ゴムタイムス社 ニュースの焦点 トランプ政権に望むのは 2017年1月23日 10時 米国でドナルド・トランプ大統領が誕生した。 これまで、メキシコへの工場移転を計画している企業をツイッターで非難して計画をやめさせたり、記者会見で質問への回答を拒否したり、超大国の指導者らしからぬ言動が世界の関心を集めてきた。次期大統領から現大統領になったことで、その姿勢に変化はあるのだろうか。 ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 持続可能な天然ゴム経済実現へ 2016年12月12日 9時 国際ゴム研究会(IRSG)が提唱する天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブ(SNR―i)の趣旨に賛同し、その活動に参画する生産から消費に至る天然ゴムのサプライチェーンの参加企業が増えている。 この天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブは経済・環境・社会の三本柱が調和した持……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期営業利益ランキング 2016年12月5日 10時 主要上場ゴム企業22社の17年3月期第2四半期の売上高ランキングが、前年同期と比べてほとんど変動がなかったのに対し、営業利益のランキングは大きく変動した。 1位には前年2位だった豊田合成が入り、前年1位の
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期売上高ランキング 2016年11月28日 10時 主要上場ゴム企業の2017年3月期第2四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 円高の影響などで22社中15社が減収となる中で、7位オカモトと8位西川ゴム工業、17位ナンシンと
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 温室効果ガス削減への取り組み 2016年11月21日 9時 2020年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定」が11月4日に発効した。 同協定では、世界の平均気温上昇を産業革命前に比べ2℃より低く抑えるため、CO2などの温室効果ガスの排出を、2100年までに実質ゼロにすることを目指している。 日本は協定の締結に必要な文書の国連への提出が遅れ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 TPPのゴム産業への影響 2016年11月14日 9時 環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案が、11月4日の衆院TPP特別委員会で可決された。 米国のドナルド・トランプ次期大統領が反対しているため、先行きは不透明だが、TPPの参加により日本のゴム産業にどのような影響が生じるのか、気になるところだ。 TPPは2006年に、比較的経済規模の小……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 海外から注目を浴びたIRC2016 2016年11月7日 6時 「2016年国際ゴム技術会議(IRC2016北九州)」と併催「ゴム・エラストマー技術展」が10月24~28日に開催され、IRC2016北九州には約600人が参加し、ゴム・エラストマー技術展には約5000人が来場した。 今回の国際会議や展示会の特長は、外国人の日本への関心の高さだ。 特に発表件数の約半……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ブタジエン価格が一段高に 2016年10月31日 9時 合成ゴムの主原料であるブタジエンのアジア価格が一段高となってきた。 シンガポールのロイヤル・ダッチ・シェル社の操業停止に加え、アジアでのナフサクラッカーの設備定修などにより、需給が引き締まるとの見方から、9月末にはトン当たり1400ドルと、4月のトン当たり1080ドル前後と比べ、約300ドル近……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 気がかりな海外の2つの動き 2016年10月24日 10時 海外から大きなニュースが相次いで入ってきた。いずれもゴム企業の業績に影響を与える可能性があり、その行方が気がかりだ。 一つは、石油輸出国機構(OPEC)が9月28日の臨時総会で、加盟14ヵ国の原油生産量を現在の3324万バレルから、3250万~3300万バレルに制限することで合意したことである。 ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 減少続ける中国向け輸出 2016年10月17日 10時 日本貿易振興機構(JETRO)がまとめた今年上半期の日中貿易の双方輸入ベースの実績によると、輸出入とも減少幅は縮小しているものの、4期連続でマイナスになっていることが明らかになった。 