ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月営業利益ランキング 2018年9月20日 16時 売上高に比べ大きく順位が変動する営業利益ランキングだが、4~6月期はそれほど大きな変動はなかった。 1位のJSRは前年同期比9・6%減。これは前年度第1四半期の営業利益が85%増と大きく
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の4~6月売上高ランキング 2018年9月6日 16時 基本的にそれほど大きな変動のない売上高ランキングの中で、19年3月期第1四半期はJSRが前年同期の4位から3位に、西川ゴム工業は7位から6位、ニッタが11位から9位、朝日ラバーが21位から19位にそれぞれ順位を上げた。 JSRは主力のエラストマー、合成樹脂、デジタルソリューションの主力3事業がいずれも
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中国・反ダンピング関税の行方 2018年8月9日 15時 外電によると、中国商務省は先月、日本と韓国から輸入されるアクリロニトリル・ブタジエンゴム(ニトリルゴム、NBR)に対し、暫定の反ダンピング関税措置を課す仮決定を発表した。 両国の製品にダンピング行為が存在し、国内産業が実質的な損害を受けたと仮に判断した模様だ。 ニトリルゴムの日本からの輸出は、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業におけるCSRとは 2018年8月9日 12時 企業価値向上の視点から、環境や労働、安全衛生、社会貢献に関する情報などをまとめたCSR(企業の社会的責任)レポートの充実を図るゴム企業が増えている。 タイヤ4社の最新のCSRレポートを見ると、住友ゴム工業はグループ報告書で経済・社会の両面で価値を創造するための成長エンジンの一つに掲げる「飽くな……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 連携強化図る墨東・九州ゴム連合 2018年8月2日 16時 日本のゴム産業を古くから支える東京・九州・兵庫の工業会が連携を強め、難局に対応する機運が高まっている。墨東ゴム工業会(堀田秀敏会長)と九州ゴム工業会(中島幹雄会長)は昨年11月、墨東・九州ゴム工業会連合を立ち上げ、兵庫県ゴム工業青年クラブを交えた懇親会を開催した。内需が縮小傾向にあるなか、各地域に……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 働き方改革を急ぐゴム企業 2018年7月26日 14時 罰則を伴う残業時間の上限規制や同一労働同一賃金などを柱とする働き方改革関連法案が6月29日に参議院本会議で可決・成立した。同法案が来年4月から実施されるのを受け、ゴム関連企業も労働時間の削減や在宅勤務制の導入など、従来の働き方を見直す動きが広がり始めている。 ゴム連合が6月末に発表した18年春季生……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自動化・省力化投資に踏み切るゴム企業 2018年7月20日 10時 ゴム企業の旺盛な設備投資への取り組みが顕在化していることが本紙調査で明らかとなった。 同調査によれば、ゴム企業29社の2017年度設備投資額は合計約6386億円で前年度比12・9%増となり、3年ぶりに前年度実績を上回った。 2017年度におけるゴム企業の主な設備投資内容は、生産性や品質を向上させ、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「東部ゴム商品展示会」が盛況 2018年6月28日 9時 東部工業用ゴム製品卸商業組合が6月19日に東京浅草で開いた「商品展示説明会」が盛況のうちに閉幕した。第6回目となる今回は「来て見て学んで明日への糧パートⅥ」と題し、組合員23社、メーカーである賛助会員29社が合計52社が出展した。来場者は前回を上回る1000人以上が訪れた。 各企業の出展物で目立ったのは……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 今期円高に警戒するゴム企業 2018年6月21日 16時 上場ゴム企業の19年3月期の期初想定為替レートは、1ドル=105円に設定する企業が多いことが各社決算資料等で明らかとなった。1ドル=105円とした主なゴム企業を挙げると、JSRや豊田合成、住友理工、ニッタ、バンドー化学、タイガースポリマーなど。 また1年前の期初想定為替レートと比べて「110円→1……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム関連企業・好業績相次ぐ 2018年6月15日 12時 ゴム関連企業の業績が好調だ。 日本ゼオン、ニッタ、朝日ラバー3社の18年3月期の売上高、利益は、いずれも過去最高となった。 朝日ラバーの18年3月期は、売上高が75億3400万円で前期比16%増、経常利益は5億8900万円で同20%増となった。