フコクは12月9日、東京・日本橋茅場町の東京証券会館で決算説明会を開催し、齋藤祐二執行役員総合企画室長が17年3月期第2四半期決算の説明を行った。
連結売上高は前年同期比4・8%の減収となった。自動車産業向けの受注は概ね堅調だったものの、建機・その他の産業向けの不調や為替換算などの影響が圧迫要因となった。
営業利益は売上の微減、グループ全体の償却費率や販管費率の増加、タイのホース事業の遅れなどによって同26・8%減となった。
経常利益については、営業利益減に円高基調による為替差損の増加が加わったことで、同40・8%の減益。四半期純利益は経常利益の結果を受け、同38・4%の減益となっている。
セグメント別の業績では、売上高構成比で45・4%を占める機能品事業は、