三菱化学の機能性樹脂事業部は各種熱可塑性エラストマーの各ブランドの統廃合を4月1日から実施する。同社の機能性樹脂事業は、新製品開発、企業買収による新製品・新拠点の獲得により、現在、世界16ヵ国25拠点までに拡大。製品の顧客訴求力をグローバルに高めるべく製品ブランドの統合を実施することとした。
熱可塑性エラストマー(TPE)は、メディカル用途、エアバッグ用途、TPVの三つを除き、欧州を中心に海外で認知力の高い「テファブロック」に統一される。これにより、これまで国内で高い評価を得てきた「ラバロン」と「プリマロイ」は廃止される。
TPVは事業強化の一環で「トレックスプレーン」を