(W)、2元系フッ素ゴム、ウレタンゴム(標準品)、IRなど18種類、熱可塑性エラストマーでは、スチレン系(TPS)、オレフィン系(TPO)、ウレタン系(TPU)、塩化ビニル系(TPVC)の4種類、カーボンブラックはISAFなどの7種類、プロセスオイル……
ゴムタイムス社 取材メモ KTハンドウォッシュパウダーを開発 2021年3月22日 7時 SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを行っているカワイチ・テック。 同社の取り組みが分かる会社案内を昨年作成し、以下のYouTubeで公開されている(https://www.youtube.com/watch?v=GL2TbxQ-9gY) そのなかで、同社が以前から研究開発しているKTブランドがある。KTブランドは、浄水用凝集剤「KTパウダ……
ゴムタイムス社 取材メモ 北米市場増産投資の理由とは 2021年3月8日 7時 SUV用タイヤを中心に北米市場で積極的な増産投資に乗り出している住友ゴム工業。2月9日にオンラインで開催した20年12月期決算説明会で山本悟社長はその理由を説明した。 同社は15年のグッドイヤー社とのアライアンス解消に伴い、米国工場を取得。ただし、米国工場
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月の営業利益ランキング 2021年3月8日 7時 主要上場ゴム企業の2021年3月期第3四半期決算の営業利益をランキングした。決算発表が延期された朝日ラバーを除いた21社のうち、増益となったのは4社で、減益企業が14社となり、そのうち営業損失企業は3社となった。前四半期(第2四半期)と比較すると、増益企業数が3社増加し、上位10社中増益
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月の売上高ランキング 2021年3月1日 11時 主要上場ゴム関連企業の21年3月期第3四半期の売上高をランキングした(日東化工は非連結)。決算発表が延期された朝日ラバーを除いた21社のうち、増収となった企業はなく、2ケタ減収となった企業は17社となった。(前年同期は増収企業5社)。 売上高上位10社はいずれも減収
ゴムタイムス社 取材メモ シルバーストーン工場解散の狙い 2021年3月1日 9時 2月15日にオンラインによる決算説明会を開催したTOYO TIRE。そこでの質疑応答で、清水隆史社長はマレーシアの生産子会社Silverstone Berhad社(以下、SSM)の閉鎖と解散の狙いについて述べていた。 現在、マレーシアには「Proton(プロトン)」と「Perodua(プロドゥア)……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 SDGs商材に力を注ぐ原料商社 2021年2月23日 10時 国連が掲げる持続可能な目標「SDGs」をテーマにした商材の取り扱いを拡充する動きがゴム・樹脂原料を扱うケミカル商社の間で広がっている。弊紙では「ファインケミカル商社特集」と題し、ケミカル商社に需要動向や
ゴムタイムス社 取材メモ 高機能材料が四半期過去最高に 2021年2月22日 7時 日本ゼオンの21年3月期第3四半期連結決算で、高機能材料セグメントの利益が四半期決算として過去最高を更新した。 同セグメントの売上高は23億3000万円増加し701億円9800万円、営業利益は30億8900万円増加し163億2600万円となった。 松浦取締役は「光学フィルム、光学樹脂の需要は堅調に推移……
ゴムタイムス社 取材メモ ツーリング向け商品に期待 2021年2月15日 8時 2月に発売した2輪車用タイヤ「バトラックス・スポーツ・ツーリングT32」の新商品説明会を開催したブリヂストン。コロナ禍による二輪車用タイヤの市場動向について、同社MCタイヤ事業部長の藤田昌宏氏は「電車やバスなどの公共交通機関での移動を避け、二輪車で移動する人が増加
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 フレイル予防で自治体と連携 2021年2月12日 17時 自治体と連携し、高齢者の「フレイル(虚弱)」予防など市民の健康寿命の延伸に向けた取り組みを進める動きがゴム企業でも広がっている。 住友理工は1月14日、小牧本社と小牧製作所が所在する愛知県小牧市と「健康づくり等の推進に係る包括連携協力に関する協定」を締結した。協定では、両者の資源を有効活用し、フ……