渡邉社長は「車載・照明分野の受注が大幅に増加したほか、RF……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小ゴム企業 景況感の改善続く 2018年6月8日 12時 日本ゴム工業会は4月2日に「中小企業会員景況調査」を行った。「業況判断」については、1~3月期実績と4~6月期見通しともにDI指数が大幅なプラスとなっており、ゴム産業の中小企業の景況感が引き続き改善していることが分かった。 調査項目は「業況判断」「売上額」「経常利益」「販売価格」「資金繰り」「……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 18年3月期営業利益ランキング 2018年5月30日 9時 主要上場ゴム企業の18年3月期決算の営業利益をランキングした。下位企業のランキングは大きな変動がなかったものの、上位3社は変動があった。 1位のNOKは前期比13・0%増。シール事業は販売増加、電子部品事業では自動化効果や為替の影響などで全体でも増益となり、2年ぶりに首位に返り咲いた。 2位のJS……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 18年3月期売上高ランキング 2018年5月24日 9時 主要上場ゴム企業22社の2018年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 世界的な景気拡大を背景に、22社中21社が増収となる中で、オカモトが前期の9位から8位、ニッタが12位から11位、不二ラテックスが20位から19位へ、それぞれ順位を上げた。 1~3位はいずれも自動車用ゴム部品メーカー。……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 物流費対策が急務 2018年5月18日 16時 2018年に入り、価格改定を実施するゴム・樹脂企業が相次いだ。 原油高でナフサ価格が高値安定していることや、梱包材などの副資材費の上昇も値上げの理由として挙げられている。 昨年も同様の理由で値上げを実施する企業は多かったが、今年は以前には見られなかった「物流費の上昇」を理由に値上げする企業も目……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 物流費対策が急務 2018年5月17日 16時 2018年に入り、価格改定を実施するゴム・樹脂企業が相次いだ。 原油高でナフサ価格が高値安定していることや、梱包材などの副資材費の上昇も値上げの理由として挙げられている。 昨年も同様の理由で値上げを実施する企業は多かったが、今年は以前には見られなかった「物流費の上昇」を理由に値上げする企業も目立……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 成長する食品用ゴム・樹脂製品 2018年4月26日 13時 ベルトやホース、手袋といった食品産業に使われるゴム・樹脂製品が堅調だ。生活必需品である食品は、他の産業に比べ景気変動の影響を受けにくい。食中毒事件などで安全・安心に対する消費者の目が厳しさを増すなか、製造工程で衛生管理や異物混入を防ぐ製品が販売を伸ばしていることもその要因だ。 食品向けのゴム・……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴムシート値上げ相次ぐ 2018年4月16日 9時 ゴムシートの値上げが相次いでいる。十川ゴムが3月初めに6月1日から10ミリ超の厚物シートを対象に15~25%の価格改定を発表したのに続き、タイガースポリマーもこのほど5月出荷分より各種ゴムシート価格を10~30%値上げ、クレハエラストマーも6月1日受注分よりシート製品価格を10~20%アップで値上げすると発表……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「タイヤの日」で安全啓発浸透へ 2018年3月29日 12時 今年もタイヤの日(4月8日)が近づいてきた。春の全国交通安全運動の実施月である4と、8が輪(タイヤ)のイメージからとったタイヤの日は、ドライバーにタイヤの正しい使用方法を啓発し、交通安全に寄与することが目的だ。日本自動車タイヤ協会(JATMA)やタイヤメーカーは、タイヤの日に合わせてタイヤ点検活……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 CMB業界再編の動き 2018年3月22日 11時 国内のCMBメーカーが相次いで子会社化された。昨年11月にピストンリング国内大手のTPRがノブカワを子会社化、今年2月にはデンカがCRKへの出資比率を、これまでの53%から100%へ引き上げ、完全子会社化した。 TPRはエンジン内燃機関の機能部品であるピストンリング、シリンダライナなどを主力製品と……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月期営業利益ランキング 2018年3月16日 11時 売上高と異なり、営業利益ランキングは大きく変動した。JSRが前年同期の4位から1位、オカモトが6位から5位、フコクが14位から12位、藤倉ゴム工業が17位から14位、不二ラテックスが20位から19位、朝日ラバーが21位から20位へと順位を上げた。 