ゴムタイムス社 20年7月の酢ビ・ポバール需給 酢ビは3万7028t 2020年8月28日 11時 酢ビ・ポバール工業会のまとめによると、7月の酢酸ビニルモノマーの出荷は3万7028tで前年同月比40%減となった。用途別に見ると、ポバール用が2万101tで同44%減、一般用が9515tで同34%減となった。 ポバールの出荷は1万5622tで同12%減。
ゴムタイムス社 室温硬化型シリコーンゴム(RTV)|合成ゴム 2020年8月28日 7時 【開発経緯概略】 RTVは、前項の直鎖状ポリジメチルシロキサンにアセトキシ基、アルコキシ基、イソプロペノキシ基などを有するシラン化合物とその他添加剤を加えたもので、湿気の存在下で硬化する。 RTVには1液型と2液型があるが、1液型は主として空気中の水分と反応して、また2液型は使用時に本体と硬化剤の2液が所定の……
ゴムタイムス社 多硫化ゴム(チオコール)|合成ゴム 2020年8月28日 7時 【開発経緯概略】 有機二塩化化合物と、多硫化アルカリと反応させて得られる合成ゴムで、主鎖に硫黄を含有し、チオコールの名前で呼ばれる。金属酸化物、過酸化物で加硫することができる。固体状、液状、ラテックス状のものがあり、いずれも固有の臭気を持つ。 【性質、加工、その特徴】 ① 耐油性、耐溶剤性が合成ゴムの……
ゴムタイムス社 20年7月のPPフィルム出荷 OPP、CPPともに減少 2020年8月27日 17時 日本ポリプロピレンフィルム工業会のまとめによると、7月の延伸ポリプロピレン(OPP)の総出荷は1万9131tで前年同月比8・3%減となり前月の増加から減少に転じた。 国内出荷は1万8859tで同8・3%減となり前月の増加から減少に転じた。内訳は、食品用が1万5211tで同6・0%減、繊維・雑貨……
ゴムタイムス社 20年7月のABS樹脂総出荷 総出荷は15ヵ月連続の減少 2020年8月27日 17時 日本ABS樹脂工業会がまとめた7月のABS樹脂の総出荷は、2万1313tで前年同月比29%減で15ヵ月連続の減少となった。 国内用が1万3826tで同35%減。内訳は、耐候用が3143tで同38%減、車両用が5613tで同31%減、電気器具が1895tで同24%減、一般機器が1291tで同45%減、建材住宅……
ゴムタイムス社 20年7月のMMA出荷 モノマー出荷は5ヵ月連続で減少 2020年8月27日 17時 石油化学工業会がまとめた7月のMMA生産・出荷・在庫実績によると、モノマーの出荷は1万8160tで前年同月比1%減となり5ヵ月連続で減少した。 内訳は、国内向けが8988tで同22%減、輸出が9172tで同33%増だった。 ポリマーの出荷は、
ゴムタイムス社 20年7月の主要石油化学製品生産 17品目全てで減少 2020年8月27日 17時 石油化学工業会がまとめた7月の主要石油化学製品の生産実績によると、前年と比べ増加した品目はなかった。 キシレン、トルエン、ポリプロピレン(PP)
ゴムタイムス社 20年7月のPVC・VCM出荷 PVCは減少、VCMは増加 2020年8月27日 17時 塩ビ工業・環境協会の発表によると、7月の塩化ビニル樹脂(PVC)の出荷は14万613tで前年同月比6・2%減となり前月の増加から減少に転じた。 国内出荷は7万5472tで同20・0%減で10ヵ月連続で減少し、輸出は6万5141tで同17・0%増で3ヵ月連続で増加した。 塩化ビニルモノマー(VCM)は、……
ゴムタイムス社 ミラブル型シリコーンゴム(HTV)|合成ゴム 2020年8月27日 7時 【開発経緯概略】 シリコーンゴムは(R2SiO)nを原料とした高重合度の直鎖状ジオルガノポリシロキサンの架橋体からなる弾性体である。 加硫温度の差でミラブル型(高温加硫型、HTV)と室温加硫型(RTV)に大別される。HTVは、まずオクタメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルトリシロキサンなどの環状シロキサンを……
