ゴムタイムス社 ジシクロペンタジエン樹脂(DCPD)|熱硬化性樹脂 2020年8月18日 7時 【開発経緯概略】 ジシクロペンタジエン樹脂(DCPD)は、シクロペンタジエンを高温無触媒で熱重合して製造する。この場合、スチレンやC4~C5の共役ジエン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、無水マレイン酸、フェノールなどの種々のモノマーとの共重合が可能である。また、DCPD樹脂のもつ二重結合を完全に水素添加すると……
ゴムタイムス社 キシレン樹脂|熱硬化性樹脂 2020年8月18日 7時 【開発経緯概略】 m-キシレンとホルムアルデヒドから得られる100%キシレン樹脂(淡黄色、水飴状)と、他の芳香族炭化水素とともにホルムアルデヒドとを縮合によって得られる変性樹脂(液状、塊状、粉状など)がある。多くのマトリックス樹脂に対して基本性能の改質用に反応性原料またはブレンド剤として活躍している。 【……
ゴムタイムス社 20年6月のPC・硬質塩化ビニル平板・波板出荷実績 PC平板は前年比52%増 2020年8月17日 12時 日本プラスチック板協会がまとめた6月のポリカーボネート(PC)・硬質塩化ビニル平板・波板出荷実績は、硬質塩化ビニルの出荷量(国内・輸出)合計は、平板が1360tで前年同月比52%増、波板542tで同20%増となった。 一方、ポリカーボネートの出荷量は平板が1372t
ゴムタイムス社 20年6月のPOフィルム出荷状況 合計は5・6%の減少 2020年8月17日 12時 日本ポリオレフィンフィルム工業組合のまとめによると、6月のポリオレフィン系インフレーションフィルム(POF)は3万6913tで前年同月比5・6%減少となり6ヵ月連続で減少した。 低密度ポリエチレン(LDPE)フィルムは、2万2433tで同6・2%減となり2ヵ月連続で減少した。 高密度ポリエチレ……
ゴムタイムス社 メラミン樹脂(MF)|熱硬化性樹脂 2020年8月17日 7時 【開発経緯概略】 メラミン樹脂はメラミンとホルムアルデヒドの反応によって生じたメチロールメラミンの縮重合により生成する。メラミン樹脂は1930年代にスイスのCibaが発明した。 pH8~10の弱いアルカリ性でメラミンとホルムアルデヒドを反応させると、メチロール化され、まず、メチロールメラミンが生成する。メラミン1……
ゴムタイムス社 不飽和ポリエステル樹脂(UP)|熱硬化性樹脂 2020年8月17日 7時 【開発経緯概略】 無水マレイン酸のような不飽和二塩基酸および無水フタル酸のような飽和二塩基酸とグリコールの縮合反応により得られるポリエステルを、スチレンやメタクリル酸メチルなどの架橋用ビニルモノマーに溶解した熱硬化性樹脂である。これに硬化剤である有機過酸化物および必要に応じ促進剤である金属石鹸を添……
ゴムタイムス社 エチレンオキサイド生産能力 19年末で92万1000t 2020年8月16日 13時 経済産業省は、昨年12月末時点のエチレンオキサイド各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のエチレンオキサイドの生産能力は合計で92万1000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、日本触媒が32万4000tで首位。次いで三菱ケミカルの30万t、丸善石油化学の……
ゴムタイムス社 ユリア樹脂(尿素樹脂:UF)|熱硬化性樹脂 2020年8月16日 7時 ユリア樹脂(尿素樹脂:UF) 【開発経緯概略】 メラミン樹脂などを含めてこれらの化学構造を有するものを一般にアミノ樹脂と総称する場合がある。ユリア樹脂は尿素とホルムアルデヒドを中性または塩基性で反応させるとメチロールユリアができる。メチロールユリアを酸により脱水、または加熱して脱水、縮重合を行って得ら……
ゴムタイムス社 フェノール樹脂(PF)|熱硬化性樹脂 2020年8月16日 7時 【開発経緯概略】 フェノール樹脂は、フェノール類とアルデヒド類との縮合反応により得られる樹脂状物質を主体とする高分子をいう。PFは、1900年代にアメリカのベークランド博士が発明した世界最初の合成プラスチックである。用いる触媒により次の2種類の初期縮合物が得られる。 ・レゾール:アルカリ触媒を使用する反応……
ゴムタイムス社 アセトアルデヒド生産能力 19年末で17万7000t 2020年8月15日 13時 経済産業省は、昨年12月末時点のアセトアルデヒド各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のアセトアルデヒドの生産能力は合計で17万7000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、住友化学が6万9000tで首位。次いでKHネオケムの6万t、昭和電工の4万800……