ゴムタイムス社 取材メモ SSBRの需要環境が改善 2021年2月8日 15時 JSRが開催した21年3月期第3四半期の決算説明会で、エラストマー事業は第3四半期にほぼ前年並みの需要環境まで回復し、新型コロナの影響を織り込んだ当初見込みを上回る結果となった。 第4四半期の見通しは、合成ゴム市況の回復により、改善も見込んでいるという。 SSBRの動向については、第1四半期や第……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小会員の停滞感続く 2021年2月8日 10時 日本ゴム工業会は20年12月25日に「中小企業会員景況調査」を行い、21年1月21日に発表した。業況判断DIは前回調査から再び若干悪化する傾向が見られた。新型コロナの感染再拡大への懸念
ゴムタイムス社 取材メモ 三菱商事と提携の進捗は 2021年2月1日 10時 TOYO TIREの清水隆史社長は昨年12月3日、WEBで開催した記者懇談会で、コロナ禍での2020年を振り返りながら、現在策定中の2025年までの5年をタームにした新たな中期経営計画を発表する予定であると説明した。 また、記者懇談会の質疑応答で18年11月に締結した三菱商事との資本業務提携の進捗状況
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コンテナ不足解消はいつ? 2021年1月25日 9時 世界的なコンテナ不足の影響がゴム産業界にも広がっている。コンテナが不足するのは複合的な要因が考えられるが、大きな要因の一つに、中国からのコンテナ輸出の急増がある。新型コロナウイルス感染を抑え込んだ中国は、工場の稼働も
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 デジタル化の発言が相次ぐ年頭挨拶 2021年1月18日 10時 新型コロナウイルス感染再拡大を背景に、世界経済は混迷を深めるなかでスタートした2021年。ゴム関連企業トップの2021年の年頭挨拶は、一日も早いコロナ収束を祈願する言葉とともに、先行き不透明な状況にも動じずデジタル技術を活用し、ビジネスモデルの変革や働き方改革、生産性向上を一段と推し進める発言が……
ゴムタイムス社 取材メモ 生配信でビジョンを説明 2021年1月2日 13時 「コロナ禍における新しい生活様式の中で、仕事の方法も大きく変化してきている」と語るのはフォルボ・ジークリング・ジャパンの佐藤守社長。コロナ禍でオンラインによる会議や商談が広がる中、もともと外資系である同社は、社内的な部門長会議などはオンラインが定着していたという。 ただ、万全のコロナ感染防止対策……
ゴムタイムス社 【社告】「ゴムデータブック2021」発売 2020年12月14日 16時 ゴムタイムス社では、このほどゴム業界のゴム関連統計の決定版「ゴムデータブック2021」を発売いたします。 本書は、世界・日本のゴム工業に関する生産・出荷量などの最新の統計データを満載するほか、主な上場ゴム企業の決算情報、上場企業の株価週足データも掲載するなど、「ゴムデータブック2021」を開く……
ゴムタイムス社 取材メモ 人事制度を大幅に変更 2020年12月13日 7時 ブリヂストンでは、中長期事業戦略として、「稼ぐ力の再構築」を推進している。 稼ぐ力の再構築に向けた経費・コスト構造改革として、20年に固定費削減で750億円、変動費削減で290億円の合計1040億円の営業費削減を実施する。さらに、20年から21年の2年間で、報酬制度見直しで30億円、リソースの再配分・……
ゴムタイムス社 取材メモ カーボンニュートラル企業へ 2020年12月7日 12時 菅義偉内閣総理大臣は10月26日の所信表明演説で2050年に温室効果ガスゼロ、すなわちカーボンニュートラルを目指すことを表明していた。そこで11月26日開かれた三井化学のオンライン経営概況説明会で、橋本修社長も2050年に温暖化ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指す方針を明らかにした……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月期営業利益ランキング 2020年12月7日 10時 主要上場ゴム企業の2021年3月期第2四半期決算の営業利益をランキングした。決算発表を延期している昭和ホールディングスを除く21社中、増益となったのはナンシン1社のみで、営業損失企業は8社となった。また、前四半期(4~6月期)のランキングと比較すると、1位の日本ゼオンは変わらず。2位の豊田合成は第……
