去年6月、創業家の4代目として清水佑樹社長が就任してから半年が経過した。その間、経営状況の把握に努めながら、全社員との個別面談を実施してきた。新社長の目には、会社の現状と未来像はどのように映っているのだろうか。
◆16年を振り返って
16年度上半期(4~9月)は全般的に市況が悪く、汎用品が伸び悩んだ。特に7、8月の落ち込みが響いたが、物件の取り込みや、9月の好調などもあり、前年同期をわずかに下回るレベルまで戻すことができた。
下半期については10月が堅調だったものの、
全文:約1357文字