ブリヂストンは2月3日、世界的なサステナビリティ投資の評価会社であるロベコサム社が実施する「ロベコサム・サステナビリティ・アワード2017」において、「シルバークラス」に選定されたと発表した。
「ロベコサム・サステナビリティ・アワード」は、ロベコサム社が毎年、世界の大手企業を対象に、「経済」「環境」「社会」の3つの側面から企業の持続可能性について評価し、特に優秀な企業を「ゴールドクラス」「シルバークラス」「ブロンズクラス」として格付けするもの。今回は、60の産業、約2400社を対象に実施された。同社にとってアワードへの選出は初めて。
同社は、自動車部品部門の中で、「気候変動戦略」および「環境報告」に関する取り組みでは満点の評価を得るなど「環境」面において高い評価を得たほか、「イノベーションマネジメント」に関する取り組みで高い評価を得たことが「シルバークラス」の選定に繋がったとしている。
なお、同社は2016年9月にS&P・ダウ・ジョーンズ・インデックス社とロベコサム社が提供するサステナビリティ指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス」(DJSIワールド)の構成銘柄に同社として初めて選定された。
同社グループでは、企業理念の「使命」として掲げる「最高の品質で社会に貢献」に基づき、企業の利益のためだけでなく、広く社会の発展に寄与することが重要であると考えている。業界のリーダーとして、未来に対する責任を持ち、持続可能な社会の実現に貢献しながら、企業としても持続的に成長していくことを目指していくとしている。