ゴムタイムス社 ニュースの焦点 国際規格化には連携が必要 2018年11月8日 6時 10月26日の日本ゴム工業会幹事会で、ISO/TC45国内審議委員会の活動報告が行われた。 この報告の中で、青木正己日本ゴム工業会ISO/TC45国内審議委員会事務局長から、国際会議に臨む姿勢として、2つのポイントが示された。 一つは、規格化を進めるにあたり、これまで以上にアセアンとの連携を深めること……
ゴムタイムス社 取材メモ 8割以上が人手不足 2018年11月7日 11時 日本ゴム工業会の幹事会で、労務委員会の関係資料として、雇用状況調査の結果が報告された。 調査は今年4月末に実施され、会員企業103社のうち80社から回答があった。回答率は77・7%。 調査項目のうち、雇用面での当面の課題については、「労働力が不足している」の回答数が80社中65社となり、回答した企業の……
ゴムタイムス社 取材メモ 備えあれば憂いなし 2018年10月31日 18時 日本ゼオンの決算説明会で、中国のダンピング関税や米中貿易摩擦の影響についての質問に応じた平川宏之取締役常務執行役員は、「中国が色々騒がしい状況だが、日本に対してはNBRのダンピング関税がかかっており、これは11月上旬に最終決定する見通しだ。現在は仮決定の段階だが、実際にはもう関税を払っている。ただ……
ゴムタイムス社 取材メモ 米中貿易摩擦の影響は 2018年10月30日 18時 先日行われたJSRの決算説明会で、米中貿易摩擦の影響について質問を受けた宮崎秀樹取締役常務執行役員は、「実績にそれほど大きな影響は出ていないが、自動車やタイヤの中国市場にやや変調が見える。夏場に中国向けの輸出が少し減少したが、これが米中貿易摩擦の関税によるのか、それを受けた経済状況によるのか、夏……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「脱プラ」で代替素材に脚光 原料メーカー開発を加速 2018年10月25日 15時 自然には分解しないため動植物をはじめ環境への悪影響が懸念されるプラスチックごみ問題を背景に、脱プラスチックをめぐる動きが活発だ。 環境省が先月提示した審議会の小委員会の資料によれば、1950年以降に世界で生産された83億tのプラスチックのうち63億tが廃棄され、回収されたプラスチックごみの79%が埋……
ゴムタイムス社 取材メモ 講演・展示で製品・技術をPR 2018年10月25日 10時 日本ゴム協会関東支部は、ゴム・関連技術開発および営業担当者などに1984年以来、「新しい製品と技術の紹介」をテーマとする総合紹介講演会を開催している。 講演会では、原料や機械など新製品に関する情報について、担当者が紹介するとともに、会場には講演企業のサンプルやカタログを展示するスペースも用意さ……
ゴムタイムス社 取材メモ 旭カーボン工場の魅力 2018年10月24日 17時 先日開かれた日本ゴム精練工業会の臨時総会前に、会員らは旭カーボンの本社で、カーボンブラック製造工場や研究棟などを見学した。同工場では、徹底した製造管理体制が構築されており、研究棟では微小部の元素分析や状態解析できる透過電子顕微鏡や、ナノメートル程度の構造まで観察できる走査電子顕微鏡などを使用する……
ゴムタイムス社 取材メモ トラブル一覧表を作成 2018年10月24日 16時 日本ゴム協会・成形加工技術研究分科会が10月19日に開いたゴム技術シンポジウムで、近藤寛明主査が同分科会の活動について触れていた。近藤主査は成形加工では、計量、混練り、貯蔵、圧延、押出、加硫などの流れがあると説明した上で、「成形加工のトラブルは避けて通れない。この成形加工の一連のトラブル対策をまとめ……
ゴムタイムス社 取材メモ 50年間ぶれずに 2018年10月24日 13時 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が東名高速が全面開通した1969年から毎年実施している浜名湖サービスエリアでのタイヤ点検が、今年で50回目を迎えた。 今年の点検会場で、同協会はこの点検が始まったころの写真を報道陣に公開した。配られた3点の写真を見ると、乗用車の空気圧点検と、観光バスのタイヤの溝……
ゴムタイムス社 取材メモ 参入障壁高い北米のカー黒市場 2018年10月18日 10時 北米のカーボンブラックの需給が逼迫している。 東海カーボンが先日開催した記者懇談会の中で、真先隆史カーボンブラック事業部長が、北米のカーボンブラックの需給状況について説明した。 説明によると、北米のカーボンブラックの需給は逼迫しており、足元の2018年においても既に需要が生産を上回っている……
