横浜ゴムは12月19日、米国の工業品生産販売子会社であるヨコハマ・インダストリーズ・アメリカズが、11月19日にサウスカロライナ州イーズリーの工場で「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトの第3期植樹祭を開催したと発表した。
同社の多島康彦社長、従業員とその家族など合計412人が参加。350㎡の敷地に、広葉樹苗木14種2800本を植樹した。
ヨコハマ・インダストリーズ・アメリカズは2014年4月、自動車用ホースの組立販売、自動車窓枠用シーラントの生産販売などを行うYHアメリカと、自動車用ホースなどを生産販売するSASラバーカンパニーを統合して設立された。
本社をケンタッキー州に置き、生産拠点をケンタッキー州、サウスカロライナ州、オハイオ州、メキシコのアグアスカリエンテス州に設置している。植樹活動はケンタッキー州、オハイオ州の生産拠点でも実施している。
横浜ゴムは、創業100周年にあたる17年までに、国内外の生産・販売関連拠点で50万本を植樹する「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトに07年から取り組んでいる。
同プロジェクトでは、植物生態学者の宮脇昭横浜国立大学名誉教授による指導のもと、苗作りから植樹、その後の杜の育成まで従業員が自ら行っている。
ヨコハマ・インダストリーズ・アメリカズの植樹により、横浜ゴムグループ全体の累計植樹本数は、11月末現在、約45万本となった。