ゴム相場マンスリー 先限が240円台に急騰(16年11月)

2016年12月07日

ゴムタイムス社

 11月の東京ゴム相場の推移を見ると、当限終値は月初の180・5円から一旦下げたものの、徐々に上昇して中旬には200円を挟んで推移した。その後、21日から急騰し、24日に228・8円をつけて納会を迎えた。

 先限終値もほぼ同じ動きを見せた。1日に183・1円でスタートして、一旦下げてからゆっくりと上昇し、中旬に210円を挟んで小刻みに上下した後、21日に220円台に乗せてから急騰した。25日発会の新甫17年5月限は236・9円からのスタートでさらに上昇し、28日には243・3円の最高値をつけた。その後は反落し、31日に228・1円をつけて大引けを迎えた。

 東京ゴム相場がここまで上昇した背景には、国内四輪車の生産台数増加に伴うタイヤ生産増といった需給面の追い風もあっただろうが、最大の要因は

(統計表2点あり)

全文:約812文字

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー