丸尾カルシウムの2017年3月期第3四半期連結決算は、売上高は87億6200万円で前年同期比2・2%減、営業利益が5億7200万円で同71・9%増、経常利益は6億7000万円で同62・6%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は、4億7000万円で同67・9%増となった。
グループ製品の売上高は、堅調な国内市場に支えられ売上高は増加したが、一部扱い商品の減少並びに円高の影響を受け、微減した。
営業利益に関しては、建設関係需要の伸びによる化合品売上の増加、安定供給を目指した設備改良による稼働率の向上、生産コスト改善施策の実施により、営業利益は7割増となった。
経常利益は受取配当金の増加などにより同6割増となっている。親会社株主に帰属する四半期純利益も同6割増となった。
通期の連結業績予想については、利益項目で下方修正し、売上高は116億円で前期比3・8%減、営業利益が5億8000万円で同43・0%増、経常利益が6億9000万円、同42・8%増、親会社株式に帰属する純利益が4億8000万円で同55・1%増を見込んでいる。
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