ゴムタイムス社 合成ゴム特集 レゾナック 地域・顧客密着の営業に注力 ラテックスの流通在庫が解消傾向に 2024年7月9日 15時 レゾナックはコア成長事業として、エレクトロニクスとモビリティを挙げており、今後大きく成長を担う事業に積極的に投資を行う。一方で、安定した利益を稼ぎ、投資資金を捻出する収益基盤を築いているのが安定収益事業だ。その事業うち、基礎化学品ではクロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」や塩素化ポリエチレン(……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 大阪ソーダ ラクレスターは国内外で採用拡大 グローバルニッチトップ目指す 2024年7月9日 15時 大阪ソーダの機能材事業部は、エピクロルヒンドリンゴム「エピクロマー」をはじめ、アクリルゴム「ラクレスター」、シランカップリング剤「カブラス」、合成樹脂のダップ樹脂、ノンフタレート型アリル樹脂、アリルエーテル類などを取り扱っている。 機能材事業部が主力である機能化学品セグメントの23年度の業績は、……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 旭化成 SーSBRはハイエンド向けに注力 マスバランス方式で販売構築へ 2024年7月9日 15時 旭化成の23年度の業績を振り返ると、マテリアルセグメントのうちセパレーターや基盤マテリアル、合成ゴム、エラストマー事業などが含まれる環境ソリューション事業の売上高は4950億円で昨年対比11・6%減、営業利益は18億円(同23億円の営業損失)となった。 SーSBR(タフデン®)とBR(ジエン®)などを展……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン 徳山工場でポートフォリオ組み換え CN化を進め高収益化を目指す 2024年7月9日 10時 日本ゼオンの合成ゴムやラテックス、化成品を取り扱うエラストマー素材事業の23年度を振り返ると、売上高は2152億8600万円で同3・1%減、営業利益は66億3500万円で同34・8%減の減収減益となった。 合成ゴムでは、「昨年度下期以降、緩やかな回復傾向にはあるものの、中国をはじ
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 東ソー CNF複合化のCR「SGシリーズ」 環境配慮型でベルト性能が向上 2024年6月25日 11時 東ソーの23年度におけるCR(クロロプレンゴム)を含む石油化学事業の売上高は1836億円で同10・9%減、営業利益は107億円で同11・4%減となった。 CR業界全体が厳しい環境下、同社のCRもドライチップおよびラテックスは低迷だった。 ドライチップでは自動車用向けや工業用向け、接着剤も販売や数量が減……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 三井EPTの需要が国内外堅調 事業強化でEBTラテックス開発 2024年6月25日 10時 三井化学のエラストマー事業部が扱うエチレン・プロピレンゴム(EPDM)「三井EPT」は、日系メーカーを中心に国内外で展開している。 三井EPTの23年度の需要動向を振り返ると、国内自動車向けの販売が上半期に引き続き、下半期も堅調だった。また、国内でEPDMを扱う住友化学が
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 デンカ 高品質なCRでEV市場狙う 成長するインド向け販売強化 2024年6月25日 10時 デンカはクロロプレンゴム(CR)の「デンカクロロプレン」や「デンカネオプレン」で、世界トップシェアを誇る。 同社のCRを展開するエラストマー・インフラソリューション部門の23年度の売上高は1113億5400万円で同10・1%減、営業損失は92億9500万円(前年同期は営業損失11億円)となった。 CR……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 大阪ソーダ ラクレスターは新規増加へ 他材料の切り替えも伸長 2024年1月3日 11時 大阪ソーダの機能材事業部は、エピクロルヒンドリンゴム「エピクロマー」をはじめ、アクリルゴム「ラクレスター」、シランカップリング剤「カブラス」、合成樹脂のダップ樹脂、ノンフタレート型アリル樹脂、アリルエーテル類などを取り扱っている。 機能化学品の上半期を振り返ると、アリルエーテル類における同社ア……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 レゾナック グローバルでCR需要が減少 顧客の手袋の在庫調整が続く 2024年1月3日 10時 レゾナックはコア成長事業として、エレクトロニクスとモビリティを挙げており、今後大きく成長を担う事業に積極的に投資を行う。