三ツ星ベルトの新年賀詞交歓会が1月19日、午後1時から東京千代田区の帝国ホテルで開催され、得意先、代理店各社の代表ら約200名が出席した。
年頭あいさつに立った垣内一社長は、3月期上期業績にふれ、「売上高は若干減少したものの、営業利益は過去最高を確保した。先進国や新興国の競合他社とのグローバルな厳しい競争に勝ち抜くためにはたゆまぬ努力を継続することで、真の競争力をつけることが必要不可欠だ」と述べた。
その上で、「三ツ星ベルトグループの一人ひとりがそれぞれの立場で自分の技術や技能を上げ、自分をレベルアップする努力を継続すること。その結果、安心して使っていただける高機能、高精密、高品質の製品を提供できることとなる。環境の変化にぶれにくい強い会社にするという共通の目標に邁進して参ります」と力強く所信を表明した。
引き続き同社地元の兵庫県選出の盛山正仁衆議院議員が、「米国のトランプ大統領の就任、イギリスのEU離脱、フランスの大統領選、韓国のパク・クネ大統領の弾劾手続きなどにより、今年、G7の多くのメンバーが代わろうとする中、日本だけが安定している。こういう中で、日本だけでもしっかりとした経済成長をしていかなければならないと思っている。日本は経済がしっかりしていなければ他国へのプレゼンス、発言力も出ない」とあいさつ。
これをを受け、乾杯の発生に立った西河紀男会長は、「日本経済はモノ造りがしっかりしていれば問題ない。三ツ星ベルトは今年も引き続き世界最高の製品を最良のお客様に喜んでいただける製品を造るように粛々と頑張って参ります」とメーカーの原点であるモノ造りを強調した。
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