ピレリは2月14日、モータースポーツ活動110周年記念イベントを開催したと発表した。
二世紀に渡る自動車産業の象徴であり、ピレリモータースポーツの第一歩を示す北京―パリレース優勝を果たしたイターラ「35/45HP」が保存されているトリノ自動車博物館が、今回のイベントの舞台となった。
同博物館には、ボルゲーゼ公爵のイターラから、2017年開幕戦のオーストラリアグランプリでデビューする新型ワイドF1タイヤに至るまで、110年に渡るピレリのモータースポーツへの関わりを示す貴重なコレクションが展示されている。
さらに、モータースポーツと市販製品がより密接に結びついた現在の状況を見ることもできる。ポルシェ「911Sターボ」とランボルギーニ「ウラカンGT3」がその代表例だ。
また、ピレリは世界中のレースでの成功を経て、「ピレリPゼロ・ワールド・ブティック」を展開している。このショップ兼サービスセンターは、違いのわかるピレリの顧客からの要望に応えるためにデザインされたもので、同センターの第一号店が、数ヵ月前にロサンゼルスでオープンした。この春、世界各地で店舗をオープンする予定。