住友理工 「健康経営優良法人2017」で「ホワイト500」に認定

2017年02月28日

ゴムタイムス社

 住友理工は2月28日、経済産業省と日本健康会議が今年度から始めた認証制度「健康経営優良法人2017」で、大規模法人部門「ホワイト500」に認定されたと発表した。

 健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みを基に、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を認定するもの。

 「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として、社会的に評価を受けられる環境整備を目的に今年度から始められた。

 同社は、従業員の健康管理は会社の重要な役割であると考え、製作所内に診療所とヘルスケア室を設置し、各拠点、関係者協力の下、メンタルヘルスの取り組みや健康増進活動、受動喫煙・禁煙対策を行っている。

 メンタルヘルスの取り組みでは、職掌別、階層別、職場によるメンタルヘルス不調の未然防止研修、メンタルヘルス不調による休職者のための客観的復職支援プログラムの導入、契約精神科医のメンタルヘルスアドバイザーによる個別カウンセリング・相談、ストレスチェック集団分析結果の社内展開と職場改善活動などを実施。

 健康増進活動では、年2回のウォーキング活動、グループで生活習慣病予防に取り組む「住友理工スマートクラブ(SSC)」「ダンディークラブ」の実施、業務時間内での「健康づくり体操」、定期健康診断時に同社製品の胸骨圧迫訓練評価システム「しんのすけくん」を用いた心肺蘇生訓練などを行っている。

 また、受動喫煙、禁煙対策に関しては、労使による受動喫煙・禁煙対策会議を定例実施しているほか、時間帯喫煙の導入や喫煙所の削減と屋外化、フェイス・トゥ・フェイスの禁煙サポートなどに取り組んでいる。

 同社では、今後も従業員が心身ともに健康で、いきいきと働くことができるよう、健康増進活動を推進していく方針だ。

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