総額は前年同期比3・9%減の1422億6140万ドル、輸出は4・5%減の663億7913万ドル、輸入は3・4%……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 新たな巨大市場への対応 2016年9月26日 10時 日本が主導してアフリカ諸国の開発問題を話し合う「第6回アフリカ開発会議」がナイロビで開催され、今後3年間で官民合わせて総額3兆円規模の投資を行う方針などを打ち出した。 アフリカは人口が現在の12億人から2050年には25億人、GDPが同年に4兆ドル規模になると予測されており、日本企業にとっても新た……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月期営業利益ランキング 2016年9月12日 10時 売上高は前年同期とほとんど順位の変動がなかったのとは対照的に、営業利益は大きく順位が入れ替わった。 1位には前年同期まで4位が定位置だった豊田合成が入った。自動車部品事業の米州や中国での増販効果、欧州での立ち上げ費用の減少などにより2桁増となった。 2、3位の大手合成ゴム2社の順位は変わらず、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月期売上高ランキング 2016年9月5日 10時 主要上場ゴム企業の2017年3月期第1四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 円高の進行により、23社中15社が減収となる中で、1位から17位までの順位は前年同期と変わらなかった。 1~3位の豊田合成・NOK・住友理工はいずれも自動車用部品メーカーで、前年同期は北米自動車市……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 業績は中長期の視点で 2016年8月29日 8時 各社の四半期決算がほぼ出揃い、12月期決算企業は第2四半期、3月期決算企業は第1四半期の業績が明らかになった。 12月期決算のタイヤ4社は、国内市場では自動車生産の減少、海外市場では円高の進行や価格競争の激化などにより、4社とも減収となった。営業利益についても3社が減益となり、この結果を受けて、各……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 バイオ度規格化への期待 2016年8月22日 9時 化石燃料の使用量を低減できる次世代型バイオマスポリマーの開発が進んでいる。 バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」を指す。「再生可能資源」と「バイオ」は同じ意味で、植物由来の再生可能資源から生成されたカーボンを……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日本の技術で優良なゴムへ 2016年8月8日 9時 理化学研究所(理研)はこのほど、パラゴムノキのゲノム解読を行い、93・7%以上の遺伝子情報を包括する質の高いドラフトゲノム(全ゲノムの概要)を得ることに成功したと発表した。 理研が解読を行ったのは、東南アジアで広く用いられているRRIM600という系統のパラゴムノキで、1・55Gb(ギガ塩基対)の……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 過熱する避妊具の薄さ競争 2016年8月1日 6時 薄さを訴求して消費者の購買意欲を刺激する。テレビやスマホの薄さ競争がコンドームの世界でも起きている。 少子高齢化やセックスレス、若年男性の草食化などの影響で、国内のコンドーム市場は縮小傾向にあるが、高品質・高価格の薄型コンドームの需要は堅調だ。 薄型コンドームの特長である使用感の良さが日本の消……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 トルコの一刻も早い安定を 2016年7月25日 10時 トルコで発生したクーデターは未遂に終わった。しかし、関係者とされる人物への取り締まりが拡大するなど、同国情勢は当面、不安定化しそうである。ゴム関連を含め、数多くの日系企業が進出しているだけに、同国の政情不安は気がかりだ。 現在、トルコには100社以上の日系企業が進出していると言われている。ゴム……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 増えるIFRS適用企業 2016年7月4日 7時 日本自動車部品工業会はこのほど、15年度の会員企業の動向を発表した。前年度は国際財務報告基準(IFRS)適用企業が1社だったため、条件に合う企業すべての集計値だったが、今年度はIFRS適用企業が8社に増えたことから、日本基準適用企業とIFRS適用企業に分けての集計となった。今後は、こうした形で集計……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 買収劇に共通する「欧州」 2016年6月27日 10時 今年上半期のゴム業界で発表された買収案件は次のとおり。共通するキーワードは「欧州」だ。 横浜ゴムは3月28日、オランダの農機用・建機用タイヤ会社「アライアンス・タイヤ・グループ(ATG)」を買収すると発表した。 