ブリヂストンは1月10日、ウェット性能・ライフ性能と低燃費性能など、主な7つの性能項目を高次元で実現した、低燃費タイヤ「エコピア」ブランドの新製品として、「エコピアNH100シリーズ」を2月から国内で順次発売すると発表した。
発売サイズは、セダン・クーペ専用の「エコピアNH100」が21サイズ、ミニバン専用の「エコピアNH100RV」が19サイズ、軽・コンパクトカー専用の「エコピアNH100C」が27サイズで、全てメーカー希望小売価格を設定している。
今回発売するエコピアNH100シリーズは、同社独自の「ナノプロ・テック」の技術に加え、2種類のポリマーを組み合わせた「エコ効きもちゴム」を新たに採用することで、ウェット性能・ライフ性能と低燃費性能の両立化を図っている。
また耐摩耗最適化形状と独自技術である「アルティマット・アイ」の活用に加え、路面と接するトレッドゴムの剛性を高める「剛性コントロールシート」を採用することで、高い耐摩耗性能を実現している。
その結果、エコピアNH100シリーズの3製品は、同社ベーシックタイヤ「ネクストリー」と比較し、転がり抵抗と摩耗寿命性能の向上を達成した。
また、エコピアNH100シリーズはクルマの特徴や使われ方を考慮し、セダン・クーペ、ミニバン、軽・コンパクトの車種毎に専用設計を実施することで、それぞれの車種で発生しやすい偏摩耗を抑制し、タイヤを長く使用してもらうことも目指している。