ゴムタイムス社 取材メモ 来年2月に新中計を発表 2020年11月30日 15時 先日オンラインで開かれたJSRの第2四半期決算発表会で、宮崎秀樹取締役常務執行役員はコロナ禍で5月に行う予定だった新中期計画の発表を来年2月に開くことを明らかにした。
ゴムタイムス社 取材メモ ゼオンが中計進捗状況発表 2020年11月30日 10時 田中社長は中計「SZ―20フェーズⅢ」の進状況について、「フェーズⅢに入り、売上高3000億円を維持してきたが、世界経済悪化を受けて、今期は3000億円を下回る予想をしている」と業績面を統括した上で、「これまで設備投資をしてきた高機能材料事業がもう一つの柱として成長し、過去最高の売上高、営業利益を達……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月売上高ランキング 2020年11月30日 10時 主要上場ゴム企業の2021年3月期第2四半期決算が発表されたのを受け、第2四半期の売上高をランキングした。 決算発表が延期された昭和ホールディングスを除いた21社の売上高をみると、全社が減収となり、上位10社はいずれも2ケタ減収となった。新型コロナウイルスの影響により、主要需要先である自動車業界の……
ゴムタイムス社 取材メモ 中小ゴム企業の人手不足 2020年11月16日 6時 11月4日にオンラインで開催された日本ゴム精練工業会の臨時総会の終了後、加藤事務所の加藤進一社長が「最新のゴム原材料の市況」のテーマで講演が行われた。 その講演のなかで、日本の中小ゴム企業の悩みについて触れ、加藤社長はベテランや団塊世代の引退、若手が入社しなく、慢性的な人手不足、製品PRの場がな……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 景況感は引き続き低迷 2020年11月16日 6時 日本ゴム工業会は10月1日に「中小企業会員景況調査」を行い、10月29日に集計した。業況判断DIは前回調査からマイナス傾向がやや改善される結果となった。ただし、新型コロナによる需要の停滞により、ゴム産業の中小企業の景況感は
ゴムタイムス社 取材メモ JALの困りごとを解決 2020年11月9日 10時 ブリヂストンは11月末に一般公開を予定する「ブリヂストンイノベーションセンター」(東京都小平市)で開いた技術説明会でJALとの共創で進める「航空機ソリューション」を紹介した。 航空機ソリューションを説明したT&DPaaS技術開発第1部の田村大祐部長は「航空機用タイヤは
ゴムタイムス社 取材メモ リアル展示会開催の意義 2020年11月2日 13時 コロナ感染拡大の影響からネットを介した「オンライン展示会」が花盛りだ。その一方、リアル展示会の開催も徐々に再開されつつある。主催者側も会場で3密を回避すべく、マスク着用の義務化、入場時の検温などを実施するなど徹底したコロナ対策を行いながら展示会を開催している。 緊急事態宣言が発出されて以降、弊……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 使い切り手袋の争奪戦が激化 2020年11月2日 10時 コロナ禍でゴム樹脂手袋の需要が増えている。特に、需要が急伸しているのが使い切り手袋だ。使い切り手袋はこれまで医療機関や食品工場などの業務用を中心に使用されてきたが、10年ほど前からは消費者の衛生意識の高まりや仕様上の手軽さなどが受け入れられ、家庭にも普及が広がった。 日本グローブ工業会の統計によ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業のHP、スマホ対応へ進化 2020年10月19日 14時 ホームページ(HP)をリニューアルして製品や技術の特徴を深く知ってもらったり、新しい顧客を取り込もうとしたりする動きがゴム関連企業で広がっている。HPのリニューアルといえば、タイヤなどの大手企業がメインであったが、近年は中堅・中小ゴム関連企業にもその動きが広がる。デザイン性に富んだHPに触れる機……