一方で、安定した利益を稼ぎ、投資資金を捻出する収益基盤を築いているのが安定収益事業だ。その事業うち、基礎化学品ではクロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」や塩素化ポリエチレン(……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 ENEOSマテリアル タイヤリプレイス需要減が響く 収益の柱になる新事業を計画 2024年1月3日 10時 合成ゴムの総合メーカーのENEOSマテリアル。同社は、エネルギー・資源・素材のリーディングカンパニーであるENEOSグループにおける素材事業の中核として、環境性能に優れた素材で脱炭素・循環型社会の進展を支えていく。 事業戦略として、環境配慮型の高性能タイヤ材料であるSSBR(溶液重合スチレン・……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 東ソー CRは流通在庫が停滞で需要低迷 手袋需要は24年に回復見込み 2023年12月12日 12時 東ソーの23年度上半期におけるCR(クロロプレンゴム)の需要動向は、円安進行や原材料価格高騰を背景に国内輸出ともに販売価格は上昇したことで、売上がほぼ計画通りに推移した。ただし、出荷数量は国内輸出ともに需要低迷で減少した。 国内では、自動車関連が回復基調にあるが、未だ流通在庫が停滞し、非自動車向け……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 三井EPTの国内需要が堅調 差別化製品で事業体質を強化 2023年12月12日 12時 三井化学の上半期のモビリティソリューションの売上収益は2613億円で同2・3%増、コア営業利益は269億円で同15・0%増の増収増益となった。 モビリティソリューションのうち、エラストマー事業部が扱うエチレン・プロピレンゴム(EPDM)「三井EPT」の上半期の需要動向を振り返ると、三井EPTは……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン 特殊ゴムが海外で需要好調 タイ工場は高稼働率を維持 2023年12月12日 10時 日本ゼオンのエラストマー事業部は合成ゴム、ラテックスの分野で展開する。 合成ゴムの上半期の需要動向を振り返ると、汎用ゴムは新車向けが半導体不足の解消に伴い、出荷は堅調に推移したものの、中国の景気の回復の遅れから輸出の動きは鈍い。ただし、インドやインドネシアは堅調であったほか、米国も底堅い需要だ……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 デンカ 自動車用途などCR需要低迷 高付加価値グレードに注力 2023年12月12日 10時 デンカはクロロプレンゴム(CR)の「デンカクロロプレン」や「デンカネオプレン」で、世界トップシェアを誇っている。 23年はCRを扱うメーカーにとって、同社含め需要が低迷している状態だ。 同社のCRを展開するエラストマー・インフラソリューション部門の上半期の売上高は572億1800万円で同9・0%……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 大阪ソーダ ラクレスターは新規増加へ 他材料の切り替えも伸長 2023年6月6日 10時 大阪ソーダの機能材事業部は、エピクロルヒンドリンゴム「エピクロマー」をはじめ、アクリルゴム「ラクレスター」、シランカップリング剤「カブラス」、合成樹脂のダップ樹脂、ノンフタレート型アリル樹脂などを取り扱っている。 エピクロマーは世界トップシェアを占めているほか、新規事業で展開するラクレスターは……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン Zetpolはタイトな状況続く 高岡工場の能増で安定供給へ 2023年5月16日 14時 日本ゼオンのエラストマー事業部は合成ゴム、ラテックスの分野で展開する。 22年度下半期の合成ゴムとラテックスの需要動向を振り返ると、国産ナフサ価格下落に伴う販売価格改定や出荷数量の減少により、売上高は減少した。合成ゴムのうち、汎用ゴムはアジア向けの輸出が芳しくなく、中国のゼロコロナ政策の影響を受……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 旭化成 生産拠点でサステナブル対応を進める 生産体制が確立し顧客ニーズ調査へ 2023年5月16日 8時 旭化成の環境ソリューション事業本部が取り扱う合成ゴムは、S-SBR(タフデン)とBR(ジエン)などがある。 