一方で、豊田合成が1位から4位、住友理工が5位から6位、昭和ホ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月期売上高ランキング 2018年3月7日 14時 ほとんど変動のない売上高ランキングの中で、今回は西川ゴム工業が前年の8位から6位、ニッタが12位から11位、不二ラテックスが20位から19位へ、それぞれ順位を上げた。 これに伴い、バンドー化学が6位から7位、オカモトが7位から8位、三ツ星ベルトが11位から12位、日東化工が19位から20位へと順位を下げている……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ各社が新中計に込めた意味 2018年3月2日 12時 タイヤメーカーが決算説明会に併せて、新中計を相次ぎ策定した。 横浜ゴムは2020年度までの新中期経営計画「グランドデザイン2020」を公表。新中計では、独自路線を強めた成長戦略を推し進めるとし、タイヤ生産財事業では、オフハイウェイタイヤを収益の柱へ押し上げるため、現在は18%のタイヤ生産財の構成……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 介護に役立つゴム製品を 2018年2月15日 13時 住友理工が昨年発売した床ずれ防止マットレス「SRアクティブマットレス体圧ブンさん」が、介護保険の福祉用具貸与の対象品になった。これにより、利用者は要介護度に応じて、同製品のレンタルサービスを受けられるようになる。 介護の分野では、施設から在宅へという動きが進んでいる。その中で、今後はこうしたゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 大雪への適切な備えを 2018年2月2日 12時 2月に入り、また首都圏で雪となった。今冬は例年になく非降雪地帯でも雪となる日がありそうだ。1月22日の首都圏での大雪は、4年前の各交通機関が運休となった大雪ほどではないにしても、交通機関に大きな乱れをもたらした。 この日は、予報通りに昼ごろから本格的な雪となった。このため、各企業では社員に早めの……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 国内ゴム工業の新ゴム消費量 2018年1月25日 15時 日本ゴム工業会が昨年の新ゴム消費量見込みと、今年の予想を発表した。昨年の国内ゴム工業の新ゴム消費量は、自動車タイヤと自動車向け工業用品を中心に国内生産がプラスとなったことで、前年比1・1%増の見込みとなった。 一方、今年の新ゴム消費量は、ゴムホースや工業用品などは微増となるが、自動車タイヤ・チ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 加速する医療分野への取り組み 2018年1月18日 12時 材料・化学メーカー各社は、医療・ヘルスケア関連事業を成長分野の1つとして位置付け注力しているが、ここにきてその取り組みが加速しているようだ。 10月にはJSRが慶応大学と東京大学から、がん免疫療法とウイルス感染症治療に効果のある腸内細菌群に関する研究成果の独占的使用権を取得。また、米国の創薬ベン……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 「語録」で1年を振り返る 2017年12月8日 12時 師走も3分の1が過ぎた。今年掲載した「語録」の中からいくつかピックアップして、1年を締め括りたい。 広告代理店の女性新入社員の自殺やテレビ局の女性記者の過労死などを背景に「働き方」が問われた年だった。そんな中、東部ゴム商組ベルトホース商工懇談会であいさつした東拓工業の豊田耕三社長は「当社ではノ……
ゴムタイムス社 取材メモ 風通しの良い会社へ 2017年12月7日 17時 昨年、28歳の若さで社長就任した入間川ゴムの清水佑樹氏。清水社長は昨年、全社員に行った社員面談を、今年も10月から始めている。 「今年はよりじっくり時間をかけ、社員の要望だけでなく、私の想いを直に伝えていきたい。一人一人の社員と向き合うことで、社員のモチベーションアップにもつなげていきたい
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月期営業利益ランキング 2017年11月30日 13時 1~6位に変動がなかった売上高ランキングと異なり、営業利益は大きく順位が変動した。 前年同期に4位だったJSRが、4~6月期に続き1位。2位には前年同期と4~6月期に4位だったNOKが8割近い増益により入った。3位の日本ゼオンも5割を超える増益となったが、NOKの躍進により、前年同期と4~6月……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月期売上高ランキング 2017年11月22日 11時 前年同期と比べ、1位豊田合成から6位バンドー化学までの順位に変動はなかった。 微増だった9位のオカモトは、西川ゴム工業とアキレスが4%台の伸びとなったことで、前年同期の7位から2つランクを落とした。西川ゴムとアキレスはその分、2つランクを上げた。 