ミシュランは12月9日、「レクサスLC500」「LC500h」の2017年モデル向けに、21インチタイヤを供給すると発表した。
いずれもランフラットタイヤ「ミシュラン・パイロット・スーパー・スポーツZP」を装着する。サイズは245/40RF21(フロント)、275/35RF21(リア)。
同タイヤは新型レクサスLCの世界最高レベルのスポーツカーテクノロジーと、そのパフォーマンスの実現に貢献するため、共同設計を通して開発された。オーナーはランフラットテクノロジーによる安心感と、静かで快適な乗り心地を得ることができる。
レクサスが求める環境性能の要件に応えるため、ミシュランは初めて新しいハイブリッドのサイドウォールテクノロジーを採用。これにより、ランフラット性能と優れたハンドリング特性を維持しながら、タイヤの重量と転がり抵抗の低減、乗り心地性能の両立を可能にした。
また、 耐久レース向けに開発されたテクノロジーを利用することで、トレッドを2種の異なるコンパウンドで構成し、過酷な走行状況の下でも安全を確保するのに必要な、優れた耐摩耗性と卓越したグリップ力を実現した。
限定的な開発期間の中で、米サウスカロライナ州のグリーンビル、フランスのラドゥなどのミシュラン開発施設、トヨタ自動車のテストコース、日本自動車研究所での1200本を超える試作タイヤと膨大な試験時間が、同タイヤの開発に投入されている。