横浜ゴム 「YOKOHAMAまごころ基金」が被災地などに寄付

2016年12月22日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは12月22日、同社従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が、10月21日に発生した鳥取県中部地震の被災地に、日本赤十字社を通じて義援金50万円を11月に寄付したと発表した。

 また、12月にはフィリピンで環境保全活動を行うNPO法人「イカオ・アコ」へ、団体支援金10万円を寄付している。

 同基金は寄付を希望する従業員が会員となり、給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金で環境保全や人権擁護などに取り組むNPO・NGOなどへの資金援助や、重大な災害への義援金を拠出することを目的に今年5月に設立された。

 同基金による義援金・支援金の拠出は今回が初めて。今後もさらに団体支援を予定している。なお、同社はマッチングギフトとして同基金の義援金と同額の50万円を、日本赤十字社を通じて被災地に寄付したほか、団体支援金と同額の10万円をイカオ・アコに寄付した。

 イカオ・アコは、日本とフィリピンの友好関係を深めることを目的に、フィリピンで森林破壊の実態調査、地域住民とともに行う植林による森林再生、3R啓発や収入向上支援などの活動を展開している。

 横浜ゴムではこれまでも年数回、イカオ・アコに衣料などの物資支援を行っており、こうした経緯を経て今回の決定に至った。

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