東レ・ダウコーニングは2月21日、LEDパッケージ設計の自由度を大きく向上させる光学用シリコーン反射コーティング材料3製品を発売したと発表した。
新製品は「ダウ・コーニングWR―3001ダイ・エッジ・コート」「ダウ・コーニングWR―3100ダイ・エッジ・コート」「ダウ・コーニングWR―3120リフレクティブ・コーティング」の3種類。
WR―3001ダイ・エッジ・コートは、LED材料として高い熱安定性と光安定性が求められる高出力CSP用で、従来のディスペンス方式によるプロセスに対応する。
WR―3100ダイ・エッジ・コートは、CSPや低出力から中出力のLEDパッケージに適した材料。従来のディスペンス方式の機器に対応し、
ダウ・コーニングWR―3120リフレクティブ・コーティングは、高出力LEDパッケージに求められる高い熱安定性と光安定性を持っている。今回発売した新製品のなかで最も硬度が高く、プリントプロセスに適しており、高反射率のためLEDの性能向上に寄与する。
土谷宅弘グローバルマーケティングマネージャーによれば、今回発売した3製品は同社が発売を計画している光学用シリコーン反射コーティング材料シリーズの最初の製品だという。今後は顧客のより詳細なプロセス要求に適応する製品を開発していく予