日本ゴム工業会・統計委員会(ロール製品関係7社)がまとめた2016年1~12月計のゴム・樹脂ロール生産実績によると、総合計は3863t、前年比0・4%増となった。2013年から微増ながら増加を続けている。
このうちゴムロールは3483tで同0・8%増、合成樹脂ロールは380tで同3・1%減となった。
16年の生産を振り返ると、前年と同様、印刷用が年間を通して低調に推移したものの、上半期に製鉄用、製紙用、その他用が順調に生産を伸ばした。下半期はその他用を除いて各需要分野とも生産を落としたが、通期ではわずかに前年実績を上回った。
用途別に詳しく見ると、全体の34・4%を占める印刷用は、ゴム・樹脂合計で1284t、前年比2・5%減となった。そのうち印刷用ゴムロールは、年間を通して低調に推移した。1~3月が
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