クムホタイヤは2月15日、ドイツのiFデザイン賞(輸送機器部門)を受賞したと発表した。
受賞したのは、スポーツセダン向けに開発されたハイパフォーマンスタイヤ「エクスタPS71(日本未発売品)」と、未来型コンセプトタイヤ「スマッシャー」の2製品。
iFデザイン賞はドイツのインターナショナルフォーラムデザインが主催する国際的なデザイン賞として64年の伝統を誇り、レッドドット・デザイン賞やIDEAデザイン賞とともに、世界3大デザイン賞として知られている。審査基準はデザイン、革新性、環境親和性、完成度、機能性、利便性など総合的に評価される。
エクスタPS71は、スポーツセダンに相応しい高速直進安定性とハンドリング性能を向上させたハイパフォーマンスタイヤ。高剛性&センターリブパターン設計により、高速時でも安定感のある走りを実現するとともに、グリップ力を高めることでウェットコンディションでも優れたハンドリング性能を可能にした。サイドウォールにはチェッカーフラッグを連想させるフラッグアイコンを採用し、ハイパフォーマンスタイヤとしてのイメージを強調している。
スマッシャーは独特な吸盤式トレッドパターンにより、過酷な道路条件でも走行を可能にしたコンセプトタイヤ。2015年のフランクフルトモーターショー(IAA)でサンヨン自動車の展示車に装着され、16年にはIDEAデザイン賞も受賞している。