ゴムタイムス社 クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)|合成ゴム 2020年8月27日 7時 【開発経緯概略】 分子量2万程度のポリエチレンに亜硫酸ガスと塩素を反応させて得られる純白海綿状の物質である。硫黄含量は1.3~1.7%、最適塩素含量は30~35%で、これより多くなると硬くなる。SO2Cl基は硫黄量に対して1~1.4%程度で、加硫速度には影響するが、加硫物の性質にはほとんど関係しない。酸化鉛のような金属酸……
ゴムタイムス社 20年6月のプラスチック製品生産品目別消費内訳 消費合計は43万44t 2020年8月26日 17時 経済産業省がまとめた6月のプラスチック製品生産品目別消費量を見ると、再生品プラスチック材料を除いた消費合計は43万44tとなった。 内訳を見ると、消費量が最も大きいフィルム・シート用が19万9351tで全体の
ゴムタイムス社 全品目が減少に 1~6月のプラ原材料生産 2020年8月26日 10時 経済産業省がまとめたプラスチック原材料生産・出荷によると、20年1~6月の生産は385万2356tで前年同期比6・6%減、出荷数量が306万539tで同7・7%減、出荷金額が6094億427万9000円で同14・5%減となり、いずれも前年実績を下回った。 プラスチック生産を月別にみると、1月が73……
ゴムタイムス社 生産量は4%減少 1~6月のプラスチック製品 2020年8月26日 10時 経済産業省はこのほど20年1~6月のプラスチック製品生産・出荷を発表した。それによると、1~6月のプラスチック製品の生産量は275万3676tで前年同期比3・9%減となった。 近年、堅調な世界経済を反映し、プラスチック製品の生産量は増加基調で推移してきた。ただ、昨年来からの米中貿易摩擦に伴う世界……
ゴムタイムス社 ウレタンゴム|合成ゴム 2020年8月26日 7時 【開発経緯概略】 ジイソシアネート類とポリオールとを反応させて得られるウレタン結合を含むゴム弾性体で、熱硬化型と熱可塑型がある。また成形法により、注型タイプ、ミラブルタイプ(通常のゴムのようにロール加工ができる)に分けられる。 ウレタンゴムは、原料と触媒を適当に選択することにより各撞の製品をつくるこ……
ゴムタイムス社 アクリルゴム(ACM、ANM)|合成ゴム 2020年8月26日 7時 【開発経緯概略】 アクリルゴムは、アクリル酸エステルを主成分とする合成ゴムの総称で、たとえばエチルアクリレートとクロロメチルビニルエーテルの共重合体(ACM)、n-ブチルアクリレートとアクリロニトリルの共重合体(ANM)、エチルアクリレートとアクリロニトリルの共重合体などがある。加硫は、トリエチレンテトラ……
ゴムタイムス社 6月の日本銀行物価指数 プラ原材料が1・7ポイント下落 2020年8月25日 15時 日本プラスチック工業連盟(15年平均100、プラ工連による計算値)がまとめた日本銀行・国内企業物価指数の6月実績によると、プラスチック原材料は19品目平均で94・3と前月から1・7ポイント下落した。 内訳は不飽和ポリエステル樹脂、ポリスチレン、メタクリル樹脂など7品目が変動なく、
ゴムタイムス社 20年6月のプラスチック・ゴム金型生産 生産はプラは増加、ゴムは減少 2020年8月25日 13時 日本金型工業会のまとめによると、6月のプラスチック金型の生産は2968組で前年同月比18・5%増で9ヵ月ぶりに増加に転じ、金額は121億3100万円で同18・0%増で3ヵ月ぶりに増加に転じた。 ゴム金型の生産は892組で
ゴムタイムス社 20年6月のプラスチック原材料生産・出荷 出荷金額は23・8%減少 2020年8月25日 12時 経済産業省がまとめた6月のプラスチック原材料生産・出荷は、生産が55万3659tで前年比12・8%減、出荷数量が46万5715tで同9・7%減、出荷金額が864億4284万円で同23・8%減となった。 生産の約3割を占める塩化ビニル(モノマー)は、生産が18万1215tで同0・4%増、出荷数量が14万70……
ゴムタイムス社 20年6月のプラスチック加工機械生産 生産45%減少金額は6%減 2020年8月25日 12時 経済産業省がまとめた6月のプラスチック加工機械生産実績は、総数量が812台で前年比45・6%減、総金額が157億2200万円で同6・1%減となった。 プラスチック加工機械の約9割を占める射出成形機(手動式を除く)は、
