ゴムタイムス社 ニュースの焦点 引き続き景況感が悪化 2020年7月13日 8時 日本ゴム工業会は4月3日に中小企業会員景況調査を行い、4月30日に集計した。業況判断DIはマイナス傾向が一段と強まる結果となり、ゴム産業の中小企業の景況感は悪化している。 調査項目は、業況判断、売上額、経常利益、販売価格、資金繰り、従業員の過不足状況、当期に直面している経営上の問題点の7項目。中……
ゴムタイムス社 取材メモ 再生660万回のコンドーム動画 2020年7月3日 13時 オカモトラバーズ研究所が2017年8月にユーチューブで公開している「オカモトコンドームトレーニングキャンプ」の再生回数が6月現在で660万回を突破した。 オカモトラバーズ研究所は、国内コンドーム市場でシェアNo1のオカモトが2015年12月にコンドームの着用率向上を目的に開設した情報発信サイト。……
ゴムタイムス社 取材メモ 感染症対策に貢献するゴム・プラ企業 2020年6月29日 12時 新型コロナウイルス感染症対策で注目を集める製品や新技術が、ゴム・プラスチック企業から相次ぎ開発され、感染症防止対策に一役買っている。 日進ゴムは、ドアノブからのコロナ感染防止のため、ドアノブ用のアタッチメント「ノブフック#1」を緊急開発した。手の平でドアノブを握らずに腕やヒジを用いて開閉でき、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 20年3月期営業利益ランキング 2020年6月29日 9時 主要上場ゴム企業の20年3月期決算の営業利益をランキングした。売上減少や人件費や物流費の増加、さらに工場設備の更新などによる減価償却費の増加もあり、22社中18社が減益だった。 一方、増益となったのは住友理工、アキレス、相模ゴム工業、櫻護謨の4社で、増益企業は前期の4社と同一となった。住友理工は原価……
ゴムタイムス社 取材メモ コロナ後変わること、変わらないこと 2020年6月22日 10時 三井化学の橋本修社長は、6月2日にオンラインで開いた「2020年度経営概況説明会」で、新型コロナウイルス前後で変わらないこと、コロナ後に変わることについて言及した。 橋本社長は、コロナ前後で変わらない事象として、「5GやAIに代表されるデジタル技術の加速度的な進展」「プラスチック問題、CO2の……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 20年3月期売上高ランキング 2020年6月19日 16時 主要上場ゴム企業の22社の20年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受け、決算業務や監査手続きに遅れが生じ、当初予定していた決算発表時期を遅らせる上場ゴム企業が相次いだ。 上位10社はいずれも減収となった。首位の豊田合成は、コロ……
ゴムタイムス社 取材メモ 業績予想「未定」をめぐる苦悩 2020年6月8日 9時 今期の業績予想を「未定」とする企業が非常に目立つ中、宇部興産の泉原雅人社長が先の経営概況説明会で業績予想策定の経緯を明かした。 同社は当初、業績予想に前期に近い営業利益などを組み込もうとしていたが、その後、新型コロナウイルス感染が拡大。泉原社長は、「この影響をどの程度織り込むか、われわれも非常……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コロナ後を見据えた中計を 2020年6月5日 12時 新型コロナウイルスの感染拡大がゴム関連企業の中長期経営計画(中計)に影響を及ぼしている。中計は、企業が3~5年程度にすべきことを明確にまとめたもの。計画に基づいて売上や利益、ROEなど定量的な目標を策定するとともに、将来のありたい姿が示されている。ただ、コロナの収束時期が見通せない中、新中計の公……
ゴムタイムス社 取材メモ 極薄手袋「シンガープラテMD―PF」が好調 2020年6月1日 14時 宇都宮製作は1903年の創業以来、クインやトーマ、シンガー、さらに創業110周年を機に掲げた新ブランド「プロプラス」等様々なブランドを世の中に発信してきた。 このうち、同社の主力ブランドであるシンガーは、使い捨て手袋を始め、マスク、エプロン、衛生キャップなどの商品で展開し、病院や介護、食品工場……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コロナ禍で決算発表延期相次ぐ 2020年5月29日 17時 新型コロナウイルス感染拡大が企業の決算発表に影響を及ぼしている。上場企業の3月期決算発表は例年5月初旬から中旬に集中するが、今年はコロナの感染拡大により、発表時期を延期する上場企業が相次いだ。ゴム上場企業でも同様の動きが広がり、3月期決算ではアキレスや藤倉コンポジット、フコク、相模ゴム工業、ナン……
