ブリヂストンは11月21日、野村不動産・長谷工コーポレーションと共同開発した「サイホン排水システム(製品名:スマートサイホン)」を、野村不動産の大規模分譲マンションに納入すると発表した。
従来の勾配による排水システムを変えるスマートサイホンが、一般住宅物件に採用されるのは世界初。納入する物件は、野村不動産が計画している「プラウドシティ武蔵野三鷹」で、設計・施工は長谷工コーポレーションが担当する。
プラウドシティ武蔵野三鷹では、自由度の高いキッチンレイアウトを実現する、野村不動産の新システム「ミライフル」をプラウドシリーズで初めて導入する。ミライフルは、スマートサイホンの開発により実現したもので、同物件の水回りの自由度の高いプランバリエーションの提供に貢献する。
これにより、同物件では多様なキッチンレイアウトが可能となり、単純なバリエーションを超えたセレクトプランの提供、家族構成の変化や介護対応などのライフスタイルに合わせた間取り変更が容易になる。