ゴムタイムス社 【社告】「ゴムデータブック2019」発売 2018年10月11日 16時 弊紙では、このほどゴム業界のゴム関連統計の決定版「ゴムデータブック2019」を発売いたします。 同書は世界・日本のゴム工業に関する生産・出荷量などの最新の統計データを掲載するほか、主な上場ゴム企業の決算情報、上場企業の株価週足データも掲載するなど、「ゴムデータブック2019」を開くだけでゴム業……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 IMO規制、カー黒への影響は 2018年9月27日 15時 IMO(国際海事機関)は2020年から全海域を対象に船舶燃料のSOx(硫黄酸化物)排出削減規制を強化する。高品質原油の割高感を醸成すると予想されている一方で、石油系の油を原料として多く使うカーボンブラック業界への影響も懸念される。 米NO1のカーボンブラックサプライヤーであるシド・リチャード……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月営業利益ランキング 2018年9月20日 16時 売上高に比べ大きく順位が変動する営業利益ランキングだが、4~6月期はそれほど大きな変動はなかった。 1位のJSRは前年同期比9・6%減。これは前年度第1四半期の営業利益が85%増と大きく
ゴムタイムス社 取材メモ YCN店初参加のコンテスト 2018年9月14日 16時 横浜ゴムは2015年からトラック・バス用タイヤの交換作業の技術力や接客能力を競い合う「サービス技能コンテスト」を開催している。4回目となった今年は、昨年からの大きな変更点として、コンテストの趣旨に賛同するYCN(ヨコハマクラブネットワーク)オーナー店が初めて参加して、営業所・直営店のスタッフとと……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の4~6月売上高ランキング 2018年9月6日 16時 基本的にそれほど大きな変動のない売上高ランキングの中で、19年3月期第1四半期はJSRが前年同期の4位から3位に、西川ゴム工業は7位から6位、ニッタが11位から9位、朝日ラバーが21位から19位にそれぞれ順位を上げた。 JSRは主力のエラストマー、合成樹脂、デジタルソリューションの主力3事業がいずれも
ゴムタイムス社 取材メモ 未来にふれるテクノフェア 2018年8月29日 13時 今年度から中長期経営計画「Breakthroughs for the future」(BF-2)を始動させたバンドー化学。BF-2では「新事業の創出」「コア事業の拡大」「ものづくりの深化と進化」「個人と組織の働き方改革」4つの指針を基本戦略に掲げ、最終年度の2022年度に売上高1200億円、営業利益……
ゴムタイムス社 取材メモ MB事業の見通し 2018年8月23日 13時 横浜ゴムの2018年12月期第2四半期連結決算説明会の質疑応答で、MB事業の見通しについて三上修取締役専務執行役員・経営企画本部長が説明していた。ホースでは、油圧ホースが国内外で建機や工作機の需要が旺盛で世界的に販売が伸びており、自動車用ホースも国内外で堅調に推移しいている。
ゴムタイムス社 取材メモ 放熱ゴムに期待 2018年8月23日 10時 ゴムホースなどのホース類を始め、ゴムシートや自動車用パッキンなどの型物などのゴム工業用品類を製造する十川ゴム。自動車を始め産業構造の変化に対応するため、同社は新製品開発を活発化させるとともに、研究開発にも力を入れて取り組んでいる。 研究開発では、「超高分子ポリエチレンパウダーの活用」「デジタル……
ゴムタイムス社 取材メモ オートバイの高性能化への弊害 2018年8月21日 17時 先日開かれた住友ゴム工業のグループの二輪車用タイヤ販売会社のダンロップモーターサイクルコーポレーションの「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」は、今年で6回目を迎えた。 タイヤの点検活動では、タイヤの溝の量の測定、ヒビ割れ、偏摩耗などの外観点検などを行うことで、ライダーに向けてタイヤの知識を高め……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中国・反ダンピング関税の行方 2018年8月9日 15時 外電によると、中国商務省は先月、日本と韓国から輸入されるアクリロニトリル・ブタジエンゴム(ニトリルゴム、NBR)に対し、暫定の反ダンピング関税措置を課す仮決定を発表した。 両国の製品にダンピング行為が存在し、国内産業が実質的な損害を受けたと仮に判断した模様だ。 ニトリルゴムの日本からの輸出は、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業におけるCSRとは 2018年8月9日 12時 企業価値向上の視点から、環境や労働、安全衛生、社会貢献に関する情報などをまとめたCSR(企業の社会的責任)レポートの充実を図るゴム企業が増えている。 タイヤ4社の最新のCSRレポートを見ると、住友ゴム工業はグループ報告書で経済・社会の両面で価値を創造するための成長エンジンの一つに掲げる「飽くな……
