ブリヂストンは1月12日、レクサスが2017年に発売を予定している新型LSに、同社のランフラットテクノロジーを搭載した「トランザT005 RFT」を標準装着タイヤとして納入すると発表した。
なお、同車両は、米国・デトロイトで開催中の2017年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)に展示されている。
今回装着される「トランザT005 RFT」は、新たなサイド補強ゴムを採用することで、タイヤのサイド部をより薄くすることを実現。これにより、ランフラットタイヤとしての安全性能と、LEXUSの求める高い乗り心地性能を両立しており、新型LSの「最上の優雅さと快感の走り」に貢献している。
ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるため、急なパンクでも安全な場所まで移動して停車することが可能。また、スペアタイヤ(応急用タイヤ)が不要となることから、車両の軽量化や省資源化などにも貢献することができる。