ゴムタイムス社 アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)|合成ゴム 2020年8月25日 7時 【開発経緯概略】 NBRは、ブタジエンとアクリロニトリルの共重合体で、乳化重合により製造される。アクリロニトリル(AN)の含有量が低いもの(18~24%)から高いもの(47~49%)まで、種々のタイプがある。 AN含有量は耐寒性と耐油性を考慮して選択使用される。耐油・耐溶剤性ゴムとしてもっとも広く使用されているが、……
ゴムタイムス社 クロロプレンゴム(CR)|合成ゴム 2020年8月25日 7時 【開発経緯概略】 クロロプレンを乳化重合して製造される。トランス結合が80~90%の結晶性ポリマーである。メルカプタン、硫黄、金属酸化物により加硫される。古くから広く工業用に使用される。 【性質、加工、その特徴】 ① SBRなどに比べて比重が大きく、約1.25である。 ② 硫黄変性タイプは、やや貯蔵安定性が劣り、貯蔵……
ゴムタイムス社 20年6月のプラスチック製品生産・出荷 出荷数量は47万1794t 2020年8月24日 23時 経済産業省がまとめた6月のプラスチック製品生産・出荷は、生産が45万9440tで前年比7・2%減、出荷数量が47万1794tで同4・6%減、出荷金額が3196億5716万4000円で同9・1%減となった。 生産の約4割を占めるフィルムとシートの合計は、生産が20万4297tで同2・9%減、出荷数量が2……
ゴムタイムス社 20年6月のSM生産出荷状況 国内出荷は前年同月比16%増 2020年8月24日 17時 日本スチレン工業会のまとめによると、スチレンモノマー(SM)の2020年6月の生産は17万2684tで前年同月16%増、出荷合計は17万2863tで同8%増となった。 このうち、国内出荷は10万4571tで同8%減となった。 用途別では、主力のPS向け(GP/HI)は5万992tで同1%増となった。A……
ゴムタイムス社 20年1~6月のABS樹脂総出荷 総出荷は14ヵ月連続の減少 2020年8月24日 17時 日本ABS樹脂工業会のまとめによると、2020年1~6月のABS樹脂の総出荷(国内と輸出用合計)は13万6113tで前年同期比21%減となった。 国内用は9万4095tで同20%減。内訳は耐候用が2万1161tで同18%減、車両用が
ゴムタイムス社 20年6月のカセイソーダ出荷 総出荷は7・4%の減少 2020年8月24日 15時 日本ソーダ工業会がまとめた6月のカセイソーダ生産・出荷実績によると、総出荷は27万2267tで前年同月比7・4%減となり、2ヵ月連続で減少。 国内需要は23万4412tで同4・8%減で14ヵ月連続で減少。内訳を見ると、自家消費が6万6189tで同11・3%減、販売が
ゴムタイムス社 国内減も輸出は11%増 20年1~6月のPS生産出荷 2020年8月24日 15時 日本スチレン工業会のまとめによると、2020年1~6月のポリスチレン(PS)生産は34万823tで前年同期比4%減、出荷(国内出荷と輸出合計)は31万6463tで前年同期比9%減となり、上期では生産・出荷とも前年を下回る結果となった。 国内出荷は29万1657tで同11%減となった。用途別では、包装用……
ゴムタイムス社 20年6月プラスチック製品輸出 数量・金額ともに減少 2020年8月24日 11時 日本プラスチック工業連盟がまとめた6月のプラスチック製品輸出状況によると、数量は前年同月比15・9%減で6万1080トンとなり、11ヵ月連続の減少となった。 浴槽・洗面台・その他のサニタリー用品が増加したものの、それ以外の項目は減少となった。 金額は同14・0%減で1082億円となった。
ゴムタイムス社 20年6月プラスチック原材料輸出 数量・金額ともに減少 2020年8月24日 11時 日本プラスチック工業連盟がまとめた6月のプラスチック原材料輸出状況によると、数量は前年同月比1・9%減の33万7498トンで5ヵ月連続の減少となった。 内訳は、熱硬化性樹脂が2万4621トン、熱可塑性樹脂が30万696トンで、熱硬化性樹脂は前年同月比を下回り、熱可塑性樹脂は前年同月比を上回った。 ……