ゴムタイムス社 取材メモ 教育支援を継続するランクセス 2018年8月8日 15時 原料メーカーのランクセスは2011年より、小澤氏が理事長を務めるNPO法人「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA)」の活動を支援し続けて、今年で8年目を迎える。その間、延べ168人に上る若手音楽家をサポートしてきた。 同演奏会前のレセプションでは、ランクセスの辻英男社長があいさつで「OI……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤの溝の再生を実演 2018年8月8日 12時 日本ミシュランタイヤは、リトレッド工場を記者団に先日公開した際、同社が推進するミシュラン3Rの一角を成すリグルーブの工程を実演して見せた。 リグルーブとは、摩耗したタイヤに再び溝を刻むもので、ウェットグリップを高めるとともに、タイヤの寿命を最大で25%伸ばすことができ、環境保全や運送業者のコスト……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 連携強化図る墨東・九州ゴム連合 2018年8月2日 16時 日本のゴム産業を古くから支える東京・九州・兵庫の工業会が連携を強め、難局に対応する機運が高まっている。墨東ゴム工業会(堀田秀敏会長)と九州ゴム工業会(中島幹雄会長)は昨年11月、墨東・九州ゴム工業会連合を立ち上げ、兵庫県ゴム工業青年クラブを交えた懇親会を開催した。内需が縮小傾向にあるなか、各地域に……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 働き方改革を急ぐゴム企業 2018年7月26日 14時 罰則を伴う残業時間の上限規制や同一労働同一賃金などを柱とする働き方改革関連法案が6月29日に参議院本会議で可決・成立した。同法案が来年4月から実施されるのを受け、ゴム関連企業も労働時間の削減や在宅勤務制の導入など、従来の働き方を見直す動きが広がり始めている。 ゴム連合が6月末に発表した18年春季生……
ゴムタイムス社 取材メモ 世界トップクラスのホース生産ライン 2018年7月20日 12時 先日、住友理工の子会社で産業用ホースを担う住友理工ホーステックスの本社京都事業所(京都府綾部市)を見学した。 住友理工ホーステックスは、住理工ホース販売と住理工ホーステックスが7月1日付で統合した新会社。本社京都事業所は、住友理工が中国(安徽省合肥市)とインド(ニムラナ)で展開する産業用ホース……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自動化・省力化投資に踏み切るゴム企業 2018年7月20日 10時 ゴム企業の旺盛な設備投資への取り組みが顕在化していることが本紙調査で明らかとなった。 同調査によれば、ゴム企業29社の2017年度設備投資額は合計約6386億円で前年度比12・9%増となり、3年ぶりに前年度実績を上回った。 2017年度におけるゴム企業の主な設備投資内容は、生産性や品質を向上させ、……
ゴムタイムス社 取材メモ デジタル化で狙う差別化 2018年7月6日 12時 ブリヂストンは、同社が推進するデジタルトランスフォーメーションを説明する記者会見の中で、デジタル革新を進める理由の一つに、新興メーカーとの差別化を挙げた。 三枝幸夫執行役員・CDO・デジタルソリューションセンター担当は、会見の冒頭に変革が必要となった背景に触れ、「2005年はビッグ3と言われる……
ゴムタイムス社 取材メモ オリンピックへの戦略 2018年6月29日 12時 技術開発型専門商社のニシヤマは、取引先企業の代表らを集めた先の第74回ニシヤマ会で、オリンピックに向けた戦略を明かした。 同社のエネルギーシステム事業部の18年度の方針や戦略を語った須田光明執行役員・事業部長は、「オリンピック向け商材の発掘・深耕」を事業部の重要テーマの1つに掲げ、特に水素エネルギ……
ゴムタイムス社 取材メモ 実用化目前のタフポリマー 2018年6月28日 15時 内閣府が主導する革新的研究開発プログラム「ImPACT(インパクト)」の一つ「しなやかなタフポリマーの実現」において、住友化学とブリヂストンがそれぞれ研究成果を発表した。 それによると、住友化学はポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)をベースにした軽くて頑丈な透明樹脂を、ブリヂストンは低燃費性……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「東部ゴム商品展示会」が盛況 2018年6月28日 9時 東部工業用ゴム製品卸商業組合が6月19日に東京浅草で開いた「商品展示説明会」が盛況のうちに閉幕した。第6回目となる今回は「来て見て学んで明日への糧パートⅥ」と題し、組合員23社、メーカーである賛助会員29社が合計52社が出展した。