東ソーは3月1日、100%子会社の東ソー・ファインケムを存続会社とし、100%子会社の東ソー・エフテックと東ソー有機化学を10月1日で吸収合併することを決定したと発表した。
3社はそれぞれ特徴ある有機化合物の開発・製造・販売を手掛けており、今回の合併により、3社の技術を融合することで新規化合物の開発を加速させる。
また、生産設備の有効活用、顧客ニーズへの多面的な対応を図り、高収益・開発型ファインケミカルメーカーを目指す。
東ソー・ファインケムは山口県周南市にあり、資本金は5億円。設立は1965年7月。事業内容は有機金属化合物の製造・販売。主な製品用途は重合触媒、電子材料、医農薬の有機中間体。