独ランクセスは12月16日、今年10月に開催されたドイツの国際プラスチック・ゴム産業展「K2016」で発表した、新しいコミュニケーションキャンペーン「クオリティ・ワークス」を紹介するウェブサイトを公開したと発表した。
クオリティ・ワークスとは製品の品質に留まらず、サービス・技術・プロセスといった、製品を提供していくあらゆる過程において「クオリティ」を追求していくことを意味している。
同キャンペーンは、軽量化プラスチックから設定された「クオリティ・ライトンズ」、着色顔料の「クオリティ・カラーズ」、物質保護剤の「クオリティ・プロテクツ」など、ランクセスの全ての製品・ビジネスユニットが対象となる。
今回「クオリティ・ワークス」のウェブサイトで公開したコンテンツでは、ハイパフォーマンスマテリアルズビジネスユニットは、自動車の軽量化を実現するランクセスの高性能プラスチック「デュレタン」「ポカン」「テペックス」について紹介。ラインケミーアディティブスビジネスユニットは、自動車メーカーが座席・天井張り・後部の棚・サイドトリムパネルの装飾に使用する、ポリウレタンなどのプラスチック内に使われている同社の難燃剤「ディスフラモール」「レバガード」について紹介している。
また、アドバンスト工業化学品ビジネスユニットは、消防隊員が使用する消火ホースや公共の建物や学校などに設置されている消火栓のホースに使用されている、同社のゴム添加剤「ブルカチット」、「ブルカゾン」、「ブルカノックス」がもたらす安全性能について紹介。無機顔料ビジネスユニットは、風やあらゆる気候に対する耐性があり、人工芝の着色剤として広く採用されているランクセスの着色用顔料「カラーサーム」について紹介している。