22年第3四半期までの需要動向を振り返ると、S-SBR(タフデン)は、第1四半期から第2四半期まで地域により需要の濃淡が分かれていたが、ロシアのウクライナへの侵攻や半導体不足による自動車生……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 東ソー ドライは自動車分野が低調 手袋需要は24年に回復見込み 2023年5月16日 8時 東ソーは主力のクロロプレンゴム(CR)「スカイプレン」と、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)「TOSOーCSM」を展開する。いずれも山口県の南陽事業所で生産している。 同社がスペシャリティ事業に位置付けているCRの第3四半期までの需要動向を振り返ると、ドライチップは半導体不足の影響が続くな……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 レゾナックホールディングス 手袋需要は在庫消化後に期待 水系接着剤向けで新規開発… 2023年5月16日 7時 23年1月に昭和電工と昭和電工マテリアルズが統合してスタートした新会社「レゾナック」はコア成長事業として、エレクトロニクスとモビリティを挙げており、今後大きく成長を担う事業に積極的に投資を行う。一方で、安定した利益を稼ぎ、投資資金を捻出する収益基盤を築いているのが安定収益事業だ。その事業うち、基礎……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 東ソー 新中計でCR2万t能増 タイトな需要環境で安定供給へ 2022年12月13日 13時 東ソーは主力のクロロプレンゴム(CR)「スカイプレン」と、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)「TOSOーCSM」を展開する。いずれも山口県の南陽事業所で生産している。 同社がスペシャリティ事業に位置付けているCRの上半期の需要動向を振り返ると、ドライチップは、アジア地区の半導体不足と中国の……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 ENEOSマテリアル サステナブルな取り組み強化 ENEOSとシナジー創出へ 2022年12月12日 10時 ENEOSマテリアルは、JSRのエラストマー事業の事業分割により2022年4月に誕生した。 同社は、エネルギー・資源・素材のリーディングカンパニーであるENEOSグループにおける素材事業の中核として、環境性能に優れた素材で脱炭素・循環型社会の進展を支えていく。 事業戦略として、環境配慮型の高性能タ……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 大阪ソーダ ラクレスターは新規獲得進む 市場のシェア拡大を目指す 2022年12月12日 10時 大阪ソーダの機能材事業部で取り扱うエピクロルヒンドリンゴム「エピクロマー」は、世界トップシェアを誇る。また新規事業では、アクリルゴム「ラクレスター」に注力している。このほか、低燃費タイヤの性能向上に寄与するシランカップリング剤「カブラス」や合成樹脂のダップ樹脂、ノンフタレート型アリル樹脂なども取……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 デンカ 上期のCRは計画通りに進捗 手袋用途は新グレード開発を推進 2022年12月6日 10時 デンカのエラストマー部門は、世界トップシェアを誇るクロロプレン(CR)を始め、アクリル系特殊合成ゴム「デンカER」、高機能エラストマー「エボルマー」を展開している。 同社の22年度上半期(4~9月期)のCRの需要動向は、需要先によって濃淡があるものの、全体はほぼ当初の計画通りに進捗している。需要……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 昭和電工 手術用や検査用が堅調推移 顧客満足度を高め販売増に 2022年12月6日 10時 昭和電工は、23年1月1日に昭和電工マテリアルズと統合し、統合新会社「レゾナック」としてスタートする。 同社の基礎化学品事業部は、クロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」や塩素化ポリエチレン(CPE)「エラスレン」を製造・販売する。いずれも、川崎事業所で生産をしており、生産能力はショウプレンが年……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン 合成ゴムは全体的に堅調 先を見据えた中長期的な戦略へ 2022年12月6日 10時 22年度上半期の日本ゼオンのエラストマー事業のうち、合成ゴムとラテックスの需要動向を振り返ると、合成ゴムでは自動車減産でSSBRなどが影響を受けたものの、HNBR「ゼットポール」は好調に推移した。またACM「二ポールAR」なども受注残を多く抱えており、合成ゴムの需要としては全体的に堅調であった。