豊田合成の2017年3月期第3四半期連結決算は、売上高が5536億円で前年同期比5・6%減、営業利益は283億3500万円で同10・9%減、経常利益は278億6300万円で同11・4%減、四半期純利益は158億6600万円で同8・0%減となった。
売上高は、主に為替の影響やオプトエレクトロニクス事業での販売減少などにより減収となった。利益については、為替の影響やオプトエレクトロニクス事業での販売減少などにより減益となっている。
自動車部品事業は主に為替の影響などにより、売上高は5390億円で同3・3%減となった。利益に関しては、増販効果や欧州における立ち上げ費用の減少に加え、合理化にグループを挙げて取り組んだことにより、321億円で同5・6%増となった。
オプトエレクトロニクス事業は、バックライト向け・照明向けLED製品の販売減少などにより、売上高は145億円で同49・3%減、セグメント損失は38億円(前年同期のセグメント利益は13億円)となった。
通期の連結業績予想は当初予想を上方修正し、売上高が7400億円で前期比5・4%減、営業利益は380億円で同11・3%減、経常利益は370億円で同10・8%減、当期純利益は210億円で同3・7%増を見込んでいる。