ATG買収により、消費財タイヤが中心だった同社は、景気に左右されにくい農機用を中心と……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 医療・ヘルスケア市場の成長性 2016年6月20日 9時 日本の材料・化学メーカーの医療・ヘルスケア市場への参入が相次いでいる。 各社が3月期決算発表の際に示した経営方針でも、次期の成長ドライブを医療・ヘルスケア部門に置く記述が目に付いた。エレクトロニクス市場の成熟化に加え、石化事業の採算悪化などから、医療領域を従来の収益源に代わる成長の核として位置……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の3月期営業利益ランキング 2016年6月13日 10時 主要上場ゴム企業の16年3月期決算の営業利益をランキングした。増収や為替の影響、原材料価格の低下などにより、増益企業が前期に比べて増える中、上位5社の順位は前年と変わらなかった。 1位は昨年に続きNOK。前年が倍増した影響で前期比
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の3月期売上高ランキング 2016年6月6日 10時 主要上場ゴム企業の2016年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 北米自動車市場の好調を受け、自動車用部品メーカーが1~3位を占めた。1位は豊田合成で7818億円(前期比7・4%増)、2位NOKは7461億円(同7・6%増)、3位住友理工は4244億円(5・9%増)。 他の自……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 三菱自動車問題の早期解決を 2016年5月30日 9時 三菱自動車の燃費データ不正問題は、同社が日産自動車傘下に入ることで、ひとまず落ち着いた。しかし、今後については不透明な部分もあり、三菱自に製品を納入しているゴム企業にとっては、不安が払拭されたとは言えないだろう。 三菱自と言えば、かつて
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 事業戦略見直す値上げ相次ぐ 2016年5月23日 10時 今年に入って、ゴムシートを扱うゴム企業の厚物の天然ゴムシートの値上げが相次いで発表された。その背景には、国内需要の大きな伸びは難しいとの認識の下、事業戦略を立て直す狙いがある。 原材料価格が比較的安定しているにもかかわらず、特にコスト要因が大きい厚物ゴムシートでは、採算性が一層厳しくなっている……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 人工芝とゴムチップ 2016年5月16日 9時 米国政府機関が2月に、ゴムチップ入り人工芝の人体に対する影響(発がん性)について調査を開始すると発表したのを受け、日本の人工芝メーカー各社もその対応に追われ、自社HPで「第三者機関による試験で安全性を確認している」ことを明らかにした。 人工芝でプレーしていた全米各地の女子学生サッカー選手のなか……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 被災設備の早期再開に期待 2016年5月2日 9時 熊本地震では住宅や公共施設などに加え、各企業の生産設備にも被害が出た。その数を見てみると、この地域にいかに多くの世界的な工場が集中していたかが分かる。 特に、自動車部品工場が被災したことにより、GMの米国内の4工場が稼働を停止したニュースには驚いた。日系自動車メーカーの海外進出に伴い、自動車部……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 地震への備えを急げ 2016年4月25日 9時 熊本県で14日から16日にかけて発生した大きな地震で、多くの方々が被害を受けた。今回の地震は記録が残る1923年以来、九州では初の震度7だったという。 その後も余震が続いており、被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早く落ち着いた生活が送れるようになることをお祈りします。 ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 グローバル人材の育成へ 2016年4月18日 10時 今年のゴム関連企業の入社式で行われた各社の社長訓辞からは、グローバル化に対応できる人材が、これまで以上に必要になっていることが伺われた。 といっても、単なるグローバル化ではなく「真のグローバル化」を目指すということが、従来とは異なるところだ。 ブリヂストンが経営の最終目標の一つに「真のグローバ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の女性活用進む 2016年4月11日 9時 本紙がゴム関連企業に対して行った新卒採用状況に関するアンケート調査で、昨年に比べ女性の採用数が増加していることが分かった。 その背景には「女性活躍推進法」が4月1日に施行されたことがある。これは301人以上の従業員を雇用する事業主に、女性の活躍推進に向けた行動計画の策定などを義務付けたものだ。 ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 2016年の春とりは「粘り強く」 2016年4月4日 9時 2016年の春闘は、労働組合側が決着を目指した3月末を過ぎ、全容が徐々に明らかになってきている。 