東洋ゴム SUV用「オープンカントリーA/Tプラス」を新発売

2017年02月27日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業は2月24日、SUV用タイヤの新商品「オープンカントリーA/Tプラス」の国内販売を3月14日から開始すると発表した。

 価格はオープン。オフロード走行で優れたトラクション性能を有しつつ、オンロード走行時での静粛性を確保したオールテレーン(全地形型)タイヤである。

 オールテレーンタイヤは、従来、オフロード走行時のトラクション性能を向上させるため、独立した大きなブロック模様の溝をタイヤパターンとして配置している。しかし、オンロード走行時ではこのブロックに起因する騒音が発生していた。

 オープンカントリーA/Tプラスは、リブパターン基調を採用することで、国際基準ECE・R117―2をクリアした高い静粛性とトラクション性能も高い次元で両立させた。このほか、新配合のトレッドコンパウンドによってウェットグリップ、転がり抵抗性能の低減とロングライフを実現し、高剛性構造を採用することで高速操縦安定性を向上させている。

 オープンカントリーシリーズは、1986年に発売を開始して以来、主に海外市場で独自の技術をベースにしたSUV/CUV用ライトトラックタイヤカテゴリーを展開している。特に北米市場では、トーヨータイヤの代名詞として、その商品性能とデザイン性で高い評価を得ている。

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