ゴムタイムス社 取材メモ コロナ禍が見えた働き方の気づき 2020年10月19日 13時 ブリヂストンは、タイヤを取り巻くデータなどを活用したソリューション事業に大きく舵を切る方針を示し、2019年にグループの一員となった欧州のWebfleet Solutionsと基盤のDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組み、2020年はエンジニアリングチェーンのDXを進めている。 9月に開催された中長……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 オンライン展示会、成功のカギは 2020年10月12日 10時 コロナ感染拡大防止策として、本来であれば首都圏や関西などの開催されるはずだった大規模展示会が延期や中止に追い込まれた。「人とくるまのテクノロジー展2020横浜」(5月開催)を始め、3年に1度10月に開催される「IPF Japan 2020(国際プラスチックフェア)」が中止になったことは記憶に新しい……
ゴムタイムス社 取材メモ 中核事業に成長した精錬ライニング事業 2020年10月12日 9時 「二年連続のM&Aで精錬ライニング事業は中核事業の一つとなった」と語るのは、東海カーボンの真先隆史精錬ライニング事業部長。 トーカイ・コベックスとして19年にスタートした東海カーボンの精錬ライニング事業は、19年では売上構成比の6%を占める事業に過ぎなかったが、独コベックスに続き、フランスの炭素黒……
ゴムタイムス社 取材メモ 自動化をさらに推進(ユーシー産業永吉昭二社長) 2020年10月5日 10時 「よりコンパクトな経営を目指すことでコロナに負けない企業体制を構築したい」と語るのはフレキシブルホース・パイプ専業メーカーでユーシー産業の永吉昭二社長(吉は土へんに口)。 その一環として、生産拠点の鳥取工場では今まで以上に生産効率向上を目指した合理化を推進し、自社生産比率を高める施策に力を注い……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コロナ禍の海外拠点新設の狙いとは 2020年10月5日 10時 コロナ禍でも海外拠点の新設に動くゴム・樹脂メーカーが相次いでいる。9月は住友理工が1日にベトナムに2拠点目の自動車用ホースの新工場を開設すると発表したのに続き、横浜ゴムが11日に同社グループでオフハイウェイタイヤを生産販売するATGがインドで3拠点目の新工場を新設すると発表。さらに住友化学も15日に……
ゴムタイムス社 取材メモ スピードが決め手に(東京材料今井廣史社長) 2020年9月28日 9時 昨年7月に日本ゼオンの取締役常務執行役員からゴム・ケミカルズの専門商社、東京材料の社長に就任した今井廣史氏。今井社長は就任直後からコロナ直前まで、国内・海外の拠点をくまなく訪れ、お客様との話し合いを通じ、会社を取り巻く環境や会社の実態把握に費やしてきた。 その中で、今井社長が感じた
ゴムタイムス社 取材メモ 横浜ゴムのコロナ対策への取り組み 2020年9月23日 7時 先日開催された横浜ゴムのオンライン決算説明会で、山石昌孝社長は今期のおける新型コロナウイルスへの対応を説明した。 上半期の取り組みについては、3月27日の株主総会直後、新体制のもと同社独自の緊急事態宣言を発令し、4月21日に緊急事態対応プロジェクト第1段、5月25日に同プロジェクト第2段を実施した。……
ゴムタイムス社 取材メモ WEB発信強化するバンドー化学 2020年9月14日 15時 バンドー化学がwithコロナ対応として、WEBを活用した営業活動に力を入れている。これまで顧客密着営業を強みとしてきた同社だが、「コロナ禍でお客様に行けないなか、当社もようやくWEBを使って様々な情報をお客様に提供できる環境になってきた」(吉井満隆社長)と語る。 その一つの手段として、同社は新……
ゴムタイムス社 取材メモ 性能のバランスを追求したウインター マックス03 2020年9月14日 8時 先日開かれた住友ゴム工業のスタッドレスタイヤ新製品「ウインター マックス 03以下、WM03」の試走会で、WM03の技術面で話を聞くことができた。 同社タイヤ国内リプレイス営業本部販売企画部の北山眞課長代理はWM03の開発で苦労した点として、開発目標を決めることが大変だったという。 通常、ウインターマッ……
