三井化学の淡輪敏社長は11月16日に開催した経営概況説明会の中で「14中期経営計画」の総括を行った。
同計画の最終年度となる今年度は、純損失251億円を計上した13年度に比べ、営業利益が3・5倍、ターゲット事業領域の営業利益は1・6倍となり、ネットD/Eレシオは0・54ポイント改善する見込みだ。
また、14中計期間中の営業利益目標は14年度350億円、15年度470億円、16年度600億円としていたが、14・15年度の実績はそれぞれ420億円・709億円となり、今年度も880億円と目標を大きく上回ることがほぼ確実となっている。
淡輪社長はその理由として、