弊紙ではこのほど「ゴムデータブック2016」を発売しました。IRSG、経済産業省、財務省、業界団体などが発表する各種統計データが、この一冊を開くだけで簡単に手に入れられます。
「2章4節 タイヤ輸出動向」および「2章5節 タイヤ輸出動向」の主な記事のご紹介
2015年の輸出用タイヤ品種別出荷推移
品種別輸出用タイヤの本数ベースでの推移については、変動幅に差はあるものの、どの種類のタイヤについても、概ねリーマンショックにより09年に大幅減となった後、10年に回復し、その後は前年割れが続いたが、14年に上向き、15年はまた下降したという動きになっている。ただし、各メーカーが海外に生産拠点を設けていることから、タイヤの輸出は、中長期的には右肩下がりの傾向にあると言える。乗用車用は、07年には5436万本を輸出していたが……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の乗用車用タイヤの国別輸出額推移の表……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の商用車用タイヤの国別輸出額推移
自動車タイヤの国別輸出推移では、15年は米国が前年に続き1位。金額では前年比2.6%減だったが、本数ベースでは前年比10.3%増と伸びた。米国経済の好調さを反映したものと言える。この結果、金額ベースでの構成比も前年の21.5%から25・5%へと向上している。2位は前年同様、豪州で、本数では前年比1.8%減に留まったものの、金額では前年比23.5%減となり、構成比では7.6%から7.1%へと低下した。……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の自動車用タイヤの国別輸出額推移の表……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の自動車タイヤ地域別輸出推移の表……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の輸入タイヤの品種別推移
輸入タイヤの品種別推移を本数ベースで見ると、乗用車用は一時落ち込んだものの回復傾向にあり、商用車用とモーターサイクル用は、大勢としては現地生産が進んでいることから、やや減少傾向にあると言える。乗用車用タイヤは06年の2593万本へと増加した後、09年の1930万本へと3年連続で前年割れとなった。10、11年は横ばいだったが、12年は2000万本台に回復。15年は前年比2.9%増で2192万本となり……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の輸入タイヤの品種別輸入推移
輸入タイヤの国別輸入推移を金額ベースで見ると、15年は1位が中国で267億700万円、前年比8.3%増となった。構成比では21.5%を占め、13年以降、徐々に比率が高まっている。ただし、本数ベースでは同0.8%減となっており、為替の影響だと考えられる。2位はタイの218億5900万円で同12.4%増。構成比では17.6%増と中国に迫っている。本数ベースでも同13.9%増と高い伸びとなった。……ゴムデータブックのサイトで読む
2015年の自動車用タイヤの国別輸入推移
輸入タイヤの国別輸入推移を金額ベースで見ると、15年は1位が中国で267億700万円、前年比8.3%増となった。構成比では21.5%を占め、13年以降、徐々に比率が高まっている。ただし、本数ベースでは同0.8%減となっており、為替の影響だと考えられる。2位はタイの218億5900万円で同12.4%増。構成比では17.6%増と中国に迫っている。本数ベースでも同13.9%増と高い伸びとなった。……ゴムデータブックのサイトで読む