日本ベルト工業会がまとめた1月のゴムベルト生産実績によると、生産量は合計で1977t、前年同月比3%増となり、前月の減少から増加に転じた。うち内需は1544t、同5%増となり、4ヵ月ぶりに増加した。輸出は433t、同4%減となり、2ヵ月連続で減少となった。
品種別のコンベヤベルトは1064tで同3%増となり、前月の減少から増加となった。内訳は、内需が同12%増で13ヵ月ぶりの増加、輸出は同13%減となり、2ヵ月連続で減少した。
コンベヤの国内における主な需要先の1月統計を見ると、紙・板紙生産は同1・4%増(日本製紙連合会統計)と前年同月を上回ったほか、粗鋼生産は2ヵ月連続の増加、銑鉄生産も5ヵ月振りの増加
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