横浜ゴムは12月16日、各種建築物の外壁に使う目地材の1成分形変成シリコーン系シーリング材「ハマタイトSC―MS1NB―LM」を12月下旬から発売すると発表した。
新製品は、従来品「ハマタイトスーパーワンLM」にはなかったノンブリード性能を付加したのが特長。このため、建物の美観をより長く維持することができる。
また、施工後、シーリング材の表面に塗装することも可能になった。これにより、現場での作業は塗装の有無でシーリング材を使い分ける必要がなくなり、作業の負担を低減することができるようになった。
また、従来品同様、目地幅の広がりに追従する応力緩和性に優れており、経年劣化による表面のひび割れや紫外線、熱、水分、風などにより表面が粉状になる白亜化を抑制する高い耐候性を持たせている。
同社は建築用シーリング材や自動車用接着剤、コーティング材などの製品ブランド「ハマタイト」の販売競争力を高めるため、ブランドロゴの一新を8月に発表した。新製品も新しいブランドロゴで発売することになる。