ニッタと三ツ星ベルトのベルト2社は、昨年同期は……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤの最先端技術が集結 2017年11月16日 10時 東京モーターショーが閉幕した。今回もタイヤ各社の次世代を見据えた最先端技術が集結して、見ごたえのある展示内容だった。 ブリヂストンは低燃費タイヤ「エコピア・ウイズ・オロジック」や空気充填不要なタイヤを紹介。住友ゴム工業は新しい技術コンセプトとして「スマート・タイヤ・コンセプト」を発表し、その核……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小ゴム企業の景況感が改善 2017年11月10日 12時 日本ゴム工業会は9月29日に「中小企業会員景況調査」を行い、10月16日に集計を行った。「業況判断」については、7~9月期実績と10~12月期見通しともにDI指数が大幅なプラスとなっており、ゴム産業の中小企業の景況感が改善していることが分かった。 調査項目は「業況判断」「売上額」「経常利益」「販売価格」……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 原点に立ち返り信頼回復を 2017年10月27日 13時 東芝の粉飾決算が記憶に新しい中で、神戸製鋼所が製品強度のデータを改ざんしていたことが判明、日産自動車は無資格の社員が完成検査を実施していたことが明らかになった。不祥事ではないが、日立製作所が製作した英国の鉄道向け車両が、営業運転開始の初日にトラブル続きだったという。 これまで「メイド・イン・ジ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 EVOHで食品ロス防止へ 2017年10月21日 13時 16日は世界食料デーだった。国連によると、世界の飢餓人口は全人口の約1割に当たる8億1500万人に達した。一方、国連食糧農業機関(FAO)によれば、世界では年間13億tほどの食品が廃棄されており、これは世界の飢餓人口を養えるほどの量に当たるという。 したがって、食品ロス問題の解決は飢餓問題の解決に……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 復刻版タイヤへの期待 2017年9月29日 12時 日本の自動車メーカー各社が、生産終了したかつての名車の純正部品の販売再開やレストア(修復)のサービスを行うことを発表した。それに呼応して、タイヤメーカーもレストア向けタイヤやヒストリックカー向けタイヤの販売に乗り出した。日本でも真の「自動車文化」への動きが始まったと言えそうだ。 悲惨な交通事故……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ブタジエン価格が再騰 2017年9月22日 15時 合成ゴムやABS樹脂の主原料であるブタジエン価格が8月以降からじわじわ高騰し、9月16日現在のアジアスポット価格はトン当たり1500ドル強に達している。 ブタジエンのアジア市況は昨年9、10月に1579ドル/tまで上昇。中国の合成ゴム需要拡大などを背景に、2月には3008ドル/tと倍の水準まで上昇……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~6月期営業利益ランキング 2017年9月8日 14時 営業利益のランキングは売上高と異なり、毎回大きく順位が変動する。今期も5社を除き順位が変動した。 その大きな要因は前年同期に電子機器部品事業の不振で営業利益が半減し、15位に転落したNOKの復活である。今期は4位に上昇したため、その間に位置する多くの企業がランキングを下げた。 1位には前年3位だ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~6月期売上高ランキング 2017年9月4日 10時 基本的にそれほど大きな変動のない売上高ランキングの中で、今期はニッタと三ツ星ベルトの順位が入れ替わり11位と12位、不二ラテックスと櫻護謨が1つずつ順位を上げて18位と19位に、日東化工は2つ順位を下げて20位となった。 いずれもベルトメーカーのニッタと三ツ星ベルトは、両社とも増収となったが2桁増となっ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 拡大するIRラテックス需要 2017年8月28日 10時 手術用手袋に使用されるIRラテックスの需要が拡大している。 米国食品医薬品局(FDA)が昨年12月、医療用手袋に付いているコーンスターチなどのパウダーが安全性の面からリスク要因になりうるとして、パウダー付き医療用手袋の流通を差し止める措置を発表したためだ。 米国の医療機関からパウダー付き手袋が完……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 トヨタとマツダの資本提携 2017年8月21日 9時 トヨタ自動車とマツダが資本提携に踏み出すことになった。本紙がこのほどゴム関連企業を対象に実施した景況アンケートでも、今年度に期待される需要業界のトップに自動車が挙げられたように、自動車業界の動向はゴム業界にも大きな影響を与えることから、行方が気になるところだ。 