フコクの2017年3月期第3四半期連結決算は、売上高が520億7500万円で前年同期比4・8%減、営業利益は20億7900万円で同27・9%減、経常利益は21億5200万円で同30・3%減、四半期純利益は14億7200万円で同31・8%減となった。
売上高については、自動車関連が堅調に推移する一方、建機向けなどの伸び悩みや円高基調による換算の影響を受け減収となった。損益面では、営業利益は製造・管理のコスト増、タイのホース事業の負荷などによって減益となっている。
通期の連結業績予想は、売上高・経常利益・当期純利益を下方修正した前回予想から変更なく、売上高が720億円で前期比0・3%減、営業利益は33億円で2・2%増、経常利益は31億円で同8・0%減、純利益は20億円で同1・6%増を見込んでいる。