印刷や製紙、フィルム、OA機器などさまざまな業界を支えるゴムロール、印刷に不可欠なゴムブラケットを中心に事業を展開する金陽社。中田惠二社長に第2期中計3ヵ年計画の進捗状況や今後の課題などを聞いた。
◆16年を振り返って
16年度上期を振り返ると、輸出は減収となった。世界景気が今一つで中国を中心に販売が伸び悩んだことに加え、円高の影響もあり収益は悪化した。一方、国内は昨年同期を若干上回ることができた。お客様に好評価される製品を上市したことや、営業、開発、技術が総力戦で頑張ってくれたおかげでもある。ただ、輸出の減少を補うまでには至らず、全体では減収となった。
◆部門別の需要動向は
当社に関連する印刷や製紙、フィルム業界を見ると、需要
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