クラレプラスチックスは、目標としてきた営業利益を16年12月期で達成する見込みとなった。その成果を踏まえて、17年はどのように事業を展開していくのか。保江真一社長に聞いた。
◆16年を振り返って
売上は前年比で微増、営業利益も目標に達する見込みとなった。
コンセプトは「利益率を上げる」ことだったが、そういう面では徐々に付加価値化が進んでいると感じる。価格面で争うのは愚の骨頂なので、レベルの高い商品群にスタンスを移していく。
ゴム・化成品事業については、売上は前年並みだったが、営業利益は
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