ま……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 昭和電工 手術用手袋向けが堅調推移 接着剤用途も需要旺盛に 2022年6月16日 17時 クロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」や塩素化ポリエチレン(CPE)「エラスレン」を製造・販売する昭和電工。 いずれも川崎事業所で生産をしており、生産能力はショウプレンが年産2万3000t、エラスレンが年産5000tとなっている。 21年度(21年12月期)を振り返ると、新型コロナウイルスの影響は受……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 三井EPTの需要が堅調 差別化製品で事業体質を強化 2022年6月14日 7時 三井化学のエラストマー事業部が扱うエチレン・プロピレンゴム(EPDM)の「三井EPT」はコロナ禍からグローバルで回復している。 21年度の三井EPTの需要動向を振り返ると、国内では上半期はタイトな需給が続いた。下半期は、昨年秋から半導体不足や自動車生産の減産の影響を受けたものの、全体的に堅調だっ……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 旭化成 SーSBRが好調でフル稼働続く 製品の安定供給の維持を強化 2022年6月14日 7時 旭化成の環境ソリューション事業本部で扱う合成ゴムは、SーSBR(「タフデン」や「アサプレン」)とBR(「ジエン」や「アサプレン」)などがある。 21年度の需要動向を振り返ると、原材料の高騰や物流の混乱、半導体不足によるサプライチェーンの寸断などの影響があったものの、合成ゴム全体の需要は堅調に推移……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 UBE タイヤ用途で需要が堅調推移 環境貢献型の製品開発進める 2022年6月6日 12時 22年度から宇部興産から社名変更したUBEの合成ゴム事業を承継したUBEエラストマー(横尾尚昭社長)。 同社はゴムの代表品種の一つであるポリブタジエン(BR)の中でもコバルト触媒で重合されるハイシスBR「UBEPOL」を製造・販売。合成ゴム(BR)に関わる研究開発・製造・販売を含む合成ゴム事業を……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 大阪ソーダ ラクレスターはシェア拡大へ 超高耐熱グレード上市目指す 2022年6月6日 10時 大阪ソーダの機能材事業部は世界トップシェアを誇るエピクロルヒンドリンゴム「エピクロマー」、新規事業として注力するアクリルゴム「ラクレスター」といった特殊合成ゴムを取り扱う。このほか、低燃費タイヤの性能向上に寄与するシランカップリング剤「カブラス」や合成樹脂のダップ樹脂、ノンフタレート型アリル樹脂な……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 東ソー 21年度販売・数量とも堅調 事業拡大のため能力増強も視野に 2022年5月24日 7時 東ソーは、主力のクロロプレンゴム(CR)「スカイプレン」と、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)「TOSO-CSM」を展開。いずれも山口県の南陽事業所で生産している。 同社はCR事業をスペシャリティ事業として位置付け、前期に最終年度を迎えた中期経営計画でCRのデボトル増強に取り組んだ。19年か……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 デンカ 自動車関連の需要が堅調 安定供給の対応を最優先に 2022年5月24日 7時 デンカはクロロプレンゴム(CR)の「デンカクロロプレン」や「デンカネオプレン」で、世界トップシェアを誇っている。 21年度の需要動向は年間を通して安定しており、とくに下半期にはさらに回復傾向が強まった。 製品別に見ると、ドライチップは、自動車メーカーの減産の影響で新車向け部品用が若干落ちた。一方……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン ゼットポールの需要が旺盛 高岡工場で23年から能増へ 2022年5月24日 7時 日本ゼオンの中計のテーマのひとつに既存事業を『磨き上げる』があり、エラストマー事業部は「差別化製品の強化」や「各生産ラインの効率化」のコンセプトで、資源や設備の利用効率を向上し、持続的可能性を追求していく。 21年度のエラストマー事業部の需要動向を振り返ると、半導体不足で自動車生産台数が減少する……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 昭和電工 手術・検査用手袋需要が堅調 安定供給を第一に生産効率化図る 2021年11月29日 8時 クロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」を製造・販売する昭和電工の21年度上半期(1~6月)の需要動向は、海上輸送の混雑が輸出に影響を及ぼしたものの、CRの需要は堅調だった。 