ゴムタイムス社 取材メモ エラストマー事業の事業構造計画 2020年9月7日 11時 7月に開かれたJSRの第1四半期の決算説明会で、5月に発表する予定だった新中期経営計画を今年度中に発表する意向を示した。 新中計の方向性として、宮崎取締役はデジタル分野とライフサイエンス分野を成長の中心に置き、組織変革を進め、持続的で強靱かつグローバルな事業展開をさらに進化させることを目指して……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~6月期営業利益ランキング 2020年9月7日 10時 主要上場ゴム企業の2021年3月期第1四半期決算の営業利益をランキングした。新型コロナウイルス感染拡大による世界経済の悪化に伴う需要低迷で、上場ゴム企業の4~6月期は増益企業が不二ラテックス1社のみ。一方、8社が営業損失、13社が2桁減益となり、非常に厳しい結果となった。 前年同期と比較すると豊……
ゴムタイムス社 取材メモ コロナ機に変革目指す十川ゴム 2020年8月31日 10時 緊急事態宣言発令中、従業員や関係者の安全確保とともに、感染拡大防止という企業の社会的責任を果たすため、様々な取り組みを実施した十川ゴム。 在宅勤務もその一つで、同社では事務系従業員を中心に実施したほか、十川利男社長を始め、十川忠正副社長、十川敬夫副社長ら幹部も在宅勤務を行い、全従業員の3割程度……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~6月売上高ランキング 2020年8月28日 17時 主要上場ゴム企業の2021年3月期第1四半期決算が発表されたのを受け、第1四半期の売上高をランキングした。 ナンシンを除いた21社売上高をみると、増収企業は櫻護謨の1社のみとなり、売上高上位10社はいずれも減収となった。また、2ケタ減収企業も19社
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ需要の下期見通しは 2020年8月21日 17時 国内タイヤ4社の20年12月期上期決算が出揃った。新型コロナウイルスの感染拡大で、タイヤ需要はグローバルで急減し、4社の上期業績は非常に厳しい結果となった。ただ、ここにきてタイヤ需要が回復に転じる地域も出始めている。コロナ第2波への懸念は拭い切れないものの、4社トップは下期のタイヤ需要をどう見ている……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 株主総会、3密回避で様変わり 2020年8月11日 10時 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ゴム企業の株主総会が様変わりしている。6月中旬から下旬は、3月期決算企業の株主総会が集中する時期にあたる。弊紙では、毎年3月期決算のゴム上場企業に「株主総会アンケート」を実施しているが、今年の回答をみると、株主への来場を控える呼びかけを行ったり、会場で座席の間……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 汚れた廃プラが輸出規制対象に 2020年8月3日 12時 有害廃棄物の国際的な移動を規制するバーゼル条約の締約国会議(COP14)が昨年開かれ、新たに廃プラスチックを規制対象に追加する条約改正案が採択された。国内では来年1月1日から改正バーゼル条約が施行される。同条約施行後は、汚染された廃プラスチックを輸出する際、輸出相手国の同意が必要になる。 廃プラ……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム企業の従業員数ランキング 2020年7月31日 8時 弊紙ではこのほど、ゴム企業17社が2019年度末に提出した有価証券報告書をもとに、各企業の期末従業員数(連結)を調べ、ランキングを作成した。 それによると、1位はNOKで4万492人、2位は豊田合成で3万9403人、3位は住友理工で2万6109人となった。 続く4位はJSRで9050人、5位は西……
ゴムタイムス社 取材メモ 3Dプリンター事業を強化 2020年7月17日 10時 ホッティーポリマーが7月から販売開始したGerman RepRap社のLAM方式3Dプリンター「L320」。同社はこの販売をきっかけに3Dプリンター事業を強化する。 3Dプリンター事業は7年前から始め、昨年には3Dプリンターの本体「ファンダー」と「レイズ3D」などの販売を開始した。 堀田社長は……
ゴムタイムス社 取材メモ PCR検査車両提供の意義 2020年7月13日 11時 豊田合成は新型コロナウイルスのPCR検査車両を5月に東京都医師会、6月に名古屋大学医学部附属病院に提供した。このPCR検査車両は、トヨタグループが新型コロナウイルス感染症の診断や治療に尽力する医療現場を支援する活動「ココロハコブプロジェクト」の一つとして提供したものだ。 新型コロナウイルス対策……