第5次中期計画の策定には、5つ目の生産拠点を計画しており、海外事業をさらに強化していく藤倉ゴム工業。16年4月に社長に就任した森田健司社長に、16年を振り返りながら今後の事業展開などを聞いた。
◆16年を振り返り、業種別の状況は。
業種別の動向を振り返ると、工業用品・制御機器・電材から成る産業用資材では、工業用品は国内が前年並み、電材は電力・インフラ工事が減少した。制御機器については、液晶・半導体の製造に使用される機器の販売が好調だった。東北の震災前までは回復しないものの、堅調に推移している。福島の原町工場は利益改善を行い、利益率も向上している状況だ。
引布加工品では、一部の自動車製品の製造が
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