ゴムタイムス社 ポリエチレンオキサイド(PEOX)|その他プラスチック 2020年8月15日 7時 【開発経緯概略】 ポリエチレンオキサイド(PEOX)は、エチレンオキサイド分子を水分子と重付加反応させて得られるもので、基本化学構造式HO-(CH2 CH2O)n-Hのnが200~300程度までを通常ポリエチレングリコール、これ以上のものをポリエチレンオキサイドと呼ぶ。重合度によって液体からロウ状のものまでが得られる。 【……
ゴムタイムス社 ケトン樹脂|その他プラスチック 2020年8月15日 7時 【開発経緯概略】 ケトン樹脂は、ケトンとホルムアルデヒドの縮合によって得られる。原料ケトンがメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトフェノン、シクロへキサノンなどによってそれぞれ異なったものが得られるが、多少の特性値の差があるものの、一般的には類似の性質を持っている。 【性質、加工、その特……
ゴムタイムス社 塩化ビニルモノマー生産能力 19年末で277万4000t 2020年8月14日 13時 経済産業省は、昨年12月末時点の塩化ビニルモノマー各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点の塩化ビニルモノマーの生産能力は合計で19年末で277万4000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、東ソーが110万4000tで首位。次いで鹿島塩ビモノマーの60万……
ゴムタイムス社 ヒドロキシエチルセルロース(HEC)|その他プラスチック 2020年8月14日 7時 【開発経緯概略】 水溶性セルロース誘導体で、非イオン性繊維素誘導体である。セルロースのOH基を部分的にエチレンオキサイドに置換すると、水に可溶なセルロースエーテル(HEC)となる。種々の置換度および重合度のものが製造されており、一般的に低重合度のものはエマルジョン重合の保護コロイド、高重合度のものは塗料……
ゴムタイムス社 カルボキシメチルセルロース(CMC)|その他プラスチック 2020年8月14日 7時 開発経緯概略】 一般にカルボキシメチルセルロース(CMC)と呼ばれているものは、実際はそのナトリウム塩である。CMCのナトリウム塩は、アルカリセルロースとモノクロル酢酸ナトリウムの反応によって得られる水溶性の白色粉末である。 【性質、加工、その特徴】 CMCのナトリウム塩は水溶性で、pHにより水溶液の粘度が変わ……
ゴムタイムス社 塩化ビニル樹脂生産能力 19年末で192万9000t 2020年8月13日 10時 経済産業省は、昨年12月末時点の塩化ビニル樹脂各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点の塩化ビニル樹脂の生産能力は合計で192万9000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、大洋塩ビが57万tで首位。次いで信越化学工業の55万t、カネカの36万9000t、新……
ゴムタイムス社 アセチルセルロース(CA)|その他プラスチック 2020年8月13日 7時 【開発経緯概略】 セルロースの酢酸エステルである。CAには二酢酸エステルと三酢酸エステルがあり、二酢酸エステルはフィルム、シートなどの包装用品および成形材料として、三酢酸エステルはLCD用光学フィルムなどとして使用されている。アセテート繊維は、二酢酸エステルを熟成工程によっていくぶん加水分解したものをア……
ゴムタイムス社 特殊透明性プラスチック(非晶質ポリオレフィン)|その他プラスチック 2020年8月13日 7時 【開発経緯概略】 透明性プラスチックは、光学特性に加えて、軽量性、耐衝撃性、成形加工性などのプラスチック特有の性質により、無機ガラスに代わって光学分野における用途を広げている。この分野に使用されてきた材料はPMMAおよびPCであるが、前者は吸水性が大きく、後者は複屈折率が大きいという欠点を持つ。最近、各……
ゴムタイムス社 バイオマスプラスチック、 生分解性プラスチック(グリーンプラ)|その他プラスチック 2020年8月12日 7時 【開発経緯概略】 バイオマスプラスチックは、再生可能な植物由来物質で、化学的または生物学的に合成することにより得られる高分子材料である。生分解性プラスチックは、通常のプラスチック製品と同等に成形・使用でき、使用後は自然界の微生物や分解性酵素により水と炭酸ガスに分解される「自然に還るプラスチック」で……
ゴムタイムス社 ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPAE)|その他プラスチック 2020年8月12日 7時 【開発経緯概略】 TPAEは、ポリアミド(ナイロン)をハードセグメントとし、これにポリエステルポリオールまたはポリオール(PTMG(ポリテトラメチレングリコール))またはPPG(ポリプロピレングリコール)をソフトセグメントとしたブロック共重合体である。 【性質、加工、その特徴】 ① ナイロンの強靭な性質を有する。……
ゴムタイムス社 フィルム事業は増収増益 東洋紡の4~6月期 2020年8月11日 9時 東洋紡の2021年3月期第1四半期決算は、売上高は754億5000円で前年同期比6・7%減、営業利益は43億5900万円で同16・7%減、経常利益は27億6400万円で同36・3%減、四半期純利益は17億6400万円同5・6%増となった。 フィルム・機能マテリアルでは、売上高は363億円で前年同期比23・……
ゴムタイムス社 ウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)|その他プラスチック 2020年8月11日 7時 【開発経緯概略】 TPUは、分子内に部分架橋を有する不完全熱可塑性タイプと線状の高分子の完全熱可塑性タイプがある。これらは、次の三つに大別できる。 ●カプロラクトン型:カプロラクトンを開環して得られるポリカプロラクトンポリオールにポリイソシアネートを付加重合したタイプ。 ●アジピン酸型(アジペート型):ア……
ゴムタイムス社 塩ビ系熱可塑性エラストマー(TPVC)|その他プラスチック 2020年8月11日 7時 【開発経緯概略】 TPVCは、分子中のハードセグメントとしてポリ塩化ビニル(PVC)を、ソフトセグメントとして部分架橋型NBRなどのゴムを用いてアロイ化したブレンド型TPEである。 【性質、加工、その特徴】 ① セット、熱変形が小さい。 ② 反発弾性が大きい。 ③ 屈曲疲労強度が優れている。 ④ 耐摩耗性が優れている。 ⑤ 着……
ゴムタイムス社 オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)|その他プラスチック 2020年8月10日 7時 【開発経緯概略】 TPOはハードセグメントにポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンを用い、ソフトセグメントにEPDMなどを用いる。 TPOの主な種類として①単純ブレン型TPO(s-TPO)と②インプラント化TPO(Reactor-produced,i-TPO)、③動的加硫型TPO(Dynamic Vulucanized,TPV)に大別される。 【性質、加工、そ……
ゴムタイムス社 スチレン系熱可塑性エラストマー(SBC(TPS))|その他プラスチック 2020年8月10日 7時 【開発経緯概略】 SBCは一般ポリスチレンブロックとゴムの中間ブロックを有し、ポリスチレン部分がハードセグメントを形成して橋かけ点となり、中間のゴムブロックが製品にゴム弾性を与える。ソフトセグメントには、ポリブタジエン(B、SBS)、ポリイソプレン(I、SIS)、および2種のポリオレフィン(EB、SEBS)、(EP、S……
ゴムタイムス社 熱可塑性エラストマー(TPE、全般)|その他プラスチック 2020年8月9日 7時 【開発経緯概略】 熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomers:TPE)は、常温では加硫ゴムの性質(エラストマーとしての性質)を示すが、高温では塑性流動が可能となり、プラスチックの加工機で成形できる高分子材料と定義される。加熱により可塑性を示すエラストマーなので熱可塑性エラストマーと呼ばれる。TPEは……
ゴムタイムス社 PA/変性PO系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月8日 7時 【開発経緯概略】 ナイロン(PA)は強靭な樹脂であり、吸湿時ではその衝撃強度は極めて高いが、絶乾時や0℃以下の低温では衝撃強度は必ずしも十分でない。その向上のためPA/変性ポリオレフィン系アロイが開発された。 PAとPOは相溶性が良くないので、POに不飽和グリシジル化合物や不飽和カルボン酸またはその無水物やエス……
ゴムタイムス社 PC/ABS樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月8日 7時 【開発経緯概略】 PCの流動性改良とコストダウンを目的に開発され、20年以上の実績を有する。 PCとABS樹脂は、部分相溶性であり、相溶化剤などを特別に必要とせずに比較的容易に製造できる。 PCの衝撃強度の厚み依存性、ノッチ感度が高いなどの欠点を改良し、低温での衝撃強度が向上している。 同系統のアロイとしてはPC/……
ゴムタイムス社 PPE/PA系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月7日 7時 【開発経緯概略】 非相溶系のPPEとPAをアロイ化するためにPPEにPAをグラフトする方法、PPEを無水マレイン酸などの不飽和酸無水物で変性する方法、スチレン-無水マレイン酸共重合体を添加する方法などが用いられている。そのモルホロジーはPAをマトリックスとし、PPEをドメインとするミクロ相分散構造をとる。衝撃改良剤と……