下半期に入ると、東南アジア地区において新型コロナウイルス感染の再拡大で一部影響を受けたが、CRは好調さを維持している。 ……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン 特殊ゴム需要増で販売が伸長 タイの新工場でACM拡販へ 2021年11月29日 8時 日本ゼオンは今期からゴム事業部とラテックス事業部を統合し、新たにエラストマー事業部を発足させた。 上半期のゴムとラテックスの需要動向を振り返ると、合成ゴムでは昨年の秋頃から自動車生産が回復したと同時に、需要が好調に推移した。その好調さが上半期も続き、フル生産状態だった。汎用ゴムと特殊ゴムは自動……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 デンカ CRの旺盛な需要が続く ドライチップは多様な分野で好調推移 2021年11月29日 8時 クロロプレンゴム(CR)の世界のトップシェアを誇るデンカ。 今期の上半期を振り返ると、新型コロナウイルスの影響により、昨夏頃から自動車メーカー需要の回復とともに需要が回復。前期の好調さが今期に入っても維持した。 製品別では、ドライチップは「あらゆる分野で好調だった。具体的には接着剤、自動車、そ……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 旭化成 BR「ジエン」と「アサプレン」が堅調 樹脂改質用途で家電需要に期待 2021年11月22日 21時 旭化成のパフォーマンスプロダクツ事業本部で扱う合成ゴムは、S-SBR「タフデン」を中心に、BR「ジエン」と「アサプレン」、S-SBR「タフデン」と「アサプレン」がある。 21年度上半期(4~9月)の合成ゴムの需要動向を振り返ると、第1四半期では自動車関連の回復に伴い、新型コロナウイルス感染拡大の……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 宇部興産 タイヤ用途が堅調推移 高付加価値な製品拡大図る 2021年11月22日 10時 UBEエラストマーは、10月から宇部興産の合成ゴム事業を承継し設立した。そこでは、合成ゴム(BR)に関わる研究開発・製造・販売を含む合成ゴム事業を分離・独立して運営を行っていく。 設立した狙いについて、宇部興産の合成ゴム事業は今年で、千葉工場における合成ゴムの製造開始から50周年を迎えるが、近年、……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 東ソー デボトル増強が10月に完工 手袋や接着剤用途を強化 2021年11月22日 10時 東ソー(東京都港区、山本寿宣社長)は、主力のクロロプレンゴム(CR)「スカイプレン」と、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)「TOSO―CSM」を山口県の南陽事業所で生産している。 今期は中期経営計画の最終年度を迎え、成長分野の能力増強に取り組んでいる。その取り組みのひとつがCRのデボトル増強……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 大阪ソーダ エピクロマーは国内外で伸長 新規用途の開拓推し進める 2021年11月22日 10時 大阪ソーダの機能材事業部は、世界トップシェアを誇るエピクロルヒンドリンゴム「エピクロマー」、新規事業として本格的に注力するアクリルゴム「ラクレスター」といった特殊合成ゴムを取り扱う。このほか、低燃費タイヤの性能向上に寄与するシランカップリング剤「カブラス」や同社のグローバルニッチトップ戦略の代表……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 デンカ CRが昨年末需要が急回復に 医療用手袋が引き続き好調推移 2021年5月10日 7時 クロロプレンゴム(CR)の世界のトップメーカーを誇るデンカの第3四半期を振り返ると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響より、各用途とも落ち込んでいたものの、急速に回復が進んだ。 「需要の回復は想定を超えるスピードであったため、対応に苦慮した部分もある」(エラストマー部)とし、需要回復に加え、海……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 EPDMの需要が昨年末から急回復 製品の差別化図り販売拡充へ 2021年5月10日 7時 エチレン・プロピレンゴム(EPDM)の「三井EPT」を製造・販売する三井化学のエラストマー事業部の販売はグローバルで回復している。 