加貫ローラ製作所は、経済状況の不安定さに会社経営が左右されない『強い会社』を目指して改革・改善を進めている。加貫泰弘社長に、具体的な取り組みや方向性などを語ってもらった。
◆16年を振り返って
16年度の上半期は、ゴムローラーの売上は印刷用が横ばいだったが、工業用は高機能フィルム関係の仕事を国内外で受注できたことで、全体として計画通りとなった。
下半期は市況の影響で、あまり芳しくない状況が続いている。印刷用は元々大幅増ということは考えられず、工業用も受注動向が鈍いため、社員には、お客さま動向をしっかり把握することを伝えている。
まずはベースをしっかりと固め、大型物件はプラスアルファで業績に寄与する形にしていきたい。
海外では、
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