ニッタは2月27日、タイの連結子会社「ニッタ・コーポレーション(タイランド)」(NCT)の工場完成に伴う竣工式を、20日に現地で行ったと発表した。
式典には、プロクデン市マーヤンポン区区長、タイ国工業団地公社(IEAT)、タイ国投資委員会(BOI)などの政府関係者、顧客ら総勢80人以上が参加。新田元庸ニッタ社長があいさつを行い、地域の人々や顧客と共にタイの発展に貢献していくことや、安全で安定した工場操業・事業運営に全力で取り組んでいく決意などを示した。
ニッタはASEAN市場でのホース・チューブ製品の売上拡大を図るため、一昨年3月にラヨーン県アマタシティー工業団地内にNCTを設立。工場建設を進め、昨年2月に完成、6月から量産を開始した。竣工式については、昨年10月にプミポン・タイ国王の崩御を受け、開催を自粛していた。
NCTでは一般産業向けナイロンチューブ、トラック用途向けエアーブレーキチューブ・継手を生産している。