ゴムタイムス社 PPE/PS系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月7日 7時 【開発経緯概略】 エンプラのポリマーアロイとしてGE社が1966年に最初に生産を始めたものである。ポリマーアロイの中では数少ない完全相溶系のアロイであり、任意の割合で一相に混合することができる。混合比率により80~170℃の幅広い荷重たわみ温度を有するアロイが得られる。 SBR、SEBSなどのスチレン系エラストマーと……
ゴムタイムス社 PVC/TPU系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月6日 7時 【開発経緯概略】 機械的にブレンドしたタイプ、グラフト重合タイプがある。PVCと相溶性のあるポリウレタンはポリエステル系が主体である。ブレンド系はPVCとTPUの比率や可塑剤量によって物性が大きく変化する。 【性質、加工、その特徴】 ① 耐摩耗性、高弾性化、カール性、引張強さなどの向上(PVC側から)。 ② 可塑剤の……
ゴムタイムス社 PVC/アクリル樹脂系ポリマーアロイ|ポリマーアロイ 2020年8月6日 7時 【開発経緯概略】 PVCと以下に示す二つのタイプの材料とのポリマーアロイである。 ・MMA-アクリルゴム-スチレンの三元共重合体(MASを用いる強化剤タイプの材料) ・MMA-アクリル酸エステル系ランダム共重合体を用いた加工助剤タイプの材料 【性質、加工、その特徴】 ① ゲル化を早め、混練効果を良くし、加工性が向上(PV……
ゴムタイムス社 ポリマーアロイ総括|ポリマーアロイ 2020年8月6日 4時 *この記事は「プラスチックスガイド」に掲載されました。 *図・表はPDFでご覧ください カクテルは、そのエキゾチックな名称で、戦後の一時代に大いにもてはやされたものである。「スクリュードライバー」、「マティーニ」、「ハイボール」などが代表的なものである。最近では、ちょっと変ったもので「チューハイ」、「……
ゴムタイムス社 20年6月のPVC・VCM出荷 PVC9ヵ月ぶりに増加 2020年8月5日 14時 塩ビ工業・環境協会の発表によると、6月の塩化ビニル樹脂(PVC)の出荷は14万796tで前年同月比1・6%増となり9ヵ月ぶりに増加に転じた。 国内出荷は7万7140tで同13・4%減で9ヵ月連続で減少し、輸出は6万3656tで同28・5%増で2ヵ月連続で増加した。 塩化ビニルモノマー(VCM)は、出……
ゴムタイムス社 20年5月のプラスチック・ゴム加工機械輸出入 総輸出金額は117億円 2020年8月5日 13時 日本プラスチック機械工業会がまとめた5月のプラスチック・ゴム加工機械輸出入実績によると、輸出台数の合計は698台、輸出金額の合計は117億7076万8000円だった。その内、最も金額が大きい射出成形機は68億2068万3000円で輸出金額全体の約6割を占めた。 一方、輸入台数の合計は73台、輸入金……
ゴムタイムス社 石油樹脂|低分子量ポリマー 2020年8月5日 7時 概要と特徴 石油樹脂は、石油類のスチームクラッキングによるエチレンプラントから分解油中に含まれるジオレフィンおよびモノオレフィン類を単離せずに重合したもので、分解油留分のうちC5留分を原料としたものをC5系石油樹脂、C9留分を原料としたものをC9系石油樹脂、両者を原料としたものをC5C9系石油樹脂と呼ぶ。 C9系……
ゴムタイムス社 液状ポリイソプレン|低分子量ポリマー 2020年8月5日 7時 液状ポリイソプレンは、イソプレンをアニオン重合することにより、1,4-構造が主体の低分子量重合体を得ることができる。 この液状ポリイソプレンの分子量は数万の領域であり、架橋形成体として使用できるものである。また、各撞ジエン系ゴムと相溶性に優れ、それらにブレンドされた際には十分な可塑効果を示すと同時に、……
ゴムタイムス社 ダイセルと三和商会が提携 生分解性成型材料を共同開発 2020年8月4日 18時 ダイセルは8月3日、同社と三和商会が、ダイセルの生分解性バイオマスプラスチック「酢酸セルロース」をベースとした成型材料「NEQAS® OCEAN」を開発したと発表した。 同製品は従来の生分解性材料よりも優れた物性、成型性を有しており、食品容器および包装資材向けを中心に用途の開拓を進めていく。 ……
ゴムタイムス社 日本ポリプロとIRPC タイで合弁会社の運営開始 2020年8月4日 17時 日本ポリプロは8月3日、同社とタイのIRPC・パブリック・カンパニー・リミテッド(「IRPC」)とがアセアン地域における自動車関連向けポリプロピレンコンパウンド事業を8月より合弁形態で運営することを開始したと発表した。 3月4日付「タイにおける合弁会社発足について」により、同運営については発表……