来場者は前回を上回る1000人以上が訪れた。 各企業の出展物で目立ったのは……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 今期円高に警戒するゴム企業 2018年6月21日 16時 上場ゴム企業の19年3月期の期初想定為替レートは、1ドル=105円に設定する企業が多いことが各社決算資料等で明らかとなった。1ドル=105円とした主なゴム企業を挙げると、JSRや豊田合成、住友理工、ニッタ、バンドー化学、タイガースポリマーなど。 また1年前の期初想定為替レートと比べて「110円→1……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤの日啓蒙活動は続いていく 2018年6月18日 9時 「タイヤの日の啓蒙活動で、顧客の声を実際に聞けたことが大変よかった」と話すのは住友ゴム工業の池田育嗣前会長。 日本自動車タイヤ協会会長を、2年の任期を終え退いたが、印象に残った出来事をこう振り返った。 タイヤの日の啓蒙活動で、タイヤの空気圧が低いことを女性ドライバーに伝えた所、「どうやってタイ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム関連企業・好業績相次ぐ 2018年6月15日 12時 ゴム関連企業の業績が好調だ。 日本ゼオン、ニッタ、朝日ラバー3社の18年3月期の売上高、利益は、いずれも過去最高となった。 朝日ラバーの18年3月期は、売上高が75億3400万円で前期比16%増、経常利益は5億8900万円で同20%増となった。渡邉社長は「車載・照明分野の受注が大幅に増加したほか、RF……
ゴムタイムス社 取材メモ 新社名に託す意図 2018年6月14日 18時 5月25日に開催した取締役会で、19年4月1日に新商号「藤倉コンポジット」に変更することを6月28日開催の株主総会に付議することを発表した藤倉ゴム工業。 6月14日に開催した決算説明会で、社名変更の意図を紹介した森田健司社長は、「当社は第5次中期経営計画の経営ビジョンで、ゴムと樹脂、ゴムと金属などの複……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小ゴム企業 景況感の改善続く 2018年6月8日 12時 日本ゴム工業会は4月2日に「中小企業会員景況調査」を行った。「業況判断」については、1~3月期実績と4~6月期見通しともにDI指数が大幅なプラスとなっており、ゴム産業の中小企業の景況感が引き続き改善していることが分かった。 調査項目は「業況判断」「売上額」「経常利益」「販売価格」「資金繰り」「……
ゴムタイムス社 取材メモ 新布陣で海外開拓 2018年6月8日 10時 オカモトは、6月28日開催予定の株主総会終了後に開催される取締役会で、岡本良幸代表取締役社長が代表取締役会長、田村俊夫専務取締役が代表取締役社長に就任する。 5月29日に開いた決算発表会の席上、岡本社長は「私が2011年に就任してから7年間、国内・海外で積極的に設備増強を進めてきた。特に、国内工場……
ゴムタイムス社 取材メモ 大阪ソーダとのシナジー効果は 2018年6月8日 9時 自動車タイヤ用のゴムコンパウンドやゴムシート・マット、樹脂製品事業などを展開する日東化工。同社は今年2月、三菱ケミカルの所有していた日東化工株式の36・3%のうち31・3%を大阪ソーダが取得したことにより、大阪ソーダが日東化工の筆頭株主となった。 日東化工が4月末に開催した18年3月期決算説明会の場……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 18年3月期営業利益ランキング 2018年5月30日 9時 主要上場ゴム企業の18年3月期決算の営業利益をランキングした。下位企業のランキングは大きな変動がなかったものの、上位3社は変動があった。 1位のNOKは前期比13・0%増。シール事業は販売増加、電子部品事業では自動化効果や為替の影響などで全体でも増益となり、2年ぶりに首位に返り咲いた。 2位のJS……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 18年3月期売上高ランキング 2018年5月24日 9時 主要上場ゴム企業22社の2018年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 世界的な景気拡大を背景に、22社中21社が増収となる中で、オカモトが前期の9位から8位、ニッタが12位から11位、不二ラテックスが20位から19位へ、それぞれ順位を上げた。 1~3位はいずれも自動車用ゴム部品メーカー。……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 物流費対策が急務 2018年5月18日 16時 2018年に入り、価格改定を実施するゴム・樹脂企業が相次いだ。 原油高でナフサ価格が高値安定していることや、梱包材などの副資材費の上昇も値上げの理由として挙げられている。 昨年も同様の理由で値上げを実施する企業は多かったが、今年は以前には見られなかった「物流費の上昇」を理由に値上げする企業も目……