政府が企業側に賃上げを促す、いわゆる「官製春闘」が続いたが、今年は世界経済の減速感が広がる中で、労使双方がどんな交渉を行うか注目を集めていた。 自動車大手のトヨタは、ベースアップ(ベア)に相当する……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自動車ゴム部品企業の生き残り戦略 2016年3月28日 10時 自動車メーカーが生産・開発や購買・調達のグローバル化を急速に進めている。このため、自動車用ゴム部品を供給するサプライヤーも、自動車メーカーのグローバル拠点に対し、均一な品質の部品を供給できる能力を持つことが求められるようになっている。 従来は、自動車メーカーごとにメインサプライヤーの棲み分けが……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~12月期営業利益ランキング 2016年3月14日 9時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第3四半期決算の営業利益をランキングした。 販売が増えたことに加え、原材料価格安でコストが下がり、利益が膨らんだ企業が多かった。ただ、原材料市況と連動した契約によって売価が下がったことで利益も圧縮され、減益となった企業もあった。 ランキング1位は
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~12月期売上高ランキング 2016年3月7日 10時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第3四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 北米自動車市場が好調だったことから、自動車用部品や自動車用ベルト、自動車用ホースなどが伸びたこと、アジア市場で産業用ベルトなどが伸張したことなどにより、増収となる企業があった。一方で、原料価……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 12月期決算企業の見通しは 2016年2月29日 9時 各社の決算が発表された。12月決算企業にとっては、今回発表のものが本決算となる。ゴム関連では比較的好調な企業が多いようだが、今年度の業績予想は微妙と言えそうだ。 タイヤ4社のうち、売上高と営業利益で増収増益を見込んでいるのは、住友ゴム工業と横浜ゴムの2社。ただし、住友ゴムの売上高は前年比1・3%……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 アセアンの自動車市場見通し 2016年2月22日 10時 米国に本拠を置く市場調査会社「フロスト&サリバン」がこのほど、今年のアセアン自動車市場の見通しを発表した。 国内外を問わず、自動車販売の増減は、日本のゴム産業にも大きな影響を与える。本紙がゴム関連業界を対象に、昨年12月時点で実施した16年の景気見通しと業績に関するアンケート(1月18日号に掲載)で……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 大雪がプラスになることも 2016年2月8日 10時 1月30日に関東地方で大雪が降るかもしれないとの予想が外れ、18日の大雪で交通機関の大幅な乱れを経験した首都圏の人間にとっては、ひとまずほっとすることができた。 30日は土曜だったため、降ったとしても、月曜だった18日ほどの混乱は起きなかったかもしれないが、それでも雪に不慣れな首都圏で大雪が降れば、様……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小企業の景況感は? 2016年2月1日 6時 中小企業の景況に関する各団体のDI調査結果がまとまった。依然として「悪化」が「好転」を上回っているものの、どの調査でも改善の兆しが見え始めている。 DIとは、前年同期比あるいは前期比で、質問項目により「好転」「増加」などと回答した企業の割合から、「悪化」「減少」などの企業割合を引いた数値のこと……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 気がかりな海外の動き 2016年1月25日 9時 新年早々、ビッグニュースが相次いだ。といっても、ベッキーの不倫疑惑やSMAPの解散騒動ではない。一つは台湾の総統選挙の結果であり、もう一つはイランの核開発問題解決を受けての経済制裁の解除だ。これらは今後、ゴム関連企業の業績に影響を与える可能性もあるので、等閑視できない動きである。 16日に投票が……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 加速するグローバル展開 2016年1月15日 14時 ゴム企業トップの年頭所感・訓示を改めて見てみると「グローバル」という言葉が目に付く。 津谷正明ブリヂストンCEOの年頭挨拶には「真のグローバル企業」「グループ・グローバル最適」など、比較的短いコメントの中に5つもグローバルが出てくる。 タイヤということでは、池田育嗣住友ゴム工業社長も「真のグロ……