今回の提携の目的は米国市場と環境……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 環境規制が追い風に 2017年8月7日 9時 旭化成と三井化学が相次いで海外拠点の能力増強に関する発表を行った。いずれも世界的な環境規制の強化により、製品需要が高まったことに対応するものだ。今後、環境規制はますます強まっていくと考えられ、技術力のある日本企業にとって、こうした状況は追い風になると言える。 旭化成は7月24日、シンガポールの低……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 冬タイヤ商戦に4社が新製品 2017年7月31日 9時 今冬のタイヤ商戦に投入される4社のスタッドレスタイヤ新製品が発表された。いずれも氷上性能の向上に、プラスアルファの性能を付与して独自色を打ち出している。 日本ミシュランタイヤは、乗用車用「Xアイス3プラス」と商用車用「アジリスXアイス」を発表。乗用車用は「Mチップ」と呼ばれる物質を「表面再生ゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 冬タイヤ商戦に4社が新製品 2017年7月31日 9時 今冬のタイヤ商戦に投入される4社のスタッドレスタイヤ新製品が発表された。いずれも氷上性能の向上に、プラスアルファの性能を付与して独自色を打ち出している。 日本ミシュランタイヤは、乗用車用「Xアイス3プラス」と商用車用「アジリスXアイス」を発表。乗用車用は「Mチップ」と呼ばれる物質を「表面再生ゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 軽自動車回復と値上げの影響 2017年7月24日 10時 日本自動車タイヤ協会(JATMA)によれば、今年上半期の四輪車のタイヤ販売本数は新車用が前年同期比6・8%増、市販用は同7・6%増と比較的高い伸びとなった。 新車用については、一昨年の4月に施行された軽自動車税増税の影響から回復してきたこと、市販用については、タイヤメーカー各社の夏タイヤの値上……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム製品生産に回復の兆し 2017年7月10日 10時 ゴム製品の生産・出荷が上向いている。4月のゴム製品出荷は4ヵ月ぶりに増加となった。牽引しているのはゴムホースと工業用ゴム製品だ。 経済産業省と日本ゴムホース工業会がまとめた4月のゴム製品生産・出荷金額によると、ゴムホースの生産は2ヵ月連続、出荷は6ヵ月連続でプラスとなった。 好調さをもたらして……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日本人レーサーへの期待 2017年6月26日 10時 世界三大自動車レースの1つであるインディ500を、日本人で初めて佐藤琢磨選手が制した。空のF1とも言われるエアレースでは、室屋義秀選手が今シーズン2連勝を飾るとともに、千葉大会を2連覇した。 日本の自動車やタイヤメーカーなどは世界トップレベルの製品をワールドワイドに供給しており、モータースポー……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 安全・環境への配慮進む手袋 2017年6月19日 10時 厚生労働省は16年12月、医療機器製造販売業者に対し、18年末までに医療用パウダー付き手袋をパウダーフリー手袋に切り替えるように通知した。 これは、米食品医薬品局(FDA)が16年12月、医療用手袋に塗布されているパウダー(コンスターチ等)がアレルギー誘発のリスクを高める可能性があるとして、パウダー付き……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴムチップ人工芝は安全 2017年6月12日 9時 「ゴムチップ充填材を使用した人工芝上でのスポーツ競技は安全」 人工芝の再生タイヤゴムチップに関する健康リスク調査の初期評価結果がオランダの国立公衆衛生環境研究所(RIVM)から発表(2016年12月)された。 評価結果は、「ゴムチップは多数の物質(PAHs、金属類、可塑剤、BPA等)を含有してい……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の17年3月期営業利益ランキング 2017年6月5日 10時 売上高のランキングが前期に比べてそれほど変わらなかったのに対し、営業利益のランキングはかなりの変動があった。 まず、前年1位だったNOKと2位の豊田合成の順位が入れ替わり、3年ぶりに豊田合成が首位に返り咲いた。 いずれも減益だったが、豊田合成は増販効果や欧州での立ち上げ費用の減少などにより、自……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の17年3月期売上高ランキング 2017年5月29日 10時 主要上場ゴム企業22社の2017年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 円高が響き、22社のうち12社が減収となる中、6位の西川ゴム工業と7位のバンドー化学、8位のアキレスと9位のオカモトの順位が入れ替わった以外は、前年同期からの変動はなかった。 1~3位はいずれも自動車用ゴム部品……