ゴムタイムス社 20年6月プラスチック製品輸入 数量は15・9%増で18万9千t 2020年8月24日 11時 日本プラスチック工業連盟がまとめた6月の製品輸入状況によると、数量は前年同月比15・9%増で18万9787トンとなり、
ゴムタイムス社 20年6月プラスチック原材料輸入 数量は9ヵ月連続減少 2020年8月24日 11時 日本プラスチック工業連盟がまとめた6月のプラスチック原材料輸入状況によると、数量は前年同月比4・1%減の23万6172トンで9カ月連続の減少となった。内訳は、熱硬化性樹脂が同7・3%減で1万3206
ゴムタイムス社 エチレン-プロピレンゴム(EPR、EPDM)|合成ゴム 2020年8月24日 7時 【開発経緯概略】 エチレン-プロピレンゴム(EPR、EPDM)は、エチレンとプロピレンをZiegler-Natta系触媒でランダム共重合したものである。エチレンとプロピレンの配合比、ポリマーの分子量に応じ、バター状から硬質ゴム状の種々の性状をした共重合体が得られるが、このうちエチレン含有量が30~70%、ジエン類が5~10%を……
ゴムタイムス社 ブタジエンゴム(BR)|合成ゴム 2020年8月24日 7時 【開発経緯概略】 ブタジエンをハロゲン化チタンとアルミニウムトリアルキルなどを重合触媒として得られるゴム状重合体をいう。 重合方法としては、乳化重合と溶液重合があるが、乳化重合ポリブタジエンは加工性に劣る。ブタジエンの重合体には、シス-1,4-、トランス-1,4-、および1,2-の三種の構造が存在する。ブタジエン……
ゴムタイムス社 アクリロニトリル生産能力 19年末で51万7000t 2020年8月23日 8時 経済産業省は、昨年12月末時点のアクリロニトリル各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のアクリロニトリルの生産能力は合計で51万7000tとなり、前年より1000tの増加となっている。 各社の生産能力は、旭化成が20万tで首位。次いで三菱ケミカルの19万6000t、住友化……
ゴムタイムス社 ハイスチレンゴム|合成ゴム 2020年8月23日 7時 【開発経緯概略】 ハイスチレンゴムは、スチレンの共重合比が大きいゴムを示すが、一般的にはハイスチレン樹脂とSBRの混合物で、平均スチレン含有量が50~70%のものである。樹脂成分の組成はスチレン成分が80%以上である。スチレンの平均含有量が同一でも、単純な共重合体のハイスチレンゴムとは特性が異なる。 【性質、……
ゴムタイムス社 溶液重合SBR|合成ゴム 2020年8月23日 7時 【開発経緯概略】 溶液重合SBRはブタジエンとスチレンとを有機リチウム触媒を用いた溶液アニオン重合により製造される。アニオン重合では、リビング重合によってミクロ構造や分子配列が制御されたブロック共重合体をつくることもできる。重合法によりスチレンの結合量、スチレンの連鎖形式(ブロック型、ランダム型、対称……
ゴムタイムス社 MMAモノマー生産能力 19年末で54万7000t 2020年8月22日 10時 経済産業省は、昨年12月末時点のMMAモノマー各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のMMAモノマーの生産能力は合計で54万7000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、三菱ケミカルが21万7000tで首位。次いで旭化成の10万t、住友化学の7万2000t……
ゴムタイムス社 乳化重合スチレン-ブタジエンゴム(SBR)|合成ゴム 2020年8月22日 7時 【開発経緯概略】 スチレン-ブタジエンゴム(SBR)は代表的な合成ゴムで、合成ゴムの中でもっとも多く使用されている。SBRは主としてブタジエンとスチレン(50%以下)のラジカル共重合により得られ、乳化重合により製造される。 SBRでは、結合スチレン量が20~25%のものは天然ゴムと同様な用途に用いられ、加硫することに……
ゴムタイムス社 イソプレンゴム(IR)|合成ゴム 2020年8月22日 7時 【開発経緯概略】 イソプレンをZiegler触媒またはリチウム触媒を用いて重合することにより得られるシス1,4-ポリイソプレン構造を有する合成ゴムである。天然ゴムに極めて類似した分子構造を有するため、基本的な性質は天然ゴムに近く、加工性が天然ゴムよりも短時間で素練りができるものである。シス含有量のもっとも高い……