ゴムタイムス社 『ゴムタイムス』創刊70周年を迎えて 2016年1月1日 0時 健全な情報発信で使命を全う 弊社発行の「ゴムタイムス」は、昭和21年(1946年)10月17日に創刊されました。おかげさまで今年10月、創刊70周年の節目を迎えます。 当初は古紙を原料とする仙花紙に印刷された、タブロイド版8ページの小さな新聞からスター卜しました。創刊した昭和21年は戦後の混乱期にあたり、ゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期売上高ランキング 2015年12月14日 10時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第2四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 自動車部品関連では、米国での自動車生産増加や円安などで売上が伸び、ベルトも米国で自動車用、アジアでは一般産業用が好調だった。ただ、合成ゴムが市況価格の悪化で2社とも減収になるなど、増収企業数……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期営業利益ランキング 2015年12月7日 10時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第2四半期の営業利益をランキングした。 営業利益については、売上増に伴い利益が伸びたことに加え、原料安による原価低減や円安効果、さらには生産体制の効率化、コスト削減への取り組みが実ったことなどにより、前年同期に比べて8社多い19社が増益になった。 ランキング1位……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 様変わりするタイヤメーカー社長人事 2015年11月30日 8時 タイヤメーカーの社長人事で、若返りと海外経験を積んだ人材を選出する傾向が強まっているようだ。 10月1日に就任した日本グッドイヤーのダイル・ブラッキン社長(47歳)は、オーストラリア・グッドイヤーに入社後、日本グッドイヤー技術アドバイザーを経て、グッドイヤー・アジアパシフィックでタイヤ販売ディレクタ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 カー黒技術発展への期待 2015年11月16日 10時 カーボンブラック協会主催による「カーボンブラック2015アジア太平洋会議」が4~6日に横浜市で開催された。 長坂一カーボンブラック協会会長は、今回の日本開催について「光栄であるとともに、日本のカーボンブラック産業の長年にわたる成功を示すもの」との見方を示した。ただ、業界をめぐる環境が厳しいこと……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 東京モーターショー2015 2015年11月9日 10時 「東京モーターショー2015」が閉幕した。日本市場が縮小していく中で、いまひとつ存在感が薄れつつあると言われているが、それでも安全性や環境性などに関わる最先端技術の紹介や、走りの楽しさを追求した車が初公開されるなど、依然としてレベルの高さを示していた。 安全性に関して言えば、今回最も注目された……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 変わる国内拠点の位置付け 2015年11月2日 10時 ブリヂストンが東京・小平市の開発・生産拠点の再構築を発表した。生産部門の一部を他の国内工場に移管する一方、開発部門を強化することで、新たな顧客価値を創出する技術革新や、ソリューション型提案力の強化を図る。 同社に限らず、国内の拠点については単に高品質の製品を生産するだけでなく、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム技術がFCV普及に貢献 2015年10月26日 10時 愛知県稲沢市の豊田合成所有地に、西尾張地域では初となる「移動式水素ステーション」が開設された。 燃料電池自動車(FCV)の普及に向けた動きが本格化する中、これ以外にも、横浜ゴムとブリヂストンが水素充填用ホースを開発したり、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 町工場の存在がノーベル賞に 2015年10月19日 10時 今年のノーベル賞で、物理学賞に梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長、医学生理学賞には大村智・北里大学特別名誉教授が選ばれた。昨年も3人の日本人が物理学賞を受賞しており、改めて日本の学術のレベルの高さを示したと言える。 梶田氏は、ニュートリノに質量があることを示す現象を世界で初めて確認した。それまで……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 懸念されるゴム商組の組合員減 2015年10月13日 10時 全国の工業用ゴム製品卸商業組合の組合員数は、3年連続で減少する一方、賛助会員数は逆に増加していることが、全国連合会のアンケート集計報告で明らかになった。 全国の組合員数は今年4月で553社となり、昨年から6社減った。一方、賛助会員は164社から170社へと6社増えている。 組合員数の変化を地区……