ゴムタイムス社 取材メモ 話題を集めるニッタの「Namd」技術 2018年5月18日 12時 中長期経営計画「V2020」フェーズ3を18年度からスタートさせたニッタ。フェーズ3では、フェーズ2で進めてきた3大チャレンジをさらに進化させるべく、①新事業・新製品の創出と成長、②グローバルマネジメントの推進、③トータルコスト競争力の向上―に重点的に取り組んでいく方針を掲げている。 新製品・新技術……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤで変わるレース展開 2018年5月18日 12時 横浜ゴムは、2016年からタイヤを供給している全日本スーパーフォーミュラ選手権で、現行のミディアムコンパウンドに加えて、ソフトコンパウンドタイヤを追加した2スペックタイヤを供給している。 既に、2016年にはソフトタイヤの導入が決定し、第4戦の「もてぎ」に供給。 翌2017年には、ミディアム、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 物流費対策が急務 2018年5月17日 16時 2018年に入り、価格改定を実施するゴム・樹脂企業が相次いだ。 原油高でナフサ価格が高値安定していることや、梱包材などの副資材費の上昇も値上げの理由として挙げられている。 昨年も同様の理由で値上げを実施する企業は多かったが、今年は以前には見られなかった「物流費の上昇」を理由に値上げする企業も目立……
ゴムタイムス社 取材メモ 「本物」伝える社会貢献 2018年4月26日 16時 独ランクセスの日本法人であるランクセスは、指揮者の小澤征爾氏がアジアの若手音楽家を育成するために立ち上げたNPO法人、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀への支援を、今年度も継続する。 「社会的責任への取り組み」を事業のテーマの1つに掲げる同社は、2011年の同アカデミーの立ち上げから支援を続けて来……
ゴムタイムス社 取材メモ WEBでも空気圧の重要性説く 2018年4月26日 15時 4月7日に埼玉県北葛飾郡杉戸町の「道の駅アグリパークゆめすぎと」で行われた住友ゴム工業の「ダンロップ全国タイヤ安全点検」で、増田本部長はタイヤ点検を始めた当初と比較して「当初はタイヤ点検に対して、お客様に警戒心を持たれていたが、今ではタイヤ点検をさせていただくことで『ありがとう』という言葉を聞け……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 成長する食品用ゴム・樹脂製品 2018年4月26日 13時 ベルトやホース、手袋といった食品産業に使われるゴム・樹脂製品が堅調だ。生活必需品である食品は、他の産業に比べ景気変動の影響を受けにくい。食中毒事件などで安全・安心に対する消費者の目が厳しさを増すなか、製造工程で衛生管理や異物混入を防ぐ製品が販売を伸ばしていることもその要因だ。 食品向けのゴム・……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴムシート値上げ相次ぐ 2018年4月16日 9時 ゴムシートの値上げが相次いでいる。十川ゴムが3月初めに6月1日から10ミリ超の厚物シートを対象に15~25%の価格改定を発表したのに続き、タイガースポリマーもこのほど5月出荷分より各種ゴムシート価格を10~30%値上げ、クレハエラストマーも6月1日受注分よりシート製品価格を10~20%アップで値上げすると発表……
ゴムタイムス社 取材メモ 商工一体でモノ不足改善を 2018年4月6日 10時 東部ゴム商組のベルトホース部会は3月22日に開催したベルトホース商工懇談会で、山田徹副部会長が「第4回ベルトホース流通動態統計調査」を発表するとともに、前田淳部会長が「景況調査を踏まえての商業界市況報告」を紹介した。 この景況調査については、ベルトホース部会の約30の商業者が年4回集まり、四半期ご……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「タイヤの日」で安全啓発浸透へ 2018年3月29日 12時 今年もタイヤの日(4月8日)が近づいてきた。春の全国交通安全運動の実施月である4と、8が輪(タイヤ)のイメージからとったタイヤの日は、ドライバーにタイヤの正しい使用方法を啓発し、交通安全に寄与することが目的だ。日本自動車タイヤ協会(JATMA)やタイヤメーカーは、タイヤの日に合わせてタイヤ点検活……