ゴムタイムス社 20年6月のエチレン換算輸出入 輸出・輸入ともに増加 2020年8月21日 17時 経済産業省がまとめた6月のエチレン換算輸出入実績によると、輸出は19万6800tで前年比8・9%増で5ヵ月ぶりに増加に転じた。 輸入は
ゴムタイムス社 廃プラリサイクル事業に着手 NEDO、循環型社会に貢献 2020年8月21日 11時 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8月18日、廃プラスチックを適正に処理し、資源として循環させるための革新的なプロセス技術開発事業に着手すると発表した。 同事業は、廃プラスチックについて、①最適な処理方法に振り分けるための選別技術、②元のプラスチック材料と遜色ない材料に再生する技術、③……
ゴムタイムス社 ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPC)|その他プラスチック 2020年8月21日 7時 【開発経緯概略】 TPCは、ハードドセグメントに高融点で高結晶性の芳香族ポリエステルを、ソフトセグメントにTgが-70℃以下の非晶性ポリエーテルを使用したマルチブロック共重合体である。 【性質、加工、その特徴】 ① ポリエステルの強靭な性質を有する。 ② 耐熱性が高く、低温特性も良好である。 ③ 耐荷重性が大きく強……
ゴムタイムス社 ポリイミド(PI)|熱硬化性樹脂 2020年8月21日 7時 【開発経緯概略】 主鎖にイミド結合を有するもっとも耐熱性の優れたプラスチックの一つである。1964年にアメリカのデュポン社により開発された。 非熱可塑型ポリイミドは、反応形態により、縮合タイプ(縮合反応)と付加タイプ(付加反応)があり、ビスマレイミドや芳香族イミドを反応原料とした樹脂が多用されている。熱……
ゴムタイムス社 ウレタン樹脂|熱硬化性樹脂 2020年8月20日 7時 【開発経緯概略】 ウレタン結合を有する高分子化合物で、主にジイソシアネートとポリオール(活性水素結合物)との重付加反応によって得られる。1930年代後半にドイツのバイヤー社が開発した。ジイソシアネート類・ポリオール類の種類と組み合わせによりフォーム・エラストマー・塗料・接着剤・弾性繊維・合成皮革などの……
ゴムタイムス社 シリコーン樹脂(SI)|熱硬化性樹脂 2020年8月20日 7時 【開発経緯概略】 シロキサン結合(Si-O-Si)に有機のメチル基やフェニル基などが同一分子内に存在している化学物質で、無機物の性質と有機物の性質を併せ持つ熱硬化性樹脂である。1940年代にアメリカのGE社で発明された。三次元網目構造は触媒(過酸化物など)や空気中の水分、熱水との触媒などにより得られる。シロキサ……
ゴムタイムス社 日本触媒人事 (8月10日付) 2020年8月19日 14時 ◇日本触媒 〈人事異動〉 (8月10日付) ▽シラス社長を解く、執行役員、事業創出部門管掌補佐、健康・医療事業開発室担当、マロネート事業室担当、化粧品事業室担当=金井田健太 ▽シラス社長=ロバート・グッドナイト
ゴムタイムス社 ジアリルフタレート樹脂(DAP)|熱硬化性樹脂 2020年8月19日 7時 【開発経緯概略】 ジアリルフタレート樹脂はオルソ、イソ、テレフタル酸とアリルアルコールを塊状重合で20~30%程度重合したところで重合を停止させてプレポリマー(DAP、DAIP、DATPの3種類)を作る。反応は付加重合であるので、フェノール樹脂などとは異なり、水、アルデヒド、アンモニアなどの発生はない。これに強化材……
ゴムタイムス社 エポキシ樹脂(EP)|熱硬化性樹脂 2020年8月19日 7時 【開発経緯概略】 エポキシ樹脂は分子内にエポキシ基を2個以上持つ化合物の総称で、ビスフェノール類多価アルコールやノボラックなどとエピクロルヒドリンとの縮重合体ポリオレフィンなどを酸化し、エポキシ基を導入したものがある。工業的にもっとも多く使用されているのは、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの縮……