昨年から「体質改革」を掲げ、抜本的な構造改革を推進する白枝社長。業務を変えるためには、まず「人間」が変わる必要がある。従来の思考から抜け出すことは時間がかかるし難しいと、改革2年目に向けた率直な思いを語ってくれた。
◆16年を振り返って
全体の印象として、あまりよくない年だった。去年からシート部門を中心に構造改革に取り組んでおり、売上が多少下がっても利益重視の姿勢で臨んだこともある。
ただ、開発のネタが増えて、そろそろ上市が見えているものもある。そういう意味では、よくない中にも、先々に明るい見通しが持てる一年だった。
◆部門別の動向は
シートでは、汎用シートは振るわなかったが、厚板など
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