20年度の需要動向は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、EPDMの主用途の自動車が大幅な減産となった結果、昨年4~6月の需要は大幅に減少した。しかし、自動車……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 旭化成 S―SBR次世代製品に注力 顧客ニ―ズ対応し高機能化目指す 2021年5月10日 7時 エコタイヤ向け溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S―SBR)を中心に製造・販売する旭化成。 同社が扱う合成ゴム製品には、S―SBR「タフデン」、BR「ジエン」と「アサプレン」、SBR「タフデン」と「アサプレン」がある 20年度の合成ゴムの動向は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、上半期は大き……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 宇部興産 BRが昨年末から急回復に 次世代BRとして高付加化価値へ 2021年5月10日 7時 宇部興産の合成ゴム事業は、ゴムの代表品種の一つであるポリブタジエン(BR)、中でもコバルト触媒で重合されるハイシスBR「UBEPOL」を製造・販売する。 同社合成ゴム事業部の20年度の動向は「主要用途であるタイヤ業界は、第2四半期の間、新型コロナウイルスの感染拡大影響により、需要が急減し、対前年……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン 特殊架橋HNBRとACMに注力 耐熱性向上をカギに需要獲得へ 2021年5月10日 7時 日本ゼオンの20年度の合成ゴムの事業概況は、当初はコロナ禍で停滞したが、昨年8月から徐々に回復基調となり、特に汎用ゴムは自動車生産の回復とともに早く需要が戻った。一方、特殊ゴムは回復の戻りが若干遅れたものの、10月以降は前年実績を上回る状況だという。 その要因として「お客様の製品在庫や各部品の……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集大阪ソーダ ACM「ラクレスター」が堅調 中国やアジアに新規採用進む 2021年4月19日 7時 大阪ソーダは4月1日に組織改正を実施。機能材事業部は、営業第一部と営業第二部を統合し営業部とし、事業企画部を新設した。従来の営業部間の連携を強化すると共に、事業部が製造、販売、開発を一体で運営する事業部制的組織運営体制を取ることで、各製品の競争力を高めて拡販していく考えだ。 機能材事業部で扱う……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集住友化学 エスプレンを高機能化へ 高耐寒性グレード適応広がる 2021年4月19日 7時 エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)の「エスプレンEPDM」を製造・販売する住友化学。 20年度のエスプレンEPDMの動向では、4~8月は自動車生産の減少に伴い販売が減少したものの、国内は9月から需要が本格的に回復しはじめた。海外では、5月から中国が早く需要が戻りはじめ、他国よりも回復が早……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 東ソー 医療用手袋の需要が堅調 南陽事業所能増で需要増に対応 2021年4月19日 7時 東ソー(東京都港区、山本寿宣社長)は、主力のクロロプレンゴム(CR)「スカイプレン」を山口県の南陽事業所(年産3万4000t)で製造している。 20年度を振り返ると、新型コロナウイルスの影響により、昨年5、6月までは販売減だったものの、7月以降は回復基調を示し、9月からはアジア地域を中心とした……
ゴムタイムス社 デンカ 青海工場でデボトル増強 医療用手袋向け需要に対応 2020年7月13日 7時 クロロプレンゴム(CR)の世界のトップメーカーであるデンカ(東京都中央区、山本学社長)は、新潟県の青海工場で、昨年10月の定修時にデボトルによる年間数千トンの能力アップを予定通り実施した。ラテックスの供給能力も増強され、需要が拡大する医療用手袋向けラテックス需要に対応する。 同社のCR「デンカク……
ゴムタイムス社 ラテックスへのシフトを継続 手袋・接着剤・土木に注力 2020年7月13日 7時 昭和電工(東京都港区、森川宏平社長)は、クロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」を川崎事業所(年産2万3000t)で製造している。5月現在、新型コロナウイルス流行に端を発する世界的な需要減退を主要因に、前年比で販売数量は減少しており、生産は販売量見合いとなるが、新型コロナウイルスの感染防止対策を……