弊紙ではこのほど「ゴムデータブック2016」を発売しました。IRSG、経済産業省、財務省、業界団体などが発表する各種統計データが、この一冊を開くだけで簡単に手に入れられます。
「2章1節 タイヤ産業」および「2章2節 タイヤ生産・販売」の主な記事のご紹介
自動車タイヤ生産量推移(2006~2015年)
2006~15年の10年間の自動車タイヤの生産量推移を見ると、07年の1億8571万本をピークに、基本的には右肩下がりの傾向にあり、自動車生産台数の動向と似たような動きとなっている。少子高齢化などによって国内の自動車市場が縮小する中で、自動車メーカーは海外の成長市場で生産拠点を構築。これと並行して、タイヤメーカーも次々に海外に生産拠点を設けたことで輸出用も減り、国内の生産は……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年のゴム製品に占める自動車タイヤ産業の割合
2015年の自動車タイヤ産業の出荷金額は1兆2334億800万円で、ゴム製品製造業全体の54.5%を占めた。過去10年を振り返ると、06年はわずかながら非タイヤ産業が上回っていたが、07年にタイヤ産業が過半となって以降は、一貫してタイヤ産業が5割以上となっている。タイヤ産業は、リーマンショック後の09年に大幅減となった後、11年まで急回復し……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の自動車タイヤ・チューブ需給月別推移
日本自動車タイヤ協会(JATMA)がまとめた2015年の自動車タイヤ・チューブ生産・出荷・在庫実績によると、生産量は合計105万7570tで前年同期比5.7%減、国内出荷は54万2844tで同4.9%減、輸出出荷は52万5625tで同6.6%減となった。15年の自動車生産台数が前年に比べ5.1%減と落ち込んだことで、タイヤ・チューブの国内出荷も同程度の減少となった。15年のタイヤ・チューブ生産は、降雪が少なかったことから低調なスタートとなった。1~3月で見ると、降雪が少なかったことから、……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の自動車タイヤ・チューブ需給の推移の表……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の自動車タイヤ・チューブ需給状況の表……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の自動車タイヤ生産量月別推移
経済産業省がまとめた2015年の自動車タイヤ生産量は1億5242万9000本で前年比5.4%減。出荷金額は1兆2334億1300万円で同5.9%減だった。生産は、年初から自動車生産台数の前年割れや、前年あった降雪の影響がなかったことにより不調で、年間を通しても不振が続いた。四半期ごとの動向では、1~3月は自動車生産台数が連続して前年同月比でマイナスになっていることに加え、前年同期が消費増税前の駆け込み需要により大幅増となったこと、昨年のような非積雪地帯での降雪がなかったことなどにより、……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の自動車タイヤ出荷額月別推移の表……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の自動車タイヤ・チューブ生産推移の表……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の新車用タイヤ販売推移
日本自動車タイヤ協会(JATMA)がまとめた2015年のタイヤ販売本数によると、新車用は四輪車計4320万5000本で前年比4.1%減、特殊車両・二輪車を含めると4501万6000本で、同4.2%減となった。15年は四輪車の輸出は同2.5%増となったものの、軽自動車税の増税もあり国内需要が同9.3%減で、4年ぶりにマイナス。生産も同5.1%減と、2年ぶりに減少したことが響いた。車種別では……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の新車用月別販売本数の表……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の市販用タイヤ販売推移の表……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の市販用月別販売本数の表……ゴムデータブックのサイトで読む