ゴムタイムス社 生活分野は2割増益 積水化成品の4~6月 2020年8月4日 17時 積水化成品工業の2021年3月期第1四半期決算は、売上高が283億3800万円で前年同期比18・0%減、営業利益は6300万円で同90・5%減、経常利益は1100万円で同98・2%減、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億400万円となった。 生活分野の売上高は131億8600万円で同5・9%減、セ……
ゴムタイムス社 補強材(強化材、無機充填材)|プラスチック添加剤 2020年8月4日 7時 添加剤としては、可塑剤と同様に添加量が多いが、重要なものの一つである。プラスチック材料の最近の材料開発技術の一つである複合材用として使用される改質剤である。近年、プラスチックが金属代替用途に使用されるようになり、注目されている。主な目的は、プラスチックの剛性、機械的強度、荷重たわみ温度、寸法安定性……
ゴムタイムス社 高分子添加剤(耐衝撃性改良剤など)|プラスチック添加剤 2020年8月4日 7時 1980年代頃から新規で大規模な市場が展望できるようなプラスチックの開発が無くなった。しかし、ユーザーから要望は多様化・高度化してきた。そのために多くの材料メーカーは既存の材料の組み合わせによる新規材料の開発を中心的に行った。ABC(A(アロイ)ポリマー同士の組み合わせによる材料開発、C(コンポジット)ポ……
ゴムタイムス社 スチレンモノマー生産能力 19年末で194万9千t 2020年8月3日 17時 経済産業省は、昨年12月末時点のスチレンモノマー各社の生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のスチレンモノマーの生産能力は合計で194万9000tとなり、前年と同一となっている。 各社の生産能力は、出光興産が55万tで首位。次いでNSスチレンモノマーの42万2000t、旭化成……
ゴムタイムス社 20年1~6月のMMA出荷 モノマー出荷は13%減少 2020年8月3日 16時 石油化学工業会がまとめた1~6月のMMA生産・出荷・在庫実績によると、MMAモノマーの出荷は10万1321tで前年同期比13%減となった。 内訳は、国内向けが5万7654tで同
ゴムタイムス社 20年6月のMMA出荷 モノマー出荷は13%減少 2020年8月3日 16時 石油化学工業会がまとめた6月のMMA生産・出荷・在庫実績によると、モノマーの出荷は1万6083tで前年同月比13%減となり4ヵ月連続で減少した。 内訳は、国内向けが7680tで同31%減、輸出が8403tで同12%増だった。 ポリマーの出荷は、
ゴムタイムス社 19年のエチレン生産能力 616万2千tで前年同一 2020年8月3日 15時 経済産業省は、昨年12月末時点の化学メーカのエチレン生産能力をとりまとめて発表した。 それによると、昨年12月末時点のエチレン各社の生産能力(定修実施年)は616万2000tで前年の生産能力(同)と同一となった。また、定修スキップ年(定修を実施しない場合の生産能力)は昨年12月末時点で684万100……
ゴムタイムス社 20年5月プラスチック製品輸出 数量・金額とも3%減 2020年8月3日 13時 日本プラスチック工業連盟がまとめた5月のプラスチック製品輸出状況によると、数量は前年同月比3・4%減で5万9178トンとなり、10ヵ月連続の減少となった。 プラスチックの棒及び形材と運搬・包装用製品及び付属品が増加したものの、それ以外の項目は減少となった。 金額は同3・1%減で1035億3200……
ゴムタイムス社 20年5月プラスチック製品輸入 数量は4・4%減で17万8千t 2020年8月3日 13時 日本プラスチック工業連盟がまとめた5月の製品輸入状況によると、4月からマイナスに転じ、数量は前年同月比4・4%減で17万7502トンとなり、
ゴムタイムス社 着色剤|プラスチック添加剤 2020年8月3日 7時 1.概要 着色剤は、プラスチックを着色するものであるが、そのほか光の遮断、反射、吸収により製品に耐光性を付与する役割もある。着色剤には、無機顔料、有機顔料、および染料があるが、染料は耐光性に劣るので前2者が中心に使用されている。着色剤は金属系の顔料が多く使用されるため、各プラスチック業界では毒性問題……
ゴムタイムス社 帯電防止剤|プラスチック添加剤 2020年8月3日 7時 1.概要 プラスチックは一般に帯電しやすく、帯電によるほこりや汚れの付着、OA機器類のノイズ発生などが大きな問題となっている。そのため、多くの帯電防止剤が開発され、プラスチックに添加されているがその大部分が界面活性剤である。 2.帯電防止剤の種類 ●アニオン性界面活性剤:脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エス……