ゴムタイムス社 【取材メモ】マスク製作キット注目浴びる 2020年5月25日 9時 ビクトリア型を使用した打抜き加工技術を得意とする精工パッキング(東京都葛飾区、平井秀明社長)。 同社が開発した「マスク製作キット」が現在、注目を浴びている。マスク製作キットは打抜き加工技術を活かし、太さ0・3~0・4ミリのシリコンー製の超極細輪ゴムを使用した商品だ。細くて伸縮性が良いため、着……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 新型コロナの業績への影響は 2020年5月25日 9時 合成ゴム2社が4月の決算説明会で新型コロナウイルスの影響に言及した。 JSRは、業績予想に事業別の新型コロナウイルスの影響を織り込んだ。エラストマー事業と合成樹脂事業では上期にマイナス20%、下期にマイナス10%、半導体事業では通期でマイナス5%、ディスプレイ事業では通期でマイナス10%の影響を受け……
ゴムタイムス社 取材メモ 東和コーポが焚き火用手袋発売 2020年5月18日 10時 キャンプ人気が再燃している。キャンプの様子をSNSで発信する芸能人や一般人も増え、ブームに一役買っている。 作業用手袋を製造・販売する東和コーポレーションは、このブームに着目し、今年5月よりワークマンで、キャンプ(焚き火)での使用を強く意識した革手袋「EXTRA GUARD TAKIBI」の販売……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内で唯一手作りゴム風船を製造したマルサ斉藤ゴム 2020年5月4日 16時 1950年の創業以来、風船の総合メーカーとして様々な商品を世に送り出してきた、墨田区にある㈱マルサ斉藤ゴム。 本紙では同社を7年前に企業特集として取り上げた。 同社は後継者を育成することと、海外へ販路を広げていく中で生産体制をどう拡充していくかを今後の課題としていた。 しかし、4月7日に発表……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ウェブ会議は定着するか 2020年5月4日 10時 新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークや面談自粛が広がり、ウェブによるコミュニケーションを活用する企業が増えてきた。 ホッティーポリマーは、東京本社営業部で不要不急の面談訪問を自粛して、営業担当者がZOOMを導入しインターネットでの面談を提案している。 右川ゴム製造所は、来訪や訪問による打ち……
ゴムタイムス社 プラタイムス ニュースの焦点 レジ袋有料化を機に実効ある環境施策を 2020年4月27日 16時 レジ袋有料化が約2か月後に迫った。7月1日から、繰り返し使える厚手の袋、100%海洋生分解性の袋、バイオマス素材25%以上の袋を除き、レジ袋は有料になる。 有料化をめぐっては審議の過程でさまざまな議論があった。日本ポリオレフィンフィルム工業組合が「レジ袋の薄肉化に積極的に対応しプラスチック使用量……
ゴムタイムス社 取材メモ 新型コロナの医療用テントに貢献 2020年4月27日 15時 東ソーが製造するクロロスルホン化ポリエチレン(CSM)の「TOSO―CSM」が、新型コロナウイルス感染者の治療現場で活躍している。 山口県の南陽事業所で高稼働が続くCSMは、ホース、電線被覆、引布、パッキン、ロール、ライニング、エスカレータ手摺、ゴムボート、自動車用ベルト、建材用目地材等に使用さ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 マスク不足緩和に動くゴム企業 2020年4月24日 15時 全国各地でマスクの品薄状態が続く中、マスク不足の緩和を目的に、ゴム企業が相次いでマスク生産に乗り出している。 イノアックコーポレーションは、国内工場で最新機材を使用したポリウレタン製マスク「ポリマーボディーの洗えるマスクα(アルファ)」を開発した。関連会社のオンラインショップで4月17日正午より2……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 業績下方修正相次ぐゴム企業 2020年4月20日 13時 ゴム・樹脂を扱う原料メーカーや部品メーカーの間で、通期業績予想を下方修正する動きが相次いでいる。下方修正の理由は、主要需要先の自動車市場の低迷による業績悪化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で市場環境がさらに悪化したことも要因だ。 日本ゼオンは1月30日、米中対立による中国経済減速の影響に加え……
ゴムタイムス社 取材メモ KTパウダーが国内外で高い評価 2020年4月20日 10時 カワイチ・テックが注力するKTブランド商品のひとつである「KTパウダー」は無機複合化合物を粉砕して高濁度用に調合した無害の浄水用凝集剤。 KT-パウダーは、汚れた水に入れると瞬時に浄化できる商品だ。 最近では、同商品はテレビ東京「未来ジパング」、TBSテレビ「メイドインジャパン!」、千葉テレビ……
ゴムタイムス社 取材メモ 新型コロナでウェブ活用急拡大 2020年4月20日 10時 コロナ禍の長期化が懸念される中、ウェブをいかに活用するかが感染防止や事業継続にとって生命線となりつつある。 社内会議や取引先との面談にウェブ方式を導入する企業が相次ぐほか、今年は新入社員への訓示も様変わりし、TOYO TIRE、日本ゼオン、三井化学、東ソー、三菱ケミカルなどがウェブで配信した。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 使い捨て手袋を使う消費者心理 2020年4月13日 10時 新型コロナウイルスの感染予防対策として、使い捨て手袋を使用する消費者が増えている。筆者は都内の事務所に電車で通勤しているが、最近は車内ではマスクだけでなく、ビニール製やニトリルゴム製の使い捨て手袋を装着し、通勤する人を見かけるようになった。 その背景には、新型コロナウイルス感染者の急増を受け、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 健康経営が加速するゴム企業 2020年4月13日 10時 従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実践するゴム関連企業が増えている。従業員の健康管理に取り組むことで、医療費の削減はもちろん、生産性向上や離職率の低下、企業イメージアップになると考える企業が多いためだ。経済産業省が実施する「健康経営優良法人制度」に認定されるゴム関連企業の数は着実に増……
ゴムタイムス社 取材メモ ハシモト、電設資材関連商品に力 2020年4月13日 9時 1925年の創業以来、ベルトやホースなど工業用ゴム・プラスチック製品の製造販売とともに、近年は機械システムや建設インフラなど事業フィールドを広げるハシモト。 同社が現在注力する商品の一つに「マルチゲート」「シングルゲート」と呼ばれるフィンランドから輸入している電設資材関連の商品が
ゴムタイムス社 【社告】『ゴムタイムス令和元年度縮刷版』発売 2020年4月6日 13時 弊紙ではこのたび、昨2019年の本紙『ゴムタイムス』の全ページを一冊に収録した『令和元年度縮刷版』を発売いたしました。 週刊『ゴムタイムス』は、ゴム、タイヤ、プラスチック情報に特化した業界専門紙で、1946年(昭和21年)の創刊から70余年の歴史を誇ります。ゴム業界の主要なニュースをはじめ、注目商……
ゴムタイムス社 取材メモ 優秀賞を受賞した中島ゴム工業 2020年4月6日 7時 中島ゴム工業(福岡県久留米市、中島幹雄社長)は昨年12月に、「第8回ものづくり日本大賞」の製造・生産プロセス部門で優秀賞を受賞した。 受賞した案件は、「防振ゴム製品製造におけるVOC排出ゼロと製造コスト削減を実現する加硫接着プロセス」。同プロセスを兼ね備えた製品が同社が注力する「加硫接着剤フィル……
ゴムタイムス社 取材メモ オールシーズンタイヤの商機は 2020年3月30日 7時 TOYO TIREが2月に実施した試走会の会場で、清水隆史社長がオールシーズンタイヤについて所見を述べた。 オールシーズンタイヤ「セルシアス」の日本での展開について、清水社長は、「関東や関西は雪は降るが凍らないということで、私はこのタイヤは非常に便利なタイヤなので徐々に増えていく可能性があると……
ゴムタイムス社 取材メモ 五輪に向け物流対策が本格化 2020年3月30日 7時 クラレのエラストマー事業部が、東京五輪中の物流の混雑を避ける取り組みを本格化させている。 熱可塑性エラストマー「セプトン」などを扱う同事業部は、茨城県の鹿島事業所が国内のメインの製造拠点となり、ここで生産する製品は通常は東京港から輸出される。 しかし、東京港は、最近は慢性的に混雑しており、まし……
ゴムタイムス社 取材メモ 欧州の機械メーカーの特徴 2020年3月16日 14時 ゴム・樹脂機械メーカーを取材している際に、昨年10月に開催されたK2019(国際プラスチック・ゴム産業展)に行った人に、欧州の機械メーカーの特徴を聞くことができた。 K2019に行った人が口を揃えて話していたのが、機械のIoTやAIの活用が圧倒的進んでいるとのことだった。たとえば、機械にセンサを……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ業界の再編に言及 2020年3月16日 10時 ブリヂストンの決算説明会で、タイヤ業界の再編に幹部が言及した。 説明会が行われた2月17日時点での新型コロナウイルスの影響について、石橋秀一副会長は「中国は当社にとってクリティカルな市場ではないので、グローバルのサプライチェーンに中国が大きく影響することはない。パンデミックな事態になると別なシナ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月の営業利益ランキング 2020年3月16日 8時 20年3月期第3四半期の営業利益率ランキングは減益企業が22社中16社となった。前四半期(第2四半期)と減益企業数に変動はなかったものの、前四半期で増益だった豊田合成と西川ゴム工業が減益に転じたことで、上位10社のうち増益となった企業は4位の住友理工のみとなった。 上位10社で前四半期から順位を上げたの……
ゴムタイムス社 取材メモ 横浜ゴムのMB事業の近況は 2020年3月9日 14時 横浜ゴムが先の決算説明会でMB事業の近況を説明した。 19年のMB事業は、売上収益が1193億円で前期比1・3%増、事業利益が83億円で同12・4%増と増収増益となり、このうち、ホース配管事業は減収、工業資材事業は増収となった。 これに対し、20年のMB事業は、売上収益が1190億円で同0・3%減、事……
ゴムタイムス社 取材メモ 戦略的にデジタルを活用していく 2020年3月9日 12時 TOYO TIREは2月1日から「デジタル推進室」を解消し、「デジタルイノベーション推進本部」を新設した。 先日開催されたTOYO TIREの決算説明会で、デジタルイノベーション推進本部の立ち上げの経緯について、2月から同推進本部長に就いた金井昌之取締役常務執行役員は
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月の売上高ランキング 2020年3月2日 10時 主要上場ゴム関連企業の20年3月期第3四半期の売上高をランキングした(日東化工は非連結)。増収企業は5社で、前年同期の16社から11社減少した。売上高上位10社中増収企業は1位の豊田合成の1社のみ。米中貿易摩擦の激化による中国を始めとする世界経済の減速感が鮮明となり、輸出環境が悪化していることや、国内も……
ゴムタイムス社 取材メモ スタッドレスの履きつぶしとは 2020年2月28日 13時 横浜ゴムは2月初旬に旭川市で開いた冬用タイヤの勉強会で、普段接する機会が少ないトラックバス用(TB)タイヤに関する興味深い資料を紹介した。 同社によると、TB用タイヤの需要構成比(18年)は、スタッドレスタイヤ約46%、オールシーズン約36%、サマータイヤ約17%と
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム産業の新3Kとは 2020年2月25日 14時 きつい、汚い、危険の頭文字をとった「3K」業種といわれるゴム産業。 2月7日に大阪で開催されたゴム連合の第60回ゴム産業労使懇談会で石塚宏幸中央執行委員長は、賃金や一時金、ワークライフバランスの実現など、20年の春とり方針を表明する中で、ゴム産業の労働環境の現状について言及した。 石塚委員長によ……
ゴムタイムス社 取材メモ 減損損失の今後の対策 2020年2月25日 13時 住友ゴム工業は先日開催した2019年12月期の決算説明会の席上、19年12月期の減損損失が182億円になったことを発表した。減損の多くは海外工場の生産や販売面での遅れによるものだという。 今後の対策は、米国工場では、生産面については少品種多量生産体制から多品種少量生産体制に移行しながら、生産難易度が……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 景況感が一段と悪化 2020年2月25日 9時 日本ゴム工業会は昨年12月26日に中小企業会員景況調査を行い、1月21日に集計した。業況判断DIはマイナス傾向が強まる結果となり、ゴム産業の中小企業の景況感は一段と悪化している。 調査項目は、業況判断、売上額、経常利益、販売価格、資金繰り、従業員の過不足状況、当期に直面している経営上の問題点の7項目……
ゴムタイムス社 【社告】『ポリマー混練り活用ハンドブック』発売 2020年2月20日 9時 ゴムタイムス社では、『ポリマー混練り活用ハンドブック』を今月発売しました。 ゴム・樹脂材料の配合技術は、この20年間にポリマーアロイの先駆者ウトラッキーの発明によるEFMやカオス混合装置の開発、ラムスタットミキサーなどプロセシングに関する新技術が生まれ、技術が進歩しています。 本書は、防振ゴムや……
ゴムタイムス社 取材メモ マスク代替にもなる極細輪ゴム 2020年2月14日 8時 「世界で一番細い、極細シリコン輪ゴムをもっと世の中に広めたい」と語るのは、東京葛飾区の町工場、精工パッキングの平井秀明社長。 同社のビクトリア型打抜き技術で製造する極細シリコン輪ゴムは、身につけたことも忘れるほど0・3mmと細く軽い輪ゴムで、シリコン素材のため、無臭、防振性、耐熱性にも優れる。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム事業の近況は 2020年2月14日 7時 日本ゼオンの20年3月期第3四半期の決算説明会で、合成ゴム事業の近況が詳述された。 出荷量を前年同期と比べると、タイヤ向けが中心の汎用ゴムは、海外向けが伸び6%増。松浦一慶取締役執行役員は、「タイヤの需要が世界的に決して強くない環境下、
ゴムタイムス社 取材メモ 次の100年はシロからイロ(色)へ 2020年2月10日 13時 化学品専門商社の白石カルシウム、炭酸カルシウムのパイオニア企業の白石工業、研究機関の白石中央研究所などグループ22社、国内外42拠点で多様な事業を行う白石グループ(大阪市北区、白石恒裕社長)は、昨年11月に白石グループとして創業100周年を迎えた。その中、白石社長は今年の年頭挨拶で次の100年に向けた……
ゴムタイムス社 取材メモ 経産省が各所で「2つのお願い」 2020年2月7日 13時 今年の各団体の新年賀詞交歓会に来賓として招かれた経産省幹部のあいさつは、終盤に示し合せたかのように「最後に2点お願いがございます」という決まり文句が述べられ、必ず企業への2つの要請で締めくくられた。 日本自動車タイヤ協会(JATMA)の新年賀詞交換会でも、来賓の経産省・大臣官房の大内聡審議官が……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 新型肺炎 早期終息願うゴム企業 2020年2月7日 11時 中国・武漢市を発生源とする新型コロナウイルスによる肺炎拡大がゴム関連企業の活動に影響を与え始めている。中国全土での肺炎拡大を受け、ゴム関連企業は従業員の中国出張禁止や、当局の指示に従い現地工場の再開延長する措置を取ったほか、日本国内での感染拡大に備え、在宅勤務の検討を進める企業もある。 武漢市……
ゴムタイムス社 取材メモ 中部ゴム商組が経済産業大臣賞 2020年1月31日 15時 今年も1月中旬から下旬にかけて全国各地のゴム製品商業組合で賀詞交歓会が行われ、各商業組合の活動がスタートした。 なお、昨年は各地のゴム製品商業組合が設立40周年を迎えた記念すべき年であったが、「各地区が相互に40周年を祝ったことで
ゴムタイムス社 取材メモ プラスチックの環境問題に取り組む 2020年1月31日 13時 先日、開催された日本プラスチック機械工業会の新年賀詞交歓会で、依田社長は海洋プラスチックごみ問題を始めとする環境問題への対応について触れ、「プラスチックが環境負荷素材と話題になり、一般の皆様から見ると我々の業界としては逆風となっている。今後は我々も環境問題の対応もしていくことが重要になっていくる……
ゴムタイムス社 取材メモ ファミリー層にもブランド訴求 2020年1月28日 9時 東京オートサロンのダンロップ・ブースは、ファミリー層を意識した体験型の展示となり「安全・安心な、家族のダンロップ」をコンセプトに、動かす、覗く、触る、比べる、撮れるの5つの体験コーナーが用意された。 ブースの入口にはドラえもんが置かれ、ブースに入ると、9歳でフォーミュラカーレースデビューを果た……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ESGへの発言が相次いだ年頭挨拶 2020年1月27日 15時 ゴム・樹脂企業トップの年頭挨拶で、ESGに関連した発言が相次いだ。ESGとは、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)の英語の頭文字をとったもの。「ESGやSDGsなど企業の社会的責任を果たすためには何をすべきかを常に考え、実行に移す」(住友ゴム工業山本悟社長)、「ESGを経営基盤の強化策の一つ……
ゴムタイムス社 取材メモ ドイツと日本の接着技術の違い 2020年1月27日 12時 昨年12月にカワサキテクノリサーチが開催した「マルチマテリアル化と異種材料接合技術の革命」の講演で、東京工業大学の佐藤千明教授は「異種材料接合に向けた接着接合部の力学解析」のテーマで講演していた。 その講演で、佐藤教授はドイツと日本の接着技術の違いを解説していた。 ドイツでは、国を挙げて接着技術……
ゴムタイムス社 取材メモ オールシーズンへの日本市場の反応は 2020年1月21日 9時 雪に強いオールシーズンタイヤ「ブルーアース4S・AW21」を今月から本格発売した横浜ゴムは、先の新商品発表会でオールシーズンタイヤの貴重なデータを公表した。 オールシーズンタイヤには、「M+S」だけが付いた北米で主流の従来型と、これに加えスノーフレークマークも付